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楽園の泉 宇宙エレベータ(軌道エレベータ)が舞台装置として登場するSFの古典だ。宇宙エレベータの物理学はもちろんのこと、20 世紀末になって発見され、宇宙エレベータの素材に最も適していると言われるカーボンナノチューブをも予言している。一方で、地球外知的生命体が送り込んだ人工知能を搭載した無人探査機「スターグライダー」が宗教を論破する下りが面白い。アーサー・ C ・クラークならではのウィットに富んだ SF は、発刊から 30 年を経た後でも楽しく読むことができる。■メーカーサイト⇒アーサー・チャールズ・クラーク/山高昭/早川書房/2006年1月 楽園の泉■販売店は こちら
2009.02.28
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メモ欄付きクリップ「メモクリップ」 本やノートの気になるところに付箋代わりにクリップし、メモを書き込んでおける。メモクリップはメモとクリップが 1 つになった製品で、書籍やノートの気になるところに付せん代わりにはさめるようになっている。見出し代わりに雑誌などのページを複数枚まとめてとじることも可能だ。1 つでコピー用紙10 枚程度をとじられる。本体は、天然素材のセルロースを原料とした紙の一種であるバルカナイズドファイバーに、上質紙を貼り合わせた。鉛筆やシャープペンで書き込め、消しゴムで消せるのも特徴だ。本体カラーはイエロー。■メーカーサイト⇒ナカバヤシ メモ欄付きクリップ「メモクリップ」■価格比較・購入は こちら
2009.02.26
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極細ボールペン「フリクションポイント04」 摩擦熱によって書いた線を消せるボールペン。フリクションシリーズは、書いた線をペンの反対側に付いている専用ラバーでこすることで、摩擦熱によって線を消せるペン。これまでに、蛍光マーカーの「フリクションライン」、ボールペンタイプの「フリクションボール」、24色のカラーボールペン「フリクションいろえんぴつ」などを発売している。新発売の「フリクションポイント 04」は、ボール径が 0.4 ミリの極細ボールペンだ。インク色はブラック/レッド/ブルーなどベーシックな 8色に、極細ボールペン「ハイテック C」で人気が高いという 7色(チェリーピンク/ベビーピンク/アプリコットオレンジ/アップルグリーン/クリアブルー/ブルーブラック/ブラウン)を加えた全 15色を用意する。サイズは 139×11.4 ミリ(長さ×軸径)。■メーカーサイト⇒パイロット 極細ボールペン「フリクションポイント04」■価格比較・購入は こちら
2009.02.22
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太田雄貴 騎士道 こうした「心」をもったアスリートを会社で抱えることは、他の大多数の一般社員に良い影響を与えるに違いない。2008 年の北京五輪で、フェンシングで日本人初の銀メダルに輝いた著者の自伝。小学校 3 年生からフェンシングを始め、小・中ともに全国大会制覇。高校時代には史上初のインターハイ 3連覇を達成。高校 2 年の時に出場した全日本選手権では史上最年少優勝を記録した。国内では向かうところ敵無しだった著者が、世界の高い壁の前に挫折しかけ、所属先もなく「ニート剣士」として北京五輪を闘ったときの苦しさ、そして、森永製菓に入社が決まったときに涙の記者会見を行った結末まで、自身の心のうちを余すところ無く語っている。アスリートは大変だ。五輪に向けて、それまで嫌っていたコーチにレッスンを付けてもらうため、犬のように付き従い、「何でもやる。そのかわりに勝たせてくれ!」(154 ページ)と心の中で叫んでいたという。でも、そこから生まれる人間関係が、また素晴らしい。大学時代の先輩から「お前がやっているのは日本のいいところを吸収した日本のフェンシングの集大成だ」(71 ページ)と言われたというが、その言葉が本書の最後に再び登場する。フェンシングは個人技であって個人技でない、奥が深い世界なのだろう。こうした「心」をもったアスリートを会社で抱えることは、他の大多数の一般社員に良い影響を与えるに違いない。だが、昨今の不景気の中、つぎつぎと企業運動部が廃部になっていくのは、企業にとってさらにマイナスになるような気がしてならない。■メーカーサイト⇒太田雄貴/小学館/2008年12月 太田雄貴 騎士道■販売店は こちら
2009.02.20
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知事の世界 本書を読むと、知事になるまでに相当の準備を積んでいたことがよく分かる。この人はインテリである。お笑い芸人「そのまんま東」から宮崎県知事「東国原英夫」に変身を遂げた著者――芸人時代に抱えていたトラブルから、失礼ながら短命に終わるのではないかと見ていた。しかし、2007 年 1 月の当選から 3 年が過ぎた。このまま任期を満了しそうな勢いである。最初の 1 年間はメディアへの露出も少なくなっていたが、最近は、以前にも増してテレビに出演している。しゃべり方も芸人時代のまんまだが、内容はまったく違う。芸人から政治家へ――人間、そんなに急に変わることはできない。が、本書を読むと、知事になるまでに相当の準備を積んでいたことがよく分かる。この人はインテリである。また、著者も書いているように、「しがらみがない」のが良かったのかもしれない。85 ページあたりには知事の給料とタレント収入の内訳がオープンに書かれている。これも良いことだと思う。それにしても、50 歳にして毎月 100 キロ以上を走り込んでいるというのは恐れ入る。政治家と芸能人は身体が資本であるということを思い知らされる。■メーカーサイト⇒東国原英夫/幻冬舎/2008年5月 知事の世界■販売店は こちら
2009.02.19
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失敗の本質 成果主義なのにプロセスを評価するのは矛盾する。ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦などを取り上げ、日本軍がどこでどう失敗したのかを解き明かした名著である。たとえば、ミッドウェー作戦における日本軍の問題点として、「攻撃力偏重の戦略・用兵思想」「防禦の重要性の認識の欠如」「ダメージ・コントロールの不備」をあげている。また、真珠湾攻撃において、航空部隊によって米軍の艦船を叩きつぶしておきながら、その後の海戦では、今度は米軍の航空部隊によって自身の艦船を失うという不思議な結果になっている。本書に紹介されている局地戦では、戦術が誤っていなければ日本が勝利していた可能性があったと思われる。後半では、日本軍の問題点を論じる。印象的なのは、「日本軍は結果よりもプロセスを評価した」(236 ページ)という下りである。つまり、「個々の戦闘においても、戦闘結果よりはリーダーの意図とか、やる気が評価された」というのだ。これは、現代社会にも通じるところがある。会社で成果主義が導入され、社員の成果を数値化しようという努力がなされている。学生の試験の点数も同じである。ところが、いざ評価となると、「結果よりもプロセスを評価」しようとするのである。これは明らかに矛盾している。成果主義にするなら結果のみに着目すれば良く、プロセスも評価したいなら成果主義は修正すべきである。にもかかわらず、評価基準が曖昧なまま社会は流れていく――日本が先進国に追いつこうと国民が一丸となって走っている時代なら、臨機応変の対応を取ることができ、良い方向に作用したであろう。しかし、先進国の仲間入りをし、自らが方針を決めなければならなくなった時、このような曖昧な状態では国民が混乱する。■メーカー/販売元 戸部良一/中央公論新社/1984年5月■販売店は こちら
2009.02.18
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イエスはなぜわがままなのか とても読みやすい内容なのだが、それでも私にとっては根本的な疑問は残るのである。若い頃にキリスト教の洗礼を受け、現在はフェリス女学院の学院長を務める著者が、聖書に登場するイエスの理不尽な行動や暴力、わがままといったエピソードについて語る。とても読みやすい内容なのだが、それでも私にとっては根本的な疑問は残る――にもかかわらず、なぜ、あなたは神を信じるのですか?――おそらく、これが自分と信仰者を隔てる暗くて深く溝なのだろう。「人間にはけっして神の意志がわからない」(97 ページ)と述べられているが、一方、私は、人間はその気になれば何でもできる、と、かなり傲慢である。もちろん、迷ったり悩んだりするわけだが、そのときに「信じて」いるのは自分自身しかないと考えている。ある意味、自分自身が神だと思っているのかもしれない。だから、他人の中にも同じくらい素晴らしい神様が宿っているのだと思う。神様は八百万どころではなく、少なくとも世界の人口と同じくらいはいると思う。■メーカーサイト⇒岡野昌雄/アスキー・メディアワークス/2008年6月 イエスはなぜわがままなのか■販売店は こちら
2009.02.16
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ナカトジ~ル(MC-140) まとまった資料の整理に便利――手持ちのホチキスで中綴じ製本を行うことができる。既存のホッチキスとの組み合わせて使うことで、中綴じ製本を簡単に行うことができる。多機能定規だ。実際の手順は「3 分 LifeHacking:既存のホッチキスで OK 中綴じ製本を簡単に行う“定規”」をご覧頂きたい。厚みは最大でコピー用紙10 枚程度まで対応。40~50 ページの中綴じ冊子を自作できる計算になる。■メーカー/販売元 マックス■価格比較は こちら
2009.02.13
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パーソナルサウンドトラックTシャツ これでカラオケ流しながら歌ったら、目立つこと請け合い!T シャツにスピーカーが付いており、着ながらBGMを楽しめる。プリセットの音楽 10 曲、効果音10種類のほか、SD カードに入れた MP3 ファイルを再生してくれる。また、他の音楽プレイヤーを接続することもできる。■メーカーサイト⇒ストラップヤ パーソナルサウンドトラックTシャツ■価格比較は こちら
2009.02.12
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花粉防止スプレー「アレルシャット」 外出する前にスプレーするだけで、衣服への花粉の付着を防ぐ。外出前の服にスプレーするだけで、花粉の付着を防ぎ、家の中に花粉を持ち込ませないようにする花粉防止スプレーだ。ふとんやシーツにも使える。■メーカーサイト⇒フマキラー 花粉防止スプレー「アレルシャット」■価格比較は こちら
2009.02.09
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顧客創造 実践講座 マーケティング本を読んで狐につままれた思いをされたことがある方にお勧め。ハードウェア技術者が書いたマーケティング本だけあって、ゼロックスのパロアルト研究所の失敗とインテルの成功を事例にしたり、SWOT 分析の問題点がどこになるのかなど、きわめて論理的な解説本である。■メーカーサイト⇒宮永博史/ファーストプレス/2008年11月 顧客創造 実践講座■販売店は こちら
2009.02.08
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なぜ僕は理科を好きになったのだろう ウルトラマンやゴジラを純粋に科学的に分析した「空想科学読本」シリーズの原作者による自伝的エッセイ――科学に対する熱い想いが語られている。著者の「理科雄」という名前はペンネームではない、紛れもない本名である。親が子どもに期待したことがよく分かる。ソ連が世界初の有人宇宙飛行に成功した年に、著者は生まれた。私より少しだけお兄さんであるが、科学全盛の時代に生まれたことは変わりない。ウルトラマンやマジンガーZで育ち、理科を勉強するようになった頃に UFO ・超能力ブームがあった。海外の SF 小説を原語で観たり読んだりできる頃にはスターウォーズやスタートレックが封切られた。思えば幸せな時代を過ごしてきたものである。いまでも科学は万能だと信じているし、空想科学することは楽しい。私は、ヒトの成り立ちを知りたくて、宇宙人を捕まえて比較解剖をしたいがために大学に入った――これは冗談などではない。比較実験を行い、再現性・普遍性を見いだすことが科学の使命だと、いまでも信じている。だから、地球上の生き物しか扱っていない生物学・医学は科学として不十分なのである。しかし、私も著者と同じで、大学を中退してしまう。著者のように経営者にはならなかった。それは、私がやっていることが「お金を貰って、自分の理想を追求する」(154 ページ)だということに、著者より早く気づいていたからに過ぎない。しかし、もし本物の宇宙人の死体が見つかったら、もはや研究活動に参加はできないだろうが、せめてその場に立ち会いたいと思っている。■メーカーサイト⇒柳田理科雄/集英社インターナショナル/集英社/2006年10月 なぜ僕は理科を好きになったのだろう■販売店は こちら
2009.02.06
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プロバビリティ・サン 確率子という新しい概念を登場させたSF「プロバビリティ3部作」の第2部。超ひも理論、カラビ=ヤウ図形、フロップ転移といった、数学や物理が好きな方をワクワクさせるキーワードがちりばめられている。地球で謎の人工物の報告書を目にしたカウフマン少佐は、異星人の惑星「世界(ワールド)」の山中に埋まっている「人工物」こそ、地球人類を殲滅しようとする敵エイリアン「フォーラー」を撃破する鍵になると確信した。確率子の研究をしている太陽系随一の物理学者カベロを調査チームに加え、「世界(ワールド)」へ向かい、「人工物」を掘り出す。一方、調査チームは「フォーラー」の生け捕り、コミュニケーションを図ることに成功した――本書は、プロバビリティ 3部作の第2部にあたる。。冒頭の謝辞にあるように、カペロの理論はブライアン・グリーンの『エレガントな宇宙』(草思社、2001 年)に着想を得ており、超ひも理論、カラビ=ヤウ図形、フロップ転移といった、数学や物理が好きな方をワクワクさせるキーワードがちりばめられている。本書の時代設定は 2160 年代。重力子は 2052 年に発見されており、カペロは未知の粒子「確率子」を追い求めている最中だ。量子の確率的な振る舞いは、この確率子が支配しているという。量子力学によって自由な発想が封じられていた間のある昨今の SF だが、この着想は素晴らしい。次の第3部の展開に期待したい。■メーカーサイト⇒ナンシー・クレス/金子司/早川書房/2008年12月 プロバビリティ・サン■販売店は こちら
2009.02.05
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ネットいじめ 「ネットいじめ」は大人が作りだした幻想に過ぎないのではないか――批評家でブロガーの著者による「ネットいじめ」に対して厳しく批評する。「ウェブ炎上」「12 歳からのインターネット」の著者でもある、批評家でブロガーの著者による「ネットいじめ」に対する評論書である。私も「中高生の携帯サイト事情、学校裏サイト、ネットいじめ」で、プロフによる個人情報漏洩からネットいじめに至る問題を記しているが、昨今の携帯電話の使用禁止の動きには疑問を感じる。著者が「あたかもネットいじめが情報技術によって生み出されたまったく新しい問題であるかのように語る」(4 ページ)と指摘するように、IT 技術に対するフランケンシュタイン・コンプレックスではないかと感じる。私は、かれこれ四半世紀にわたってネットの住人であり続けているのだが、たしかに、嫌なことは少なからずあった。しかし、それよりも多くの収穫をあげている。だから、早いうちから子どもがネットをすることを許している。著者が「多くの『ネットから距離をとる発言』をしている者は、自身もそれほどヘビーユーザーではないため、実態を理解していない的を外れた発言をしていることがほんとうに多い」(121 ページ)と指摘するように、私の目から見ても的外れな指摘が多い。こうした指摘が本当なら、まず私自身が「ネットから距離をとる」べきである。しかし、日常生活を送っていて、とくに仕事をしている中で、「ネットから距離をとる」ように指導を受けたことは一度もない。リスクをとることで結果を得るのは、ビジネスも教育も一緒だと思う。火や刃物はリスクだが、これを使いこなせないようではヒトとして生きていけない。ネットも PC も携帯も、こうした道具と一緒である。これからのヒトは、こうした IT 機器を使いこそなせなければ生きていけないのである。ならば、こうした機器を取り上げるのではなく、どうやってリスクと付き合っていくのかを学ばせなければならない。ただし、著者が「スクールカーストで最下層に陥らずに生き延びていくためには、自分に適したキャラを獲得するのが手っ取り早い手段」(167 ページ)と指摘するのは、ネットとは別問題である。もし、親の前で、先生の前で、友達の前で“キャラを演じている”のだとすれば、これは改めさせなければならない。ヒトは、リアルな世界であってもバーチャルな世界であっても、自分自身をさらけ出して生きることができなければならないと思うからだ。■メーカーサイト⇒荻上チキ/PHP研究所/2008年7月 ネットいじめ■販売店は こちら
2009.02.04
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貧乏人は医者にかかるな! このままでいくと医療保険制度は破綻し、「貧乏人は医者にかかるな」という状況になりかねない――。わが国の医師数は絶対的に足りない。このままでいくと医療保険制度は破綻し、「貧乏人は医者にかかるな」という状況になりかねない――これが本書の主旨である。前半では、厚生労働省が定める病院の人員配置標準に基づき、現在の医師数が不足していることを論理的に証明している。また、国がいうほど医療費が増えることがないということも計算で証明する。本書を読むと医療崩壊問題の本質が分かる。では、どうしたらいいか――残念ながら、本書は明確な解決策を示していない。それが本書の役目でないことは理解できるが、世の中の風潮として、原因だけ明らかにして対策を先送りにしていないだろうか。政治家や物書きは頭がいいので、原因分析には長けている。しかし、問題解決能力は全く別のスキルだと感じるのであった。■メーカーサイト⇒永田宏/集英社/2007年10月 貧乏人は医者にかかるな!■販売店は こちら
2009.02.03
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グーグル 既存のビジネスを破壊する 著者は、Googleのビジネスモデルを「人からどれだけ注目(アテンション)されるか」に着目したものだと評する。『ヒルズな人たち』『検索エンジン戦争』の著者は、Google のビジネスモデルを「人からどれだけ注目(アテンション)されるか」(197 ページ)に着目したものだと評する。Google 検索の肝である被リンク数が、まさにアテンションである。そして、Google アドセンスを登場させたことにより、アテンションが貨幣価値を持つようになったのである。著者は、「アテンションがすべてを支配するアテンションエコノミーの世界では、『囲い込み』という戦略はあり得ない」(200 ページ)と指摘する。そして、「人々がお互いのアテンションに基づいてさまざまなコンテンツや情報を流通させる際に、その流通を『仲介』することが、最高の戦略」であると述べ、これが Google ビジネスモデルの根幹なのである。著者は最後に、いささか修辞的ではあるが、「グーグルこそが『神の遍在』」(242 ページ)と締めくくる。私も著者と同じで、Google が米国政府の手先にならないことを願うばかりである。これは、あらゆるメディアにつきまとう問題なのだが、現在のマスメディアと違って、Google の影響力はリアルタイムにワールドワイドに及ぶだけに、権力者に屈した場合の影響は計り知れない。■メーカーサイト⇒佐々木俊尚/文藝春秋/2006年4月 グーグル 既存のビジネスを破壊する■販売店は こちら
2009.02.02
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映画「ザ・ムーン」オリジナル・サウンド・トラック 国際天文年の今年、このCDを聴きながらのんびりと夜空を眺めてみてはいかが。NASA の豊富な実写資料映像でも話題の映画「ザ・ムーン」(配給:アスミック・エース)のサウンドトラック「The Moon」が、ヒーリングレーベルの Della より発売された。ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向けた 1609 年から 400 年、アポロ 11 号による月面着陸から 40 年――今年は世界天文年。殺伐とした現代、この音楽を聴きながら夜空を見上げ、月と宇宙を感じ、人間としての心を感じてほしい――そんなメッセージが込められている。■メーカーサイト⇒Della 映画「ザ・ムーン」オリジナル・サウンド・トラック■価格比較は こちら
2009.02.01
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