読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2007.05.05
XML
カテゴリ: エッセイ


だって、私と真理子さんは同年代なんです。
あの頃の私たちって、なんて純情で無垢で素直だったんだろう。
自分で言ってりゃ世話ないよね。だけど、この本を読んだらそう思いますよ。
こんな高校生、いっぱいいたなあっていちいち思い出します。

若さがみなぎるってことは、汗臭く青臭く、とってもカッコワルイことだった。
今の高校生や大学生ってどうなんだろう。
みんなオシャレでかっこよくて、(とりあえず外見だけは)洗練されて大人っぽく見えます。

中学時代の真理子さんはいじめられていたことや、その後の彼女はとてもだらしない性格だったって、何度も出てきます。
だらしなさは、今も変わっていないって。
その一端が具体的に書かれていたけれど、名をなした人気作家、しかも家庭を持ち母親業もやっている彼女がそこまで書いていいの?自分を飾ることなくそこまで暴露する勇気。
作家って厳しいものだなあと、勝手に感じ入ってしまった。
普通の人だったらきっと、自分を無意識のうちに美化してしまうでしょうね。





余談ながら、この本には真理子さんが小学生の頃からの詩や作文がいくつか載っています。
さすがに、うまい!の一言です。
また、古いものがよく今まで残してあったなあとびっくりです。
うちには何も残っていないけど、世の中のどこかに、私のマズイ作文の載った文集を持っている人がいるかもしれない。
私が有名人になって古い文集を探される前に、さっさと焼き捨ててほしいです。
って、そんなことありえないか・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.05 07:26:40
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: