2004.09.19
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カテゴリ: コドモ観察日記。

  やっと苦難から解放されて、気が抜けまくりな日曜日。
  保育園の入園と、わたしの職場復帰のための準備もしなきゃいけないのに
  なあんにも手をつけてないのがちょっと後ろめたくもある。
  第一職場に連絡してない。
  産前休暇+育児休業で2年5ヶ月も休んでたら上司なんてみんな変わっちゃって
  はたしてわたしの存在を知ってる人はいるんだろうか。


  あんまりにもぼーっとしてて朝、おおたけ(仮名)のお弁当のごはんよそったまま、
  水に浸けたしゃもじを置きっぱなしにしてるのさえ忘れていた。
  ほったらかしにしとくと、一滴たりとも見逃さない水の申し子の恰好のエジキになるから
  いつもは片付けないまでもせめて、手の届かないところへ置いとく。
  けど、ちゃんと見てたんだねえ。
  ずっとチャンスを伺ってたんだろうねえ。
  わたしの和み用の、合皮でできたちょっと大人なぬいぐるみのぞうさんに
  (これも豆イス↑パソコンいす↑パソコンデスク↑と登って勝手に仕留めてきた)
『まんまよー じょーしゃん まんまよー』 と、
  しゃもじごと水にふやけまくりの米粒を与えていたらしい。
  用意周到にやってるつもりの本人だけど、
  どうせならもっと、ぞうさんを手前に近づけてやればいいのに。
  で、派手にこぼした。



  泡くって台所に走ってきて、
  鋭い目つきで黙って見まわし
  ふきんを持ってまた泡くって戻っていった。
  察するに、ヤベエ やっちまった ってとこでしょうか、
  この顔。 

  せっかく隠密裏にコトを運んでいたのに。
  残像しか写らないほど小刻みな仕事ぶりが
  焦燥感をあらわしていますね。


  自分がこぼしたときはピクリともせず
  むんッと汚れた手や足を突き出して拭かせるくせに。
  ごはんどき、手をかけすぎなのかもしれない。


    ★



 引っ越してきてから押入れの収納用にずっと欲しかったスチール棚。
 必死で買ったのに組み立てることもなく、ただの場所ふさぎと化していた。
 もうわたしには時間がないのよっ (ちょっとどらまてぃっく)



    そんなに好きでもないのに、
    何故か我が家にはいくつもあるスチール棚。
    そんな組み立てに便利なゴム製のハンマー。
    結構重し。
    凶器を手にした目つきがこわい。

       やはり写真なんて撮ってる場合じゃないほどの
       危険行動に出た。
       本人は真剣に手伝ってるつもりだから
       ムゲには叱れないしのう。
       ムツカシイ。
       180cm高の最上段に憧れのまなざし。






    叩かせてくれないなら登らせろ と。
    ごもっともな交換条件です。
    駆け引き上手です。

    繰り返しますが高さ180cm。

    天井人となったこたけ。
    見下ろす気分はどうよ?
    頼むから足ブラブラさせないで。


     ほんの数秒の仙人体験。
     でも相当お気に召したようで、今日を境に今まで混同していた
     大きい と 高い の違いがわかるようになりました。

  その後何日も押入れに納められた棚に果敢にもチャレンジして
『たかーい たかーい』 と悲しげな声を上げていました。
  目が離せなかった。






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最終更新日  2004.11.20 17:37:56


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