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4年ぶり(たぶん)の登場です!お久しぶりの院長日記です。平成26年8月3日にご逝去された、野口整体二代目 野口裕介先生の思い出を今更ながらに書いてみます。我々夫婦は、とある療術団体のセミナーがきっかけで出会い、平成14年結婚に至りました。しかし、初めての妊娠が流産となり、そのことがきっかけで平成15年10月その療術団体を辞めました。翌11月、かねてから心惹かれていた通称「野口整体」の本部、二子玉川の整体協会で毎月16日に行われていた初心者のための「活元会」に初めて参加しました。野口裕介先生を初めて目にしたのはこの時です。(その時の模様は暖和室長の2014年9月6日の記事で書かれています)私自身はこの時、特別な接触も無かったので、裕介先生の印象はあまり残っていません。当時会員の紹介の無い人は、この活元会に2度出席すると会員となる資格を与えられ、12月も続けて出席した我々夫婦は、この時から整体協会会員として認められました。年が明け、2月初旬暖和室長が2度目の妊娠をしましたが、今回も初期流産の兆候が見られ、自宅安静の日が続きました。その月、2月16日の活元会に私一人で出席したことが、その後の裕介先生とのかかわりを大きく左右しました。当時、活元会が終了後に裕介先生が二階の道場に残って、出席者の質問に答える時がありました。2月はたまたまその質問を受け付ける日でした。私は質問をしたい人たちの列に並んで、あれこれ質問を考えていました。いざ私の番が来たとき、確か考えていたことと全然違ったことを言ったと思うのですが、最初に考えていたことは何だったか今でも思い出せません。ただ、この時の裕介先生とのやり取りは、今でも鮮明に覚えています。私「今、妻が妊娠初期なんですが、こういう時でも活元運動はやっても良いものなんでしょうか?」裕介先生は、間を置き、少し天を仰がれ、絶妙のタイミングでこう言いました。「奥さんに伝えなさい。弱い子は産みなさんな。強い子を産みなさい!」私「有難うございました」と言って、さっと立ち、その場を後にしました。たったこれだけのやり取りなのですが、その時感じた感覚は一生忘れることが出来ません。言葉で解説するのはなかなか難しいのですが、月日が経った今だからこそやってみましょう。私の質問には、妻を心配する夫の苦悩のようなものが、前面に出ていたと思います。そして、それを観て感じ取った裕介先生は、絶妙なタイミングと声のトーンと間を駆使して、上記の言葉を発せられたのです。その言葉を聞いたとたん、私の中で「はっ」と心が動き、視界が明るくなり、さっと挨拶を済ませ、その場を去ったのです。野口整体では、「機、度、間」という言葉で表されますが、そんな言葉を知らなかったころに、裕介先生から体感させて頂けた貴重な出来事でした。ちなみに、自宅に戻った私は即暖和室長に伝えましたが、暖和室長の受け取り方は・・・。2005年4月20日の記事をご覧下さい。結局この時の妊娠も流産となり、その結果報告を3月の活元会終了時の質問会でしたのですが、この流産質問事件がまさかまさかの展開を産んだのです。この時期、正会員となっていた我々は、整体初心者が最初に受ける「愉氣法講座」に毎月出席するようになりました。3月の愉氣法講座を受け、翌4月の愉氣法講座受講中にある事件が起こりました。愉氣法講座では、午前に活元会があり、午後から愉氣法講座の講義となるのですが、暖和室長とたまたまパートナーになった古株の会員の方と話をした時、当時上級者方が受講されていた講座で、我々夫婦との会話を裕介先生が講義中に紹介したようで、「あなたたちだったの!」ということになったのです。通常、整体協会では様々な講座が設けられているのですが、人間は個人個人皆違うために、「個人指導」というものが重要視されています。ただ、当時整体協会理事で本部講師であった野口裕介先生の個人指導を受けるためには、会員の紹介が必要でした。もちろん、入会して半年も経たない我々を裕介先生に紹介しようという人はいませんでしたが、その会員の方々が「直接聞いてみたら?」となぜか言われたのです。そこで我々は愉氣法講座終了後に、お部屋に戻ろうとする裕介先生を引き留め、「子供が欲しいのですが個人指導をお願いできないでしょうか?」というような感じで直談判したのです。裕介先生はちょっと考えて、「どこに住んでるの?」「(我々)〇〇区です」「(先生)だったら〇〇先生の方がいいかな・・・・。でもねぇ・・・、まぁ、良いでしょう。来月からいらっしゃい」「(我々)ありがとうございます!」(この辺のいきさつは暖和室長の2014年9月6日の記事でも書かれています)こうして野口裕介先生の個人指導を受けることになった我々夫婦は、2004年5月から2013年3月(娘が3歳)まで裕介先生にお世話になりました。娘が3月末生まれだったこともあり、3歳の誕生日の後すぐに幼稚園に入園となったため、その後は個人指導を受けに行けなかったのですが、それから1年半も経たないうちに野口裕介先生は、お亡くなりになってしまいました。この記事を書くにあたって「野口整体」のカテゴリを読み返して、裕介先生が娘に関しておっしゃっていたことを改めて色々思い出しました。娘も本日で幼稚園生活も終わり、あさって卒園式を迎えます。しっかりと育てなくてはと、改めて思います。裕介先生本当にありがとうございました。
2016年03月11日
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新たな整体法を学ぶため、それまで在籍してきた某有名手技療法の団体を夫婦そろって辞めた。初めて行った本部道場の凛とした気配に圧倒されながらそれ以上に指導者である野口整体2代目 野口裕介先生の存在感に「すごい人が立ってる・・・」とボー然としたのを今でもよく覚えている。そしてさらに初めて見る活元運動。正直、知識だけはあったが実際目にするのは初めてで、思い切り「ひいた」(-_-;)「無理だ~、どうしよ~」そんなことを念仏のように心の中で呟いているといつの間にか私の背後にすっと誰かが立ち、頭を押さえられた(第2調律点)。次の瞬間、気が遠のくように何も考えられなくなり身体が後方に倒れ勝手に動き出した。私にとって初めての活元運動である。背後にきた「誰か」はもちろん野口先生であり、頭で考えすぎていた私をすぐに見抜かれ、誘導してくださったのである。活元会などに出席し始めて2年くらいが経ったころ、ある受講生のかたから「お子さんは?」と聞かれた。少し事情を話したところ「だったら先生に観ていただくといいのに~」「可能なんですか?」ときくと「普通は紹介が必要だけど・・・直接きいてみたら?」今にして思えばそれはいじわるなお試しをされていたわけで・・・・でも馬鹿正直な私は野口先生に直談判してしまったのである。「ふむぅ~。まぁいいでしょう。来月からおいでなさい」優しく微笑まれた先生。その「ある受講生」はまさかの出来事に興奮し「あなたね!宝くじの1等よりも価値があるってことなのよ!わかる?!」きっかけは何であれ大きなチャンスを下さったいじわる系おば様に感謝!それから数年間、毎月排卵日または生理最終日近辺を狙って個人指導を受け続けてきた。初めての個人指導の時、野口先生は「いったいどうやったらこんな体になるんだろうねぇ~?」と酷過ぎる私の体を観て呟かれた。野口先生は呟きの天才だと思う。個人指導の最中、先生はずっと呟いてらっしゃる。私の背骨と対話をされ、くすくす笑ったり、質問されたり、決め台詞を仰ったり・・・・だから先生に隠し事はできない。背骨を通して先生は答えを聞いてしまっているから。(個人指導の前日は恥ずかしいからタイミングしませんでした)私の子宮に手を当てられ「妊娠しますよ」と仰られた瞬間、子宮がバァ~と熱くなったのが忘れられない。そしていよいよ妊娠。たまたま個人指導日の日に排卵し、そのまま受胎。しかし、妊娠5か月の時に「根付かないかもしれない(流産する)」と仰った。案の定、妊娠6か月に入った当日に切迫早産で危機的な状況になった。お腹にしがみついてくれた命に対し先生は「強い子だね」と胎児の生命力の強さを教えてくださった。妊娠中の個人指導は母体と赤ちゃんに対するもの。『癒気』を受け、親から意識を向けられて生まれてくる赤ちゃんは誕生してきたときから「違う」。簡単に言えば「目立つ」。可愛いとか関係なく、とにかく「気になる」存在になる。妊婦には胎児への意識の集中は必要不可欠。娘が生まれ、初めて3人での個人指導・・・。マナは泣いたっけ。「よく泣く子だね~~」先生も手を焼くほど半端ない暴れっぷり。0歳の段階でマナの育児における注意点を伝えられた。「この子は頭の回転が非常に速い。それはいろんな意味でね。」また育児に悩んでいることを伝えると「あなたによく似てるんだなぁ~~(苦笑)」それを言われちゃぁ~ごもっともだと私も笑った。個人指導中、よく笑った。ほんと・・・笑った・・・妊娠するために沢山のことを学ばせていただいた。秘伝のタイミング法まで旦那はコソコソ話で伝授されていた。今はそれを多くのクライアント様にお伝えしている。お陰様で大勢の新しい命が誕生している。野口先生、個人指導は自分たちの身体を整えてゆくだけのものではありませんでした。経験から学び、そしてそれを実践し命を宿し、また他の方へ繋いでいっています。命のリレーです。本当に、本当にありがとうございました。謹んでご冥福を心よりお祈り申し上げます。先生との思い出話を読んでくださってありがとうございました。
2014年09月06日
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意味の分らないタイトルですが・・・昨日は野口整体の個人指導の日でした。38~40度の熱を数日出した院長。 一体、身体にどんな変化が起こっているのだろうか?そして私は高温期折り返し地点。 このタイミングで野口先生の『氣』に触れ、観て頂けるのは有難い!先生「何か不安なことがありましたかな?」独り言のように仰いました。院長「・・・・・・・」(何か思い当たることがあったのでしょうか?)そして私の番です。暖和「宜しくお願い致します」と挨拶すると同時に先生「うふぉふぉふぉ。随分とご機嫌が宜しいようで」と思い切り笑ってらっしゃる (・・?いつもですが、私の背骨に愉氣をされている時の先生は常に笑ってらっしゃるのです。他の方々の時にはそれはないのですが、なぜなのか?今でも分りません。でも愉氣をしながら、ほぼ無言で私の潜在意識に問いかけをされてらっしゃるので、その答えに笑われているのかもしれません。(一体なにを話しているんだ?私!)しかし・・・私の背骨を触診されて先生「うむ。不安になりやすい特徴がありますね。 ちょっと・・・」と院長を呼ばれた先生。先生「ここに特徴が出ています。ほらお触りなさい。 この場合・・・」と どう対処するべきかご指導頂いている院長。先生「この場合、急に不安になったりするんです。特に訳も無いのにね。身内のこととかね」ビックリしました!(゜o゜)まさにその心理状態だったのです。そう・・母のことで(-_-;)母の超ネガティブ念波が私の子宮内で血栓を作りやすくさせていることが判明していたのです。それだけ母の腰の状態が悪くて「来て欲しい・・・」という想いが募っているのでしょうけど。分ってはいるけれど今、この時期に施術は出来ない。でも母のことは常に心配と罪悪感に占められている自分が居る。この状態が見事に身体に出ていて、それを真っ先に先生に指摘されたわけです。野口先生へ、多くを話すことは畏れ多いことなのであまり許されていません(私達の中では)それでも「確かに家族のことでそうでありました」とだけ告げると先生「ん・・心配することは悪いことではないんですよ。しかし無性に不安になるのはね・・」と。ここ最近、この部位に痛みを感じる患者様が非常に多かったのを思い出しました。そうかぁ~~、不安要素が絡んでいるんだ~~!非常に勉強になりました。 (きっと子授かり整体に役立つと思う!)バッチで言えば「アスペン」というレメディが必要な状態といえますが、多分、折り返し地点であるということも、何気に不安材料になっているのでしょうね(^_^;)院長の不安。私のケースとは違うらしい・・・。はて? 院長の不安とは・・・「ナニ?」「なに?」「何ぃぃぃぃ~~!!」追記:昨日は日頃お世話になっている整体コンサルタントの方もいらっしゃっていて、 久々にご挨拶が出来ました。 その時に「主人が高熱を出しました」というと、 「それは良かったですね~~!」と大絶賛されました(^_^;) 「でも、私はうつりませんで、風邪を引くことが出来ませんでした。鈍いみたいです」 というと・・・ 「違います。 風邪はうつるものではありませんよ!」ときっぱり!! はぁ~~!そうか! 風邪を引くにも引くための条件がある。 「風邪を治す」ものではなく、「風邪は経過させる」ということと同じように、 風邪はうつるものではないのだ(゜o゜) あらためて脱帽!
2009年01月28日
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今年の10月には転倒して前頭部を強打し、その後遺症がやっと抜けたと思ったら今度は人生初の自家中毒による大量発疹。一体何なんだよ~(T_T)・・・と嘆きながら、仕方無しにT大皮膚科へ・・。あまりに酷い湿疹に医師もビックリ(゜o゜)結局最強のステロイドを10本だされた。もちろんそんな危険なものを塗る私じゃぁ~ない!!!!・・・・と言いたいところだが、今回ばかりは夜も寝れない、シャワーも痛くて鳥肌で浴びる始末。こんな寒空なのに、炎症が酷くてノースリーブ1枚でベランダに出ている私。全くといっていいほど寒くないのです。(T_T)なんとかステロイドで治まりかけたところに包丁で左薬指をスパァ~ン!!(:_;) (チーズと間違えた)何でだ?何でだ?一体どこまで落ちるんだ?そんな思いで野口整体の『愉氣法講座』へ出向きました。するとここでとんでもないお話を聞くことになったのです。私のこの一連の怪我と湿疹はつながっていたぁ~~~!まず・・・・・【前頭部と強打】すると、陽気になります。いわゆる神経過敏状態です。そして過食となり、過剰な栄養分のために自家中毒を起こします。これが突然起こした【大量の湿疹】でした。湿疹は神経興奮を鎮める<神経を弛緩>させる働きがあるそうです。にもかかわらず私はステロイドなるものを使ってしまった(:_;)せっかく身体を整える働きが起こっているにも拘らず、それを抑えてしまった。そして愉氣法講座の当日の朝・・・【薬指の怪我】薬指は呼吸器系と関係しており、怪我をするということは〔抑制したエネルギーを鬱散させる手段〕なので呼吸器=皮膚に起きている発散し切れなかったエネルギーが指を切るという事で解消されてしまったのです。なんということ・・・・・もう二度とステロイドは使いませんと、薬指に誓ったのでした・・・・。ちなみに人差し指は『不安』です。もしお子さんなど、突き指等、お怪我をされてきた場合少しお話し合いの時間をもたれては如何でしょうか?長々と書いてしまいました。今年の私の日記は(旦那が書くかもしれませんが)これにて終了です!4月よりブログを開始し、沢山の方々と交流の場を設けられましたこと心より感謝しております。どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。また来年も宜しくお願いいたします。_(_^_)_明日から豆腐屋の娘に戻りまぁ~す(●^o^●)
2005年12月28日
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本日は野口整体 本部道場にて個人指導の日でした。実は私、10日の早朝にうっかり椅子につまずき、そのまま顔面から転倒。椅子を身体に絡ませての転倒だったのが幸いしてか、鼻は無事でしたが、下部肋骨にひびが入り、右前頭部は眉毛が逆さの形になるほどの『たんこぶ』が出来てしまいました。また頭部の内出血がひどく、つい先日まで(外出デビューはkowakowa氏とのデート)外出も出来ませんでした。内出血がどんどん広がって右半分はまるで秋の紅葉みたいに、赤・青・黄色・茶と見事で悪く言えば、肉が腐った色のようでした。(しかも腫れているしね(T_T)そんな中での待ちに待った個人指導の日。先生に事情をお伝えし、操法に入りました。意外にも先生は「かえってボコボコしていた頭がなくなったよ」とごしごしと私の頭を撫でられたのです(苦笑)。確かに前頭部を強打してから、頭頂部の形が(凹凸)するっと綺麗になってしまったのです。(人体の不思議ダァ~)先生は頭部を打ったさいの精神的なショックが身体に現れていたため、それに対する操法を行ってくださり、また頚部を整えてくださりました。「数日の間に、吐き気が起こります。我慢せずに、吐いてしまいなさい。楽になりますよ」と最後におっしゃって下さいました。実はこの吐き気、転倒した時から続いており、心配で救急でCTを撮って診断を仰いだのですが、全くの異常なし!しかし、私の顔の酷さに医師のほうが引いてしまって、なんとドメスティック・バイオレンスを疑われてしまったのです!!全身チェックされちゃいましたよ。(女医さん、お二人にね)でも今日「我慢せずに吐いてください」とアドバイスを頂いたら安心しました。これで思い切って吐けるぞ~!ってね(笑)帰宅後、その吐き気がきました。「お~きたきた!」と思ったら、その前に超大便が出ました(お~い!いいのかぁ~公表して)そしたら吐き気が消失してしまったのです。・・・不思議だわ~。また首に汗をかく事になるそうなので、それもまた楽しみです。ってことで今はお仕事お休みしているのです。私の仕事、顔が命でしょ~ (^O^)/・・・おまけ・・・頭部を打ったさいは、大小に限らず絶対にお風呂は厳禁です!頭部打撲は当日、4日後、7日後、10日後・・に変化が生じ、最悪の場合、命を落とします。命を落とすか否かは見極める手段があるので、旦那は毎日それをチャックしていました。特に4日目の晩は様子を見るために、殆ど寝ていなかったそうです。お子様がもし、頭を強く打ったり、転倒したり、叩かれたりしたらまずは入浴は控えて下さい。(強く打った場合は4日間控える)日差しを避け、目に刺激を与えないようにして下さい。もちろんこれは大人も同様です。私の場合は、内出血があったのでかえって安心しました。(外傷がないほど怖いですから)
2005年10月27日
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昨日は『野口整体 本部道場』にて、野口先生より個人指導を受けてきました。自分達の順番がくるまで、いつも「活元運動」をし、自分自身の身体に「愉氣」をしています。本部道場についた途端、流産後初の生理が来ました。珍しく子宮収縮が酷い!(いわゆる生理痛です)冷や汗をかきながら、子宮に「氣」を集めていました。数分すると、丹田が反応したのでしょうか? 一気に全身に気が満ちて来たのです。「あっつぅ~~~」全身ぽかぽかしてきて、汗ばんできました。気づけば下腹部の痛みも消えていました。いよいよ順番が回ってきました。最初は旦那が先生のもとに行きます。いつもある決まったところで先生の手が止まり、「ここがねぇ~・・・」とこぼされます。数年前に尾骨を強打した影響が未だに抜けないのです。引き続き、私の順番が回ってきました。背骨に気を通すことから始まりますが、いつも先生は『何か』をつぶやかれています。でもそれが何なのかがわからない! きっと深い意味のある言葉だと察するのですが分らないのです。しかし一つだけハッキリ聞こえました。「綺麗に通ってる・・・、よし」と・・・。とっても嬉しくなったのもつかの間、仰向けになった時に10日前に左顔面が腫れた事をお伝えすると・・・「腫れましたか。歯や耳から何か出てきませんでしたか?」と尋ねられました。「はい、耳垂れがおきております」「血液は混ざっていましたか?」「はい、時折濁ったものが出ております」「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(先生の気が言葉に集中されました)貴女の長年にわたる食べ過ぎが身体を疲れさせていたんですよ!これでようやく身体が変わりますからね。今まで食べ過ぎた分だけ、耳から出ますからね!」っと、道場に響き渡るくらい大きな声で先生はおっしゃったのです。私は恥ずかしいやら、可笑しいやらで「とても納得しております」とお答えするのがやっと。本当に食べ過ぎていた約20年間・・・・。でも個人指導を受け始めてからは、親も心配するほど食べる量が減りました。しかし自分としてはむしろこれが普通になりつつあるのを感じるし、身体に中で大革命がおきている様に思えてならないのです。まさか耳垂れが食べ過ぎと関連しているとは思わなかった・・・。食べ過ぎている最中は起こらなかった耳垂れ。(今まではカラカラ質の耳でした)身体の反応が良くなり、野性味を取り戻してから起こり始めた耳垂れ。やはり、余分なものは身体から排出したいんだろうな・・・。あっそうそう、皆さん、ご自分で食べ過ぎているか否かの判断は簡単ですよ。左足首がやたら右に比べて太い場合は「あなたも耳垂れ予備軍です!」
2005年07月26日
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野口整体本部道場にて野口先生による『個人指導』の日でした。自分達の順番が来るまで<活元運動>を行って、気を澄ませていました。まずは旦那。 いつもの胸椎で先生の手がとまり、首を傾げられました。そして「くしゃみが出て(鼻の調整)不快かもしれませんが、特に問題はないから驚かないで下さいね」とアドバイスをいただいておりました。次に私。 妊娠に重要な腰椎5番と仙椎1番の可動をつけて下さいました。そして「腰が(骨盤)痛くなるでしょうが、貴女にとって良いことですからね」と、お言葉をいただきました。腰が痛くなる・・・これは骨盤の変動を意味します。3ヶ月前にも骨盤が砕け、抜け落ちるのではないかと思うくらい、激痛が続きました。開ききった骨盤が(太る大元!)、やっと閉まり始めた反動の痛みでした。地震と同じですね。骨盤というプレートが、変動し始めたのです。その痛みが経過し終えたとき、私のヒップ(骨盤)は見違えるほど小さくなりました。その痛みが再びくるということですね。多分、明日でしょう。生理が始まるときは骨盤の動きが伴いますので、今回の動きは大きいのでしょう。生理が終わった時、新生骨盤!が誕生するはず!さぁ~、恋、鯉、やって来い!これを書きながら、最後のコーヒーを飲んでます。(うめぇぇぇぇ~~)最後のスタバも美味しかった・・・・・PS:6時ごろの地震雲凄かったですね~。
2005年05月25日
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昨年の5月から毎月1回、野口先生より個人指導を受けています。通常はどなたかの紹介が無ければ個人指導は受けられないそうですが、「赤ちゃんが欲しいのですが、個人指導をお願いできませんでしょうか!」と大胆にも直談判しに行ってしまったのです。「やれやれ・・・わかりました、来月からいらっしゃい」と言ってくださいました。この様子を見ていた整体協会会員歴25年のベテランの方が「許可がでたの?貴女、この凄さが分る?1000万の宝くじが当たるより凄いことなのよ!」うぅ~よく分らない・・・・でも実際に個人指導を受け始め、みるみる身体が変わっていったのは誰がみても一目瞭然でした。今日の個人指導で1年がたち、しかも産み月、生理最終日、風邪の真っ最中、その私を観て先生がこうおっしゃいました。「貴女はそのお陰で(流産)随分助かったんだよ!分るかな」助かった・・・・この言葉に再び判子屋さんの言葉が重なった。「あんた、乳癌になる予定だったけど、その子が持っていってくれたよ」やっぱりそうなんだ・・・旦那からも「この身体だと近いうちに大病すると思っていた」と言われていたし・・・流産がなかったら、確かに自分の身体の状態を省みなかったかもしれない。使うだけ使って、疲労して、消耗して干からびて息絶える・・・そんな人生だったかもしれない。最後に野口先生が「よし、丈夫な強い子をお産みなさい!よいですね」おもわず「はい!」まるで私の潜在意識に植え込むように、強いお言葉を投げかけて下さった。野口先生はもともと口数の少ないお方で、必要なこと意外はお話にならない。だから今日のそのお言葉はとても嬉しかった。1年前には「一体なにをしたらこうなるのです?ラグビーでもしていましたか?」と先生は呆れておられました。あまりに酷い身体だったのです。(外傷が多いのと何度かオペをしています)そして「まだまだ、時期が早い」と子作りの許可を頂けなかったのです。許可が頂けたのは先月のことでした。しかし今月、来月と産み月にあたるので「無理はしないように」つまり「子作りはしないように」と釘を刺されました。なぜ?分娩のときのように、骨盤が動き出すのです。妊娠初期の段階で骨盤が(仙腸関節)開きすぎるのは流産を招きます。最近流産された方は、それを少し頭に置いて頂けたら幸いです。産み月は風邪を引いたり、体調を崩したりしますが、驚かないでくださいね。骨盤の開閉(仮の分娩)のためですから・・・ですから解禁は6月ということになります。もし6月に「めでたきこと」になったら(気が早い)、予定日は結婚記念日!!気合入れて体調を整えるぞ~!
2005年04月27日
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講座が始まった。野口先生が開口一番「受胎のチャンスは1年に6~8回しかないのですよ。そして1~2億という数の精子がたった一つの卵子と結合できるのはその中の1億分の1なのです。強くなければ生き残れないでしょ。皆さんはそうして身体を形成しこの世に誕生してきた。皆さん、強いですね~」いきなりの受胎の話であった。2度目の妊娠をした時のことである。活元会の時に主人が野口先生に私の妊娠報告をした。意外にも先生がおっしゃった言葉は「強い子を産みなさい」とだけだった。それを聞いた私は意味が分らなかった。直後出血、流産。その悲しみの中で先生がおっしゃった「強い子」という言葉に反感を持った。「いいじゃん、弱い子だって・・・・生まれてきて欲しかった・・・」しかし、先生は私が流産することを予期されていたのだ。完全流産をしたことを先生に報告すると先生は「完全でしたか。良かったね・・」と先生の持たれる全ての優しさで私を包んでくださった。「まだ、身体の準備が出来ていなかったんだよ。少し、早すぎたね」その当時まだ骨盤を調整する段階までゆけないほど私の身体は痛んでいた。だから先生は主人から妊娠報告を受けても何もおっしゃらなかったのだ。「強い子」とは生命力を意味する。たとえ身体に不具合を持って生まれようが、しっかり産声を上げてこの世に誕生してきた子は(自分達も含めて)「強い子」なのだ。その生命力がない受精卵はどちらにせよ形となれない。野口整体では8週目までは妊娠といわない。「生理がつかえている」と表現する。8週から10週の間にあくまで希望制だが生命力の強さを試す操法がある。この操法で流産する場合はそのこは何かしらの奇形や異常を持っていたと判断する。誕生までゆかない生命力なのだ。それを乗り越えると本当の妊娠とみなされる。我々もいつかその機会を得られたらと心待ちにしている。野口整体の産前、産後の知恵は素晴らしい。分娩は女性をより美しくする。産後の起き方も大きなテーマだし、子供との接し方も愉快だ。最初の離乳食にクリームチーズ等、動物性たんぱく質のものを与えるなんてところは面白いし、母乳が動物性たんぱく質なだけに納得が行く。今日は高温期14日目。いつもは13日で終わるから1日オーバーしている。明日の朝が正念場かな?体温が下がればリセットだし、維持していれば検査だな。
2005年04月20日
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野口整体、野口晴哉氏の著書の中で「流産しても、産み月には骨盤の変動がおこる」と書かれている。妊娠が成立した時点で、母体は10ヵ月後の身体の状態を予期している。よって例え流産をしたからといって(人工中絶も含む)母体の予期は変更されることは無い。実際、私も産み月になると具合が悪くなる。おおよそ『風邪』と言う形をとる。しかも強烈な鼻風邪である。前にも花粉症のことで、鼻水が出れば出るほど『子宮が強くなる、丈夫になる』と書いた。色々な風邪の症状はあるだろうが、鼻風邪をひくというのは良く出来た本能だと思う。妊娠すると私は「直ぐ分かると」書いたが、理由のひとつに骨盤の(特に仙椎)変動を感じるのだ。受精し、着床の段階に入る頃、仙椎の2番というところがチクチク痛む。これは正常な反応なのだが、流産へと繋がる出血が始まる頃には仙椎の5番が痛み始める。(尾っぽの骨の付近である)いつもこの感覚の中で「あ・・・出血だ・・・今回も駄目だったか」と判断する。通常の分娩のときも同じで、まもなく生まれるであろう時には仙椎の5番が動く。動くと言うことは骨盤が開くと言うことであるから、太りやすくもなる。今月、来月と産み月なので、骨盤の変動が激しいだろうし、風邪もひくだろう。野口整体では「女性は子供を産めば産むほど、美しくなる」と言われている。実際、野口整体の「整体出産」という形式をとると、とても痩せて美しくなり、持病を持つ場合はそれが消えてしまう確立が高い。おいおい、そのことも書こうと思うが、今の病院のシステムだと先ず無理だろう。出産後、骨盤が大きく開いて不安定な状態なのに、いきなり体重をかけて分娩台から降りるではないですか。そりゃ、ずるっとずれますよ!私はそんな無謀なことはしたくありません。母乳の出が悪いお母さんが沢山当方に治療にみえますが、仙椎や恥骨が悲惨な状態で可哀想なくらいですよ。もう少し産科医師の理解が欲しいと切に願っています。
2005年04月11日
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