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14世紀。なかなか子宝に恵まれなかった国王夫妻に待望のお姫様が誕生する。
姫はオーロラと名付けられ、その祝賀の席で3人の妖精から贈り物を受けます。
1人目の妖精フローラは黄金色の髪とバラの唇をもつ「輝くばかりの美しさ」、2人目のフォーナは「美しい歌声」を。 3人目のメリウェザーが贈り物をしようとしたとき、お祝いの席に招待されなかったことを恨む魔女マレフィセントが現れて、オーロラ姫は「16歳になった時、糸車の針で指を指して死ぬ」という魔法をかけられてしまいます。
3人目の妖精メリウェザーは、その魔法を解くことはできないけれど、「死ぬのではなく眠るだけで、愛する人の接吻で目覚める」という贈り物をする。
王様は国中の糸車を集めて燃やしますが、そのようなことで姫を救えるはずがありません。
妖精たちはオーロラ姫をあずかって、マレフィセントに見つからないよう森の奥の小屋でひそかに育てることに。
農婦を装った3人は、オーロラ姫をローズという名に変えて農民の娘として育てました。そしてローズは妖精たちに見守られて無事に16才の誕生日を迎えることに。
マレフィセントの呪いが消えるその日、何も知らない姫は森の中で一人の若く凛々しい青年に出会って恋に落ちる。妖精たちはローズに、オーロラという王女様であること、父王との約束で今日お城へ返さねばならないこと、隣国のフィリップ王子という婚約者がいる事を話しますが、オーロラ姫の心は恋しい青年のことでいっぱいになっており、悲しみにくれます。
それでも王様との約束どおり、3人の妖精は姫を連れてマレフィセントに見つからないようにお城へ還る。しかし、目を離した隙に姫の存在をかぎつけたマレフィセントが現れ、姫に忍び寄り、塔の上に連れて行って糸車の針をさわらせる。呪いは実現し、オーロラ姫は倒れてしまいます。 メリウェザーの魔法の贈り物により、姫は長い眠りについただけ。3人の妖精は王様やフィリップ王子の父王を始め、お城全体を姫と共に眠らせることにする。
オーロラ姫が森の中で梟やウサギを相手に踊る場面、フィナーレでのフィリップ王子と踊る場面(姫のドレスがピンクになったりブルーになったりする)の、なめらかに動くアニメーションは最高のできばえです。
チャイコフスキーのバレエ音楽「眠れる森の美女」の「ワルツ」をモチーフにした音楽「いつか夢で」が楽しくて美しい。
「白雪姫」や「シンデレラ」「ピノキオ」もそうですが、ミュージカル映画としての要素が最も強いように思えます。音楽の流麗な美しさがこのアニメ映画「眠れる森の美女」の一大特徴でしょうか。
王子が眠る姫に接吻すると目覚める、というのは「白雪姫」と同じですが、こちらのフィリップ王子はオーロラ姫のためにマレフィセントと戦って勝利を勝ち取ります。ドラゴンになって襲いかかるマレフィセントとの、このようなアクション場面は「白雪姫」や「シンデレラ」にはないものです。 この映画を娘と映画館に見に行った時、アクション場面にワクワクしてしまった。
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