
昨日は歌劇「カルメン」を見に行ってきました。
1年前にもスロベニアの歌劇団での「カルメン」を見たが、その知識があったので、今回はよりわかりやすかった。
1幕目
広場を行きかう人たちとそれを眺めている衛兵たち。
衛兵たちが退屈しているところに、ドン・ホセという伍長を探してミカエラという許婚がやってくる。清純な娘ということで、まっすぐに澄んだソプラノ。ホセがやってくるまでの間ここにいたらと兵隊たちに勧められるが、男たちに取り囲まれて、どぎまぎしてしまい「また来ます。」と逃げるように去っていく。
そこに、近くの煙草工場が終業して女工たちが外に出てくる「あそこの女はみんな蓮っ葉な女ばかり。」なのだが、それでも男たちは女を目当てに集まってナンパしてくる。女たちの中でもひときわ目立つ美女がカルメン。
男たちに歌うカルメン、ミカエラとはちがうやや低めで幅広い声(メゾ)
恋は気まぐれな小鳥、捕まえることなどできはしない~あんたが嫌いでも私は好き。私に好かれたら気をつけなと歌う。
さらに今日は好きじゃないけど、明日になればわからないと気を持たせる術ももっている。
男たちの視線を十分感じているカルメン、その中であまり関心なさそうな顔しているホセが気になってくる(彼はミカエラのことで頭がいっぱい) 彼女の闘争心かホセの前に立つてながし目をする、初めてカルメンをじっくり見るホセ、ちょっとどきっとする。ホセにくちなしの花を投げてさるカルメン。「なんて性悪な女だ、しかしこの花の強い香り。」
そこへミカエラが登場し、故郷の母からの言葉を伝える。「軍隊の仕事が終わったら母とミカエラとホセと3人で故郷で幸せに暮らしたい。母はそれを待っています。」故郷を思いミカエラと二人で幸せな気分に浸る二人。ミカエラは故郷へ帰っていく。
その時カルメンは女工仲間とけんかをして怪我をさせ捕えられる。尋問する隊長とホセに、「私はいつもある酒場で踊りを踊りお酒を飲んでいる。一人で飲むより二人が楽しいよね。」
カルメンはホセと二人になった時、「私はあんたが好き、護送する時私の縄緩めて 。あとはなんとか私がするから。」カルメンの言葉に縄を緩めてしまう。
護送の途中、カルメンはホセを突き飛ばしまんまと逃げおおせてしまい、ホセは責任を問われ2カ月営倉入りとなってしまう。
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