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「いた!」密林の奥を探索している時、突然それは現れた。ランボスの群れの中に、一際大きなランボスがいるのだ。頭には真っ赤なとさかをつけて、青い色が鮮やかな二足歩行をするトカゲのような生物だ。「ギャオ~~」私の方に向かって威嚇の声を上げる。その生物こそ、私達が狩ろうと探していたランボスの親玉、「ドスランボス」だ。私は、仲間に連絡をしようとしたが、なかなか声が出ない。この世界では、狩りの最中に話をするのは非常に困難なのだ。もし、ちょっとタイミングを失敗すると、モンスターの餌食になってしまうからだ。そこで私は、手元に持っていた「ペイント玉」をドスランボスに投げつけた。このアイテムは、モンスターがどこにいるか、各自が持っている探索機に知らせることができるのだ。この合図は、一瞬にして狩りの仲間に伝わる。仲間がそのうち集まってくるだろう。それまでに、なんとか一人で1匹のドスランボスと、取り巻きの4匹ぐらいいるランボスを相手にしなければならない。「ザク!・・・・」「ウッ」少し気を抜くだけで、モンスターから攻撃を受けてしまう。私は仕方なく、仲間が来るまでモンスターに攻撃を与えるのを諦め、逃げることに徹した。しばらくすると、他の3人の狩り仲間が集まってきた。これからが本番だ。「いけ~~~」「ザシュ。ザシュ」片手剣の私は、攻撃を加えては、盾で防ぎ、危ない時には、回避行動をとることを心がけた。仲間は、大刀と、弓、そしてハンマーだ。私とは武器の勝手が違う。大刀は攻撃にかかるタイミングが遅いが、当れば大きなダメージを与えられる。弓は、遠距離からの攻撃だ。そしてハンマーは、大刀よりさらに遅い攻撃だが、モンスターの頭に当れば、モンスターを気絶させることができるのだ。「ザシュ」「ザク!」「ヒューン」「ドン」4人が4人とも各自の武器を思い存分ドスランボスにぶつける。数分後・・・ドスランボスが私達の前から逃げていった。「あと少しだ」モンスターは弱ってくると、逃げたり、足を引きずったりするようになるのだ。そして、となりの場所に行った私達は、またもやドスランボスを攻撃し続けた。「ジャジャ~~ン」ファンファーレがなると共に、ギルドから「目的を達成しました」と探索機に案内が届いた。そう、ようやく私達は、始めての獲物「ドスランボス」を倒したのだ。「おつかれさま~」私は、仲間をねぎらった。「おつ~」「おつかれさまでした~」「おつかれ~」みんなも互いに健闘を称えねぎらう。その後は、楽しみの「剥ぎタイム」だ。倒したモンスターから、皮や骨、ウロコやキバなどをはぐのだ。これがどこの部分が剥げるのかわからないから、ドキドキだ。物によっては、めったに出ないモノもあるからだ。剥ぎが終わると、もうこの場所にいる必要はない。私達は、もといたドンドルマの街に戻っていった。 あとはギルドから報酬をもらうだけだ。そうして、私の始めてのボス討伐は誰一人死者を出すことなく、無事に終了した。
2007/05/15
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いくつかの依頼をこなすうちに、私もハンターらしくなってきた。密林できのこを採集するだけではなく、ランボスなどの討伐を引き受けてきた。お金も少し溜まってきたので、武器屋で次の装備を見に行く。しかし、まだまだ足らない。やはり、チマチマ狩りをしているだけでは、限界があるようだ。大きなモンスターを討伐したり、捕獲してからこそ、貴重な素材が手に入るし、多くのお金も貰える。そこで、私はランボスの親玉「ドスランボス」の討伐に出掛けることにした。最初は、一人で挑んでみたが、やはり親玉は、そうそう簡単にはくたばらない。私の技術が未熟であるのに加えて、装備も貧弱だからだ。一人で無理なら・・・ということで、私は仲間を募ることにした。ギルドのお手伝いから、ドスランボス討伐の依頼をうけ、近くの掲示板に「仲間募集」の張り紙を張る。これで、しばらく待っていると、その募集要項をみたほかのハンターたちが、討伐参加に申込んでくるという寸法だ。しばらく待つが、なかなかこない。そこで、私は、大声で叫んでみることにした「ドスランボス@3」するとどうだろう、全然こなかった狩りのメンバーが続々集まってくるではないか。あっというまに、定員の4名に達し、狩りに出掛けることができるようになった。ここで私は一つ大事なことを思い出した。ダメージを受けた時の回復する手段を得てなかったのだ。出発直前のあわただしい時間だったが、すぐに道具屋に走り、回復薬を買い込んだ。これで、準備は万端。さっそく、密林のハンティング拠点に向かう。そこでギルドからの支給品を受け取り、いざドスガレオス探索へ。「千里眼」という薬を使えば、すぐにどこにいるかつかめるのだが、駆け出しのハンターである私には、とても手がでる金額ではない。メンバーも誰一人持ってない。そのため、自分たちの足で探すしかないのだ。各自が、各々の方向に向かって走り去っていった。(後編につづく)
2007/05/14
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大衆酒場に戻った私は、装備を点検し、いざ依頼を達成するために、街の外に出た。そこは、「密林」。木々がうっそうと茂り、ところどころ水溜りがある。周りをみると、キノコや薬草も生えている。拠点では、モンスターは出ない。ここで一呼吸おくこともできるし、ベットもある。ベットでは、傷ついた身体を癒したり、毒などの状態異常も回復することができるのだ。私は、目の前の「支給ボックス」という青い箱から、この依頼達成のために必要とされるギルドからの支給品を受け取った。今回の依頼は、モンスターを倒すことではない。キノコが生えているところを探し、そこで「特産きのこ」を採集するのだ。私は、細心の注意を払いながら、拠点をでた。ここからは、人間の世界ではない。モンスターの闊歩する世界なのだ。と、突然、目の前に大きな生き物がいる。尻尾にトゲのついた茶色の生き物だ。体格は私の2倍以上はあるだろう。しかし、良く見ると、その生き物は、草を食べていて、近くを通っても襲ってくる気配はない。草食のモンスターは、比較的穏やかなようだ。私は、狩りの感覚を試すためにも、まず、そのモンスターに切りかかった。「ぎゃぁぁぁ~~お」片手剣は、攻撃力がないので、何度も何度もきりつける。モンスターは、大きな悲鳴を上げて崩れ落ちた。さて、ここからハンターの醍醐味。剥ぎ取りだ。この世界では、モンスターを倒すだけでは、何も得られない。モンスターから肉や皮を剥ぎ取らなければならない。それを素材にして、さらに強い武器や防具を作ったり、調合して薬やアイテムを作ったり、換金してお金を得たりするのだ。「ザク、ザク、ザク・・・」ナイフを出して、モンスターから肉を剥ぎ取る。手に入れたのは、「生肉」だ。これが、この世界にきて、私が始めて手に入れたものなのだ。何匹か倒し、周りに草食動物がいなくなった。私の手元には10個の生肉が手に入った。ふと、草の合間に目を留めると、そこにはキノコが群生している。そこで、私は採集することした。1個目。アオダケ、2個目、アオダケ・・・そして、3個目にようやく目的の品「特産きのこ」が手に入った。が、、、ここでは、それ以上何も取ることが出来なかった。あと、5個。私は、他の区画に移動する事にした。次のエリアでは、2足歩行のトカゲのような生き物がいた。「ギャオ~」と、私と目が合ったと思ったら、私の方にキバを向いて襲い掛かってきた。「ヤバイ!」私は咄嗟に剣を抜くが間に合わない。「グぁぁぁぁぁ」すんでんのところでよけたが、左手を少しモンスターの爪に切り裂かれた。これだけのキズは、なんとも無い。私は、振り向きざまにモンスターを切りつける。「グサァ」鋭利な刃物がモンスターを切り裂く。しかし、攻撃力が弱い。モンスターは何事も無かったように、私に襲い掛かってくる。「ヤァ!」私は、無我夢中で剣を振る。本来ならよけながら上手く立ち回るのがいいのだろうが、まだ身体が慣れてない。その為、ただがむしゃらに剣を振るだけだ。気がついたときには、傷ついた私と、動かなくなったトカゲのモンスターが横たわっている。私は早速剥ぎ取りを行った。「ザク・ザク」「ランボスの皮を手に入れた!」そう、このモンスターはランボスという名前なのだ。肉食では、一番弱い生物だが、まだまだ初心者の私にとっては、きつい。1匹なら何とかなるだろうが、2匹、3匹に囲まれると・・・。私は、さらに注意を払いながら、きのこを探し続けた。そして、何度かモンスターとの戦闘を潜り抜け、ようやく6個の「特産きのこ」を手に入れた。私は、「ドンドルマの街」に戻り、ギルドで報告を行った。すると、ギルドからいくばくかの報奨金をもらうことができた。これで、ちょっぴり強くなったような気がする。私の始めての依頼は、キノコを集めるだけだったが、次からは、本業のモンスターの討伐に向かいたいと思う。その前に、一度、自宅に帰って、荷物の整理をしてこなければ・・・。
2007/05/13
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「密林の環境に慣れよ」という依頼を受けた私は、まず、ギルドマスターから受け取った8000zのお金を使って、装備を整えることにした。「特産きのこ」を6個だけ集めてくるという依頼だが、街の外にはモンスターがいるとの事だ。武器も防具も持たず外に出るのは、即「死」を意味するのだ。ギルドマスターの右手に、道具屋があった。商品を見てみると、回復薬や解毒剤などの薬をはじめ、ガンらランスの玉や弓に使うビンなどが置いてあった。しかし、今回は、回復薬などはさすがにいらないだろう。また、私は、飛び道具より接近戦を好むので、ガンランスの玉や、弓に使うビンも買う必要はない。私は、道具屋を後にして、武器屋に向かった。武器屋は、大衆酒場の階段を上った先にある。武器屋では、モンスターから剥ぎ取った材料や、採集で集めた材料を使い、武器や防具を作ったり、強化したり出来る。ただ、この世界に来たばかりの私は、材料を一切もってない。そこで、隣にある製造済みの武器と防具を買うことにした。武器屋をのぞいて驚いたのは、その武器の種類だ。私が買おうと思った接近戦の武器だけで、「片手剣」「双剣」「大剣」「太刀」「ハンマー」「狩猟笛」「ランス」がある。そして、間接攻撃の武器には、「弓」。ちょっと変わったので、接近戦のと間接武器を合わせた「ガンランス」の9種類もあった。私は迷わず、片手剣の「ハンターカリンガ」を選んだ。やはり、このスタイルがしっくりくるのだ。どの世界においても、私のメインの武器は、片手剣なのだ。そして、防具は、初期に買える一番高価な防具「チェーンセット」を手に入れた。装備を整えると、なにか自分も有能なハンターになった気分だ。そして私は、初めてのハンティングに出掛けた。
2007/05/12
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ドンドルマの街に着いたが、ここも人がいない。ほとんどのハンターが、狩りに出てるのだろうか。私は、街の中を一通り見回してみた。正面には大階段があり、衛兵が守っている。左側には、「Rand-Fox様」と書いた表札がある。ここは、この街が貸し出してくれる私の自宅兼物置になる予定だ。そして、その隣が大衆酒場。右を見渡してみると、街の真ん中で食材屋や道具屋、そして調合屋などが店を出している。奥のほうには、アリーナと武器屋が見える。私はまず、人が集まりそうな大衆酒場に行くことにした。大衆酒場では、この世界にきてから初めての多勢の人間に出会った。といっても10人ぐらいだったが。ここでは、ギルドからの討伐クエストを受けたり、仲間を募集したりする場所だ。先ほどから、討伐の仲間募集の声がひっきりなしに聞こえる。私は、カウンターに行き、ギルドマスターに話しかけた。先ほどのメゼポルタ広場の案内人から、まずギルドマスターからギルドメンバー員の資格を得ろと言われていたのだ。ギルドマスターから、ハンターについての話を一通り聞いたあと、私は誓約書にサインをした。ギルドマスターから契約料だろうか、8000zもの大金を手に入れた。最低限の装備を整えられる。後ほど、武器屋を見てみることにする。これで、私もハンターの仲間入りだ。しばらくはここを拠点に、活動することにした。ギルドマスターの隣には、お手伝いさんがいた。彼女に話しかけると、いくつかの仕事を提示してくれた。彼女のお勧めは、「密林」で「特産きのこ」を6個集めてくるだけの仕事だ。最初からモンスターを相手にするより、まず、地域を見回ってくるほうがいいそうだ。私は彼女から「特産きのこ」6個を手にいれてくる「密林の環境に慣れよ」という仕事を請ける事にした。
2007/05/11
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森を抜けると、周囲を壁で囲まれた町が見えてきた。今まで伝説でしか聞いたことが無かったモンスターを目にした後だから、人間の光は、ことさら私を安心させる。歩き続けで疲れきってるはずなのに、自然と歩みが軽やかになってくる。町の入り口に入るとすぐに、女性が一人座っていた。町の案内係だ。案内係から、話を聞くと、ここはモンスターを狩ることを生業とした「モンスターハンター」の拠点になっている「メゼポルタ広場」だそうだ。そう、私が流れ着いた世界は、モンスターが闊歩し、そのモンスターを狩ることによって生計をたてる世界だったのだ。つまり、ここで生きていき、船を修理し、船員を集めるためには、まず私自身も「モンスターハンター」にならなければいけないのだ。ポルトガルの大手商会の商会長として、交易に、冒険に、そして軍事にと活躍していた私だが、それはあくまで仲間がいてからこそ、成功を収めることが出来たのだ。しかし、ここでは私一人の力・技術・運、そして肉体だけが唯一の味方なのだ。案内の女性から、この世界の話を聞く内になんとなくこの世界での生活の仕方が見えてきた。「メゼポルタ広場」で、狩りの仲間を探したり、道具などを買ったりして、準備を整える。その後、モンスターハンターの最前線「ドンドルマの街」に移動し、そこの酒場で、ギルドからのクエストを受ける。クエストは一人でもできるし、最高で4人までパーティーを組める。「ドンドルマの街」には、道具屋や食材屋、武器屋などがあり、最終調整はこの場で行い、狩りに出向くのだ。ほとんどの人が、「ドンドルマの街」で滞在しているので、この「メゼポルタ広場」で人を見かけることは稀だ。私は、一通り広場を回った後、さっそく「ドンドルマの街」に行ってみることにした。
2007/05/10
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あの大嵐から、何日経っただろう。前方に陸地が見える!リスボンを出航して南米に向かっていた。ちょうど20日目。私とアルカディア号は、突然の大嵐に遭ったのだ。普段は帆を畳んで嵐が通り過ぎるのを待っていれば、ほとんど損害無くやり過ごせるのだが、この日は違った。帆を畳んでいても、船が木の葉のように波に飲まれ、船員が一人、また一人と渦の中に消えていった。そして、嵐が過ぎ去った時、ボロボロになったアルカディア号に残されたのは、私一人だった。船に一人残された私は、船が波に運ばれるまま航海を続けた。六文儀も地図も失ったため、現在どこにいるのかわからない。そして今朝目覚めると、目の前に陸地が広がっていた。太陽の方向からすると、カリブのあたりか南米のあたりなのだが、全然見覚えが無い。まだ、未開の地があったのかとワクワクする気持ちが半分。もう半分は、帰りの船員をどこかで雇えるのだろうかという不安。私は、波に任せて陸地に近づいていった。陸地にたどり着くと、そこに1匹の生き物がいた。奇妙な感覚だった。はるか昔から絶対的な畏怖の象徴とされてきた生物が目の前を闊歩している。それを目の前にしても、恐怖を感じない自分がいた。巨大なキバ、鋭利な爪、灼熱の吐息、どれをうけても命の灯火が消えることがわかっていても、その瞬間を想像できない・・・そう、私の目の前には、はるか昔に滅び去ったと言われていた恐竜、いやモンスターがいるのだ。私は、架空世界の冒険者ランド・フォックス。目の前の冒険には、恐怖より心が躍るほうが強いのだ。一瞬とも永遠とも思える対峙ののち、身体は自然にうごいていた。出航する時、腰にさげていたアレクサンダー大王の剣に手が伸びる。が・・・そこには何も無かった。大嵐にさらわれたのだろう。私は一つの武器も持ってない。服も、ボロボロになったベルベットジュストコールだけだ。私は、死を予感した。何気なく触れたポーチの中で、最後の食事にとっておいた肉の塊に手が触れた。私は、一瞬の判断で、その肉の塊を目の前のモンスターに投げつけ、一目散に森の中に逃げ込んだ。運が良かったのだろう。モンスターは、私が投げた肉の塊にかぶりついて私を追ってくることは無かった。しばらく森の中を走っていると、目の前に集落らしきものが見えた。私は胸をなでおろした。この陸地に漂着した時、ここが無人島だったらと不安があったのだが、人が住んでいることがわかった。たびたび先ほどのモンスターが追っかけてこないか後を振り返りながら、私は集落へと歩いていった。船が修理できるだろうか、船員が雇えるだろうか、帰りの水・食料は手に入るだろうか・・・いや、それよりまず、この地で、生きていくための手段を見つけ、必要な金を手に入れなければならない。
2007/05/09
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