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2006/10/14
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日経のコラムに、「楽天はTBSの"安定株主"か」という論説が載っていました( こちら

なかなか進展が見えない、楽天-TBSの業務提携交渉ですが、私は、困難な点を抱えたままでも粘り強く継続すべきだと思うので、楽天には、当面は、TBSの安定株主としてTBSの経営に意見していって欲しいと思います。
インターネットでは、個別のものを詳細に調べるのには向いていても、一挙に何百万世帯を相手にする電波媒体のような多重同報性を期待することはできません。
TBS側で仮にインターネットに魅力がなくても、楽天側が電波媒体と提携することには大きな意味があります。
ソフトバンクのように、すべての電波媒体と等距離で連携していくという方向も考えられますが、ソフトバンクがそうなら楽天はソフトバンクとは違った行き方をするべきだと思います。

この日経のコラムは、TBS問題が障害となって楽天株価が暴落しているかのように書いていますが、ヤフー掲示板をここ数ヶ月眺めてきている感じでは、TBS株の含み損が楽天株暴落の原因ではなく、米国の金融会社が売国投資家を煽り立てて悪宣伝を繰り返し、それに週刊新潮や東スポなどの三流媒体が便乗したというように、私には見えます。
もともと火の気のないところに火をつけて、火のないところに煙は立たない、と、言い張って、力づくで株価を押し下げてカラ売りなどで利益を上げているのかも知れません。
従って、この論説が言うように、楽天がここで短気を起こして、TBS株を手放して損失を確定させてしまったり、TOBなどに出て問題を複雑化させてしまっては、三流媒体を喜ばせるだけです。


営業能力欠如の私が考えても、楽天TBS提携について、なかなか良いアイデアが浮かびませんが、いっそのこと、TBSで、楽天提供による「TBS楽天業務提携アイデア募集」自体をテーマとするバラエティー番組などやってみたらどうか、とか、思ってしまいます。
真剣に考えるまじめなアイデアから、卒倒するような珍アイデアまで、視聴者に提案させて、コメンテーターが批判し合うとか、三木谷さんがじきじきに出てきて、鐘をキンコンカンコン鳴らせば合格採用で百万円もらえるとかね。
ついでに、ヤフー掲示板のトンデモ書き込みへのコメントもしてもらえるといいかも知れません。

楽天がようやく営業ベースに乗せるのに成功した「電子商取引」は必ず世界の主流になると、私は信じています。
イトーヨカドーやジャスコのような食料品・日用品を扱うスーパーでも、楽天が切り込んでいける部分があるはずです。
大規模店を新設することが困難になり、かと言って街中で大きな駐車場を確保することも難しいということになれば、顧客がスーパーにまで来なくても、自宅で商品陳列ケースを映す映像を眺めて、このトマト、この大根とクリックしたそのトマトや大根を顧客の家まで配送する方が効率的です。
どうしても手にとって確かめなければいやだという消費者だけがスーパーにまで足を運べばよいのです。
クロネコヤマトやペリカン便などと組めば、食料品・日用品の電子商取引も楽天なら必ず実現できると思います。
楽天トラベル提供の番組で、観光地の映像とともに産地の映像もテレビで流し、「この大根はとうちゃんが丹誠込めて作った大根だよ」と語れば、保守的な消費者にも浸透していくと思いますけどね。

私は、楽天は正しい道を歩いていると思います。
ボロボロになってしまった楽天株価が元に戻ることは当面無いと思いますが、楽天には、焦らず気長に、電子商取引の普及を目指して頑張って頂きたいと思います。



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最終更新日  2006/10/14 09:04:11 AM


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