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1950年外国映画興行成績です。
金額は配給収入。
1位「 白雪姫
」 7323万円
2位「黒水仙」 6518万円
3位「ジャンヌ・ダーク」 6502万円
4位「サン・アントニオ」 5983万円
5位「情婦マノン」 5873万円
6位「アラビアン・ナイト」 5497万円
7位「征服されざる人々」 5394万円
8位「海の征服者」 5382万円
9位「ドン・ファンの冒険」 4863万円
10位「カリフォルニア」 4637万円
ウォルト・ディズニー初の長編アニメ映画「白雪姫」(アメリカでは1937年12月)が日本で公開されたのは、戦争があったせいか、昭和25年9月だそうです。
配給収入7323万円。興行収入にすると1億2、3千万円くらい?
入場料金がおそらく100円以下の頃にその成績だからものすごい大ヒットではないでしょうか。
昨日、私がこの映画を見たのは、うちの娘が小学生だったころで、1990年くらいか?と書きましたが、保存してあった古い「特別割引券」が出てきたので、確認すると1985年でした。
7月27日(土)より公開!(8月30日まで)となっている。 金沢市教育委員会後援「夏休みおやこ割引券」。一般1500円の処1000円、小学生1000円の処700円。「白雪姫」と「おしゃれキャット」(1970)の2本立て上映。香林坊にあったグランド劇場地下の「グランド スカラ座」です。
「白雪姫」はグリム童話を原作にしていて、
姫は雪のように白く、唇は血のように赤く、黒檀のような黒髪。
魔鏡を持った継母の嫉妬。
継母は狩人に命じて、森へ連れて行って殺させようとするが、彼は殺せないで逃がす。
七人の小人の家にかくまわれる。
継母は姫を毒のリンゴで殺す。
殺された姫をガラスの棺に入れる。
王子が来て接吻すると、姫が生き返る。
継母は処罰される。
この最後の継母が処罰される場面は映画にはなく、崖から転落死するように変えられていますが、原作では、継母は姫を「紐で絞め殺す」「毒の櫛で殺す」、いずれも小人たちに救われて、三度目の奸計の「毒のリンゴ」となり、継母は真っ赤に焼けた鉄の靴をはかされて死ぬまで踊らされる刑を受けます。
子供向けの絵本などでは最後の継母の処刑はカットされているようだけれど、幼少のころに「白雪姫」を絵本などで親しんだことがない人はいないだろう、日本人にとってもポピュラーな物語です。
ウォルト・ディズニーさんはこの映画に4年の期間と170万ドルの製作費をかけたとかで、初めて映画に音と俳優の声が入ったトーキー映画誕生の1926、7年から、まだ10年しか(製作期間を入れると6年?)経っていない時代に、このような総天然色のアニメ映画が作られたのは、当時の日本の技術力からは考えられないことです。日本にはこのような娯楽映画のために技術を研究開発する余力はなかったのか?
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