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それは私が、ロンドンの冒険者ギルドで仲間の冒険者たちと、冒険の成果について語り合っていたときだ。「おい。ランド・フォックスさんよぉ。いま入った依頼なんだが、受けてみるか?」私達が話している中に、冒険依頼仲介人が割って入ってきた。「ん?最近、コレ!っていう依頼が無くてね。」私は既に600以上の発見をしている。軍人にしては驚異的な数字だろう。「ふふ。そう言うとおもったぜ。だから、こそ声をかけたんだよ」冒険依頼仲介人は、不敵な笑みを浮かべて言った。「ほう。どんな依頼だい?」私は少し興味が湧いてきた。「あんた確か、前にアーサー王の魔術師マーリンの杖を見つけていたよな。」「ああ、見つけたな。結局、杖自体は手に入らなかったがな」「実はな、なんと、世界のどこかに、アーサー王の剣も実在するそうだ。」「な・・・なに!!アレは、伝説だけではなかったのか」「ふふ。まずはアーサー王とその聖剣について調べてみたらどうだい?」「おおぅ。言われなくても、調べてくるさ。ありがとうな」私はそういうと、冒険者ギルドの仲間に別れを告げて、ロンドンの街に出た。調べ物というと、まずは書庫の学者に聞いてみることにした。学者が言うには、噂は聞いたことがあるという程度だ。やはり伝説でしかないのか。ロンドン中を聞きまわって得た情報といえば、結局エクスカリバーは、湖から出て湖に戻っていったのではないかということだけだ。次の可能性は、その湖の底にいまだに沈んでいるのではないかということだ。私は、ロンドンを後にし、湖があったとされるプリマスに向かった。しかし、コレという情報は手に入らない。私は、しばらくエクスカリバーの調査を諦め、ロンドンの冒険者ギルドで暇をもてあましていた。「おいおい。聞いたか。」冒険者の一人が、ぼ~っとしている私に話しかけてきた。「ん?」見知らぬ冒険者だ。「突然、謎の文書がロンドンの書庫で見つかって大騒ぎになっているとさ。古代ケルト語で書かれたもので、内容はよくわからないそうだ・・・。」「ほう・・・」エクスカリバーの調査で行き詰っていた私は、とりあえず、この謎の文書の依頼を受けて見ることにした。なにかに繋がるかもしれないからだ。この謎の文書によると、「マーリン」が書いたという手紙が存在するとの事だ。エクスカリバーへの道しるべを一つ見つけたようだ。しかし、その「マーリンの手紙」は、海賊が奪っていったとの事だ。普通の冒険者なら、ここで困難な状況になるだろうが、私は軍人が本業だ。そんじゃそこらの海賊に負ける訳は無い。海賊がいるといわれている場所に向かうと、私を待っていたように海賊が現れた。戦闘ガレオン6隻、ガレオン4隻の10隻艦隊だ。楽に倒せると思ったが、さすがにガレオンクラス10隻はきつい。私は、この場は引き返し、商会の軍人の何人かに声を掛けて、手伝いをお願いした。さすがに、強力な軍事力を有する商会だ。2度目に戦ったときには、あっという間に倒すことができた。その海賊は、噂どおり「マーリンの手紙」を持っていた。しかし、その手紙はケルト語と思われる文字で書かれている。その手紙をケルト語が読める人物に見せると、「アーサー王が去ったアヴァロンは、新大陸の島である可能性がある」と教えてくれた。新大陸に行くには、永く苦しい航海になるだろう。また、これ以上の調査は、私の能力では不可能だ。そこで、ちょうど同じ依頼を受けていた商会員で冒険者のぱんぷぅと2人で、アヴァロンではないだろうかというカリブの島「サントドミンゴ」に向かうことにした。サントドミンゴについても、いい感じの情報は得られない。私達ヨーロッパ人からすると、アーサー王は、伝説の人物だが、新大陸の人間からすると、それが誰か判らない。しかし、サントドミンゴの郊外に、なにかあるかもしれないという情報をようやく掴むことができた。私とぱんぷぅは、ささやかな期待を抱きながら、サントドミンゴの門をくぐり、郊外にでた。ここでは、ヨーロッパやアフリカ、インドでは見られない景色が広がる。しばらく森林の中を歩いていると、突然ぱんぷぅが立ち止まった。「あそこに何かありそうだ」ぱんぷぅ程の熟練冒険者になると、少しの痕跡も見逃さない。「ふむ。。。いってみよ」私はそういうと、ぱんぷぅの後について、ぱんぷぅが指し示した場所に行った。「じゃあ、掘ってみます」ぱんぷぅはそういうと、おもむろにツルハシを取り出し、地面をザクザク掘り返し始めた。しかし、あれだけの大きなツルハシをどこに隠し持っていたのだろう。しかし、何も出ない。もう一度、ぱんぷぅが掘る。しかし、何も出ない。「ここじゃないのかなぁ」私がそう思い始めたとき、ぱんぷぅが「アッ」と声を上げた。そこには、鍵のかかった箱が顔を出していたのだ。私もその箱を見たが、鍵が複雑すぎて、私ぐらいの技術では、開けることはできない。冒険になると何から何までぱんぷぅにまかせっきりだ。「じゃあ、あけます」ぱんぷぅはそういうと、箱の前にしゃがみこみ、鍵穴をごちょごちょやり始めた。「カシャン!」乾いた音とともに、箱の鍵が開いた。このように地中に埋まっている多くの箱には、盗掘防止のためにワナなどが仕掛けてあるのだが、ぱんぷぅは、ワナを発動させずに上手くあけたのだ。「ギギギギギィィィィイ~」箱が大きく軋みながら開いていく。そして、そこには、キラリと輝く細長いものが見える。「おお。。。これが・・・」箱を覗き込んだぱんぷぅが言葉を失う。私も、急いで箱に近寄り、覗いてみる。そこには、捜し求めていたアーサー王の剣、「聖剣エクスカリバー」が入っていたのだ。「やった!!!」私とぱんぷぅの2人は、子供に戻ったようにはしゃぎながらよろこんだ。すぐに、商会の連絡網で「エクスカリバーを手に入れた」と報告する。すると、商会員からお祝いの言葉が届いた。「聖剣エクスカリバー」、現在考えられる最強の剣を、私はついに発見したのだ。※最近、「冒険日記」の更新が滞っていて申し訳ございません。ここしばらくはmixiの方で、日記を書いていますので、ご興味のある方は、そちらのほうへ。
2006/01/13
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