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カテゴリ: モンハン小説
主なあらすじ・・・・




前回からの続き・・・・










死渇 の天空より 振り下ろされる白光と 足元より浮かび上がった黒雷



その縦横無尽に走る 幾本もの殺戮の顎は

無限に その本数を増やし 犠牲者の阿鼻叫喚の叫びを渇望する




リヴァイアス の放つ連撃である


いや・・・ 正確には 刀身自体の姿を認識できた訳ではない

剣撃の凄まじさにより 舞い上がった土煙が 微量の粒子となり 残像をより際立たせ


まるで 何本もの刀剣が 死渇を襲うかのような錯覚を起し


観衆の目に映るのは  ブラックミラブレイド と  月光 の刀身が見せる


残像だけが映し出されるのである


二人の卓越した立合いに 観衆達はこぞって狂喜乱舞を見せた

元来  大剣 という武具は その刀身の大きさと重量で対象物を破壊する


それゆえ刀身自体の大きさが 人では扱うことが出来ぬほどの重量に達し 


ただ振り上げて 振り下ろすだけの行為であったとしても 


自らの肉体に多大なる犠牲を要求した





一度 動き出した刀身を制御するに支払う犠牲は計り知れない

背  腰  肩  脚   人としてのあらゆる部位が 


この重量物への供物と捧げられるのである


ひ弱な筋繊維は 容易く断裂を起し


あまつさえ 全身の毛細血管は その強大な負荷に耐え切れず至る所で破裂する

自らが御しきれぬ武具に何の意味があるだろう・・・


なまじのハンターが 大剣を自らの武具として選択しない理由がそこであった


残像さえ霞むほどの剣撃を放ち続ける リヴァイアス とて 


この世の物理法則に従う他はない



音の伝達速度を超えた肉体は  内出血をおこしはじめ 

不気味な色を リヴァイアスの全身に浮かび上がらせている

体躯の至る所で 皮下に耐え切れなくなった血溜りが吹き出し 


全身を紅に染めた時であった!

僅かに落ちる剣速


その隙を見逃す  死渇 ではない


呼気を大量に送り込まれた腹腔は 大きく膨れ上がり 全身を鋼へ変貌させた


「こふぅぅぅっ!!!!」


裂帛の気合と共に 死渇は 自らの体躯を中心として右に高速回転し

正対する リヴァイアス に 刹那ほどの時間ではあったが 背後を見せる形を取る

剣士にとって 敵に背を向けるなど 通常では考えられぬ行為であるゆえ

その ありえぬという常識が 一瞬ではあったがリヴァイアスの虚を作るに至った

「なにっ!!!!!」

死渇 の回転軸は 斜め前方に倒れこみ

それと同時に 完全に死角となった背後から 真一文字に薙ぎ払われた一撃は 


月光 を持つリヴァイアスの四指全てを根元から断絶した

大地という幹に 紅という大輪が鮮やかに実を結ぶ!

「ぐっ・・・・・・・・・」 

「鬼哭示現流 虚無(きょむ)の太刀・・・」

獣の様に低く構える死渇の口から  そう告げられるやいなや


地響きを立たせながら 月光が大地へと ゆっくりと突き刺さったのである

相手側に倒れこむ事と 片腕のみの一撃は 通常では考えられぬ長大な間合いに達し


遠心力にもよって加速された斬撃は 


超人的な反射神経を備える  リヴァイアス でさえ 到底 防ぎきれるはずもなかった・・・

リヴァイアスの顔が僅かに歪む


指先を落とされた苦痛か・・・

自らに刻み込まれた攻撃の屈辱か・・・


その表情からは うかがい知る事は到底出来ない


「勝負はついた・・・


        利き手を落とされては これ以上続ける意味もなかろう・・・」


鞘に 村正 を収める死渇の問いかけは 一片の反論さえ許せぬほどの冷厳さを含んでいる




「く・・・くくくくくっ・・・」


リヴァイアスの高笑いが闘技場に広がった

「く・・くくくく  これは笑いが止まらぬ 


       よほど 鬼哭一族という輩は お人好しが多いと見える・・・」

「なにっ!!!!」


「カハァーーハハ  この腕の事をいっておるのか!!」





「この指か!!!  オイ!   クハハハッ」

リヴァイアス の銀色に染まった竜眼は狂喜に打ち震えているかのようである

「奴等が 我に施したものは死すらも許さぬ体よ・・・    見よ!!!」

それまでドス黒く染まっていた リヴァイアスの体躯は何事もなかったかのように


その色を消失させ  骨まで覗いていた指先からは 


すでに新たな四指が生え揃おうとしていたのである・・・


「なっ・・・・・」

死渇 の顔色が この闘いで初めて変わった


「貴様の剣技  我の生命力  

    どちらが勝つか見物じゃの・・・   ク~カハハハハッ!!」






リヴァイアスの声と重なるように 天空より雷鳴が轟く

それは 生命の理(ことわり)の禁忌に 神が下した鉄槌だったのかもしれない・・・





続く・・・・・・・・・





後記・・・・・





えっと 待っていてくれた皆様



すんません  休載してた言い訳は無しっす(笑)


正直言うと 死渇の技の構想が崩れて立合いが浮かばなくなったからっす・・・


むっつり系の立会いは 本当にムズイ


鬼丸より 数段上の実力でキャラを立たせつつ

もちろん リヴァイアスの超人さも際立たせる

親父の想像力では 二人の動きについていけなかった訳なんすよね (^^;

でも  多くの方から 「連載まだぁ?」とか  「もう三ヶ月小説かかれてないな・・・」とか


「エルりん隊の話が見たい」とか  「日記書かないで小説書いてよ おやじさんw」とか

多くのご要望と お叱り(笑)の声を頂きやした・・・

コメントは少なくなっても  出演していた自身が死んでしまっても


読んでくれてるだなぁ~と実感・・・


今週から また再開させますので 


最後まで付き合ってください 頼りない作者っすけど(笑)


そうそう エルりん隊  生き残らせたのは訳がありやす


まだ ちこっと出番あるので

それとも 「出撃 エルりん艦長!」でも はじめるかwww







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最終更新日  2008年07月01日 09時11分38秒
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