幸せ探し

幸せ探し

2011年11月05日
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カテゴリ: 休日の私
沖縄最後の朝、2日間ともホテルの朝食はバイキングでシークヮーサジュースをいつも飲んでいたような。
今日は斎場御嶽(セーファーウタキ)という琉球の聖地といわれるところに行く。琉球国王の一族の女性が聞得大君という神女となり祭祀をつかさどったところだそうだ。
長い石の坂道をのぼり、石の洞窟のようなものがところどころにあり、そこで巫女たちが煮炊きをしたり祭祀をしたりして、男子禁制の場所で国王のみが中には入れる場所であったとか。
アップした写真 にあるような三角形を形作る石組の空間がパワースポットということで、運転手さんがその中でももっともパワーがあるという場所に手を入れて、気をつかむように教えてくれた。言われるように手を入れ、気をつかんだつもり。
そのあと、ひめゆりの塔に行く。
この記念館の前に、おおきなたこつぼのような洞窟があってそこに、兵隊とひめゆり部隊の人たちが隠れていたそうだ。
彼女たちは女学校の生徒で、事件が起こったのは3月26日だったので、地元の子は家に帰り、残っていたのは、遠いところか離島から女学校にきて、戦争がひどくて帰るに帰れない人たちだった。
敵が攻めてきて、「がま」といわれる洞窟などに隠れて、食糧その他を調達に、縄梯子を伝って上り下りした。
外にでて、砲撃などで命を失い、最終的に、米軍が上陸して投降を呼びかけるが、兵隊は殺されると思って投降せず、一緒にいた民間の人も催涙弾などを投げ込まれて死んだ。

年端もいかない女学生にはあまりに過酷で悲惨な運命だったろうと・・・・
洞窟の再現というのが館内にあったが、とても人間の長く居れるところではないようだった。
最後に沖縄ワールドにいく、そこでは様々な体験ができるようになっていて、琉球ガラスを作ったり、皮細工、サンシンを弾くとか、紅型染もできるようになっている。
ここでも、四つ竹の踊りやエイサー、獅子舞などをやっていたが、撮影禁止だったので撮ることができなかった。
それとここには、玉泉洞という鍾乳洞がある。それほど地下深くではないが、もともとサンゴ礁というか石灰岩でできているので、様々な形の石筍や天井から石灰岩がつららにように降りてきていたり、秋芳洞を圧縮した感じの洞窟だった。
これもなかなか見ごたえがあった。
お昼御飯も食べずにここまでたくさんみることができて満足した。
帰りの道では今年の台風があまり雨をもたらさなかったせいで、街路樹に虫が大発生して葉っぱが食べられていた。沖縄の台風は害虫駆除という役目ももっていて、迷惑なだけではないとのことだった。さんごも台風で酸素がいきわたるのでよく育つのだそうだ。
いろいろ知らなかったことを勉強し、みて、聞いて、感じられたすばらしい旅行だった。





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最終更新日  2011年11月05日 20時52分08秒
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