読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2009.03.05
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カテゴリ: 雑感
今日は、本とは無関係なお話です。

夫に話しても笑われただけだし、友達に話すのも、なんか恥ずかしい。
だから、こっそり書きます。
ぱぐらの臆病を笑わないで。


ぱぐらは、もともと超現実派で、夢見ることもあまりしないし、
心霊だの、幽霊だの、そういうものともまったく無縁に生きてきました。
ただ、なぜか家族(実家の両親や妹)は、その能力がちょっとあるらしくて、
昔からその手の話を、よくしていました。

爆睡していたのは私一人だけ、という状況がよくありました。
そんな話を聞いても、別に怖くもなんともなかったし。


昨日、街にでかけた私は、コーヒーショップで軽い昼食をとりました。
いつものように、食べた後もしばし読書を楽しんで、それからトイレに行きました。
そのビルは、内装工事中で、テナントは全て白い幕でおおわれていて閉店中。
コーヒーショップだけが開店しています。
だから、ビルの中はほとんど誰も歩いていません。
トイレに行くためには、階段を少し上がらなくてはなりません。
そのビルはたいへん古い建物で、あまり利用されていない階段は、
薄暗くて、汚れて、古びて傷んでいます。
その階段の通路の奥に、男性用。さらに奥の突き当たりに女性用があります。

のぞいたわけではないけれど、男性用にも人はいないようでした。


個室に入ったとたん、なにやら不快なものがぞ~っと下半身を伝ったような気がして、全身鳥肌がたちました。
何だろう。私、具合が悪いの?病気?
と思ったとたん、思いがけないくらい近くから、小さな子どもの笑い声が。
小さな子どもをコチョコチョ~ってすると、うれしそうにきゃっきゃって笑うでしょ。

それに答えて、母親らしい声が何か話しかけている。
内容までは聞き取れないけど、それを聞いて子どもはさらにうれしそうに笑います。


何度も言いますが、ビルは改装中で、お客さんの姿はほとんどありません。
階段にもトイレにも人影なし。
トイレは通路の奥だし、壁を隔てて売り場があるわけでもない。
声は至近距離から聞こえている。


いやだ。このまま出よう。
と思ったとき、ハイヒールを響かせて人が入ってきて、個室を乱暴に閉める音がしました。
誰かが来たんだな。と思って、私もちょっと勇気が出て、用をたしました。
(こんな尾篭な話になってしまって、すみません)
用をたしている間も、声はずうっと聞こえていました。
その後は、後も振り向かずに走って外に出ました。


夫が言うように、ほんとに親子連れがいたんでしょう。
人ごみから逃れて、誰もいないビルで休憩していたんでしょう。
たまたま見えなかっただけなんでしょう。
・・・・でも、あの声はほんとに、すぐ近くから聞こえてた。
今になって考えてみたら、すぐ近くというより、耳元で聞こえてた。


これが昨日あったことです。
あのとき、後からトイレに入ってきた人に「何か聞こえませんでしたか?」って聞けばよかったなあ。
でも、いきなり知らないおばさんにそんなこと聞かれたら、その方が不気味ですよね。





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Last updated  2009.03.05 09:27:09
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