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2007/06/23
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テーマ: ニュース(95835)
カテゴリ: 時事的話題
沖縄では、沖縄戦の戦没者追悼式が行われ、中学生が、自分が今あるのは祖父が生き延びたからだ、という詩を朗読したそうです。
昨日の日記 にも書きましたが、住民の「集団自決」を日本軍が強要したという記述を教科書が削除してしまったことに対して、沖縄からは激しい反発の声が上がっています。
昨日の日記に対するコメントの中に、「戦後遺族補償を受けるために、命令があったと嘘をついた」と言っている島民がいる、と書かれていますが、中にはそういう不謹慎な人もいたかも知れません。
しかし、だからと言って、沖縄で集団自決があったと言っている人全てがそうだ、などとどうして言えるのでしょうか?
沖縄で集団自決の中を生き延びた人全員を調査したのでしょうか、沖縄に出征した兵士全員の言動を調査したのでしょうか?
そうした調査が行い得ない以上、「日本軍が集団自決を強要した」ことを否定することなどできようはずがありません。
毎日新聞が、日本軍による集団自決の強要があったとする生存者の声を載せていますが、あった、と言っている人が多数いる以上、「日本軍による集団自決の強要」はあったのです( こちら を参照)。

社会保険庁の宙に浮いた年金保険料支払い記録5000万件が大騒動になっていますが、中には、年金保険料を支払ってもいないのに、年金をもらいたいと言ってくる人が出てくると思いますが、だからと言って、宙に浮いた年金記録の問題がなくなるわけではありません。

6月18日の衆議院沖縄北方委員会での、民主党川内博史議員の質問により、沖縄戦の歴史の教科書記述が歪められてしまったのは、扶桑社の歴史教科書を書いたグループの仲間が教科書調査官に入り込んだためだということが判明しました。

朝日新聞によると、安倍首相は、「審議会で学術的観点から検討している」と言っているそうですが、いかにも、証拠もないのに勝手なことを言うな、と言いたげです。
証拠なんて出せるはずがありません、自決した人は死んでしまっているんです、軍からの命令や強要があったかどうか、死んでしまった人の口からどうやって聞き出すのでしょうか?
「学術的」という言葉が出てくること自体に、安倍首相に沖縄への同情もなければ、科学的な視点もないということを証明しているのです。




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最終更新日  2007/06/23 03:35:01 PM
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