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O先生はとても優秀な先生でしたが、私の病気が何なのかつきとめる事が出来ず、
ずいぶんと悩んでくださいました。
なんとかしてあげようという先生の強い熱意は伝わりましたが、
一向に病状はよくならず、先生の自費で(保険申請がおりない)週2回の血液検査や血沈検査
エコー検査などやってくれました・・・。が、
何度、検査しても、
何度、検査しても
正常なのです。
「解せない・・・」
・・・と先生がつぶやき、私は一層不安が増しました。
先生が、ここまで悩む病気って・・・・・???
私自身ただごとではない、と感じていました。
1月になるともう息が苦しくて、横になって眠ることができませんでした。
眠ると息が止まって死んでしまうような不安な夜。
ベッドに腰掛けてうつらうつらし、夜が明け始めると気持ちが落ち着いて少し眠ることが出来ます。
腹部が膨満して食事はとれなくなり、呼吸が苦しく、椅子にも腰掛けることすら出来ませんでした。
O医師の指示でCTを撮りに以前入院した病院に行き、
O医師にCTを渡しました。
それはとても奇妙な写真でした。
O医師は
「これは・・・肺気腫・・・・です。肺気腫と気管支拡張症に見える。」
と私に告げました。
素人の私が見ても、非常に悪化している状態の肺に見えました。
「なおるのですか?」と私が聞くと
「肺気腫は治りません。向こうの先生とも相談するから来週また来て下さい。」と言われました。
目の前がマックラというのは、あの時の状態です。
家に帰り、インターネットで調べて・・・調べて・・・ある結論に達しました。
ああ、私は子どもが成人するまで生きていることはできない・・と。
これからは酸素ボンベ生活が待っている。でも何故?私はタバコを1本も吸わない。
3ヶ月前までは普通の生活が出来ていたのに・・何故こんな事が?
それから次の受診日までの1週間、泣いて過ごしました。
後で聞きましたが、母と妹も泣き暮らしていたそうです。
一週間後、病院に行くと
医師から 「異常なしです」
と言われ (はぁ??)
「うーん、肺気腫で酸素(酸素飽和度)が98なんてそんなバカなことはありえない!」
と自分に言い聞かせるように医師は言いました。
「先生、本当に異常なしなんですか?」と問う私に
「うん、僕は肺気腫と思ったけどね・・・」
と、困ったような顔で言いました。
まるで、きつねか狸に化かされた様な気分です。
死なないんだ・・・・
まだ時間は残されているんだ・・・。
喜びが・・しばらくしてから湧いてきました。とは言っても、おかしいのです。
異常なしといわれても、異常だらけなのです。
(あとで大学病院でもCTを見て貰いましたが、やはり肺気腫と気管支拡張症にしか見えないと言っていました。)
あれから・・・悩んで悩んで、悩んで悩んで・・・・・
その後5ヶ月も経って、やっと化学物質過敏症であることに気が付いたのです。
あれ以来、少しでも悪い空気を吸うと胸膜炎のときのような症状がぶり返します。
お腹が腫れたのは漢方薬に反応していた様です。以来、私は漢方薬類は一切飲んでいません。
また、友人達は、そんなこと言う医者がいるなんて信じられない!!と随分怒ってくれましたが
私自身としては気付くきっかけをくれたO先生にとても感謝しています。
本当にとても良くしていただいたのです。
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