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2025.07.22
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平和世界の実現のために
​2003年2月6日、ソウル・ロッテ・ホテルで開催された世界平和超宗教超国家連合の創始者である文鮮明総裁の83歳の誕生日と韓鶴子総裁の還暦祝賀記念世界首脳会議の際に語られたみ言である。​


 尊敬する前・現職の国家元首、世界から集われた宗教界、政界、学界の指導者の皆様、そして外交官と国内の高名な指導者の皆様!

 まず、皆様が築いた世界平和のための頂上会議の実績を褒めたたえ、きょう、私と韓鶴子総裁の誕生日をさまざまな面から祝賀してくださったことに対して、 心から感謝申し上げます。そして、このすべての栄光を、今日まで私を守ってくださった神様にお返しいたします。

 この意義深い場において、私は、平和世界実現のめの私の所信を、皆様と共に分かち合おうと思います。

 世界平和という願望の前に、宗教団体間の理解と宗教者相互間の和解が、今日ほど切実な時は、過去にりませんでした。宗教の貴い教えは、人類歴史に明りをともす知恵の根本です。しかし、宗教者たちは、三つの弱点を持っています。

 第一に、彼らは、あまりにも来世的で非現実的です。
 第二に、彼らは、偏狭で党派的です。
 第三に、彼らは狂信的になることがあります。

 宗教指導者たちは、開かれた心で万人を包容することができなければなりません。すべての宗教者の真の責務は、人間のさまざまな境界線、さらには宗教自体の障壁さえも克服することです。

 宗教は、宗教自体の勝利や信徒たちの救援のためだけに存在するのではなく、神様のみ旨を成すために存在しているのです。断じて偏狭的、自己満足的であってはいけません。愛する心を持って生きていくときには、すべての障壁は崩れていくのです。



 すなわち神様は、ご自身の真の愛の相対として、被造世界を創造なさったのです。その中でも人類は、神様に最も近い愛の相対、すなわち子女として創られました。最初の人アダムは、個人だけではなく、真の愛の家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の始原であったのです。

 神様の創造理想は、一つの真の愛の主管圏の中で相対のために生きる、和合、統一の理想でした。しかし、 人間始祖は、この真の愛の理想を完成する前に、すなわち成長期間において神様に背き、偽りの愛によって堕落してしまいました。

 堕落によって、神様と人間との間に葛藤が展開するようになりました。また、神様とサタン、人間とサタン、そして人間相互間において、対立と闘争が展開するようになりました。この地球上に数多くの国々があったということは、数多くの闘争があったということを証明していることでもあります。

 このような闘争の起源を克服していくことができる運動を展開するところにおいてのみ、理想世界に向かう出発点を見いだすことができるでしょう。

 葛藤と闘争を解く方法は、利他的で犠牲的な愛、すなわち「他のために生きる生活」です。

 神様の理想国家の実現は、怨讐を愛する思想をもった個人から出発するのです。怨讐に勝つ秘訣は、外的な力を通してではありません。怨讐をも抱く真の愛の力を通してのみ可能なのです。豆を植えれば豆が実り、 小豆を植えれば小豆が実り、真っ赤な花の種を植えれば真っ赤な花が咲きます。

 同じように、恨みを晴らす悪魔サタンの種をまけば、 恨みを晴らす悪の木が育ちますが、怨讐を愛する善の種をまけば、怨讐を愛する善の木が育つのです。怨讐を愛する精神を持った人々で構成された国が現れれば、 その国が、神様の願われる理想郷になり、人類が入って行くことのできる理想型になることができます。

 過去三十年以上の間、私は、家庭の崩壊、性的な不道徳性、青少年の退廃、道徳的堕落、そしてキリスト教の衰退等、米国の問題を解決するために、休むことなく至誠を尽くし、活動してきました。

 このような私の努力にもかかわらず、キリスト教徒を含む数多くの米国人は、私が行っていることを誤解しまでしました。彼らは、私に対して、虚偽的な誹謗と否定的な態度で一貫してきました。しかし私は、憎悪や怨みの感情にとらわれることを拒否し、迫害する者のために生きる“愛の生活”を、変わることなく行ってきました。

 私は、いかなる事情の下でも、神様の愛とみ旨を心情の深い所で、最も大切なものとして守ってきました。 このような理由ゆえに、時間がたつと同時に、米国人、 特にキリスト教徒たちの間で、私の教えと生活の価値を新たに悟る人々が増え、彼らの心境に変化が訪れてきているのを見ることができます。

 私は、公式的な演説において、「キリスト教徒たちは、 彼らの真の根である神様のみ旨を成すという使命に応えなければならない!」と、ストレートに語ってきました。



 一方、イスラム教や他の宗教の指導者たちも、道徳的な面において、また、他のために生き、愛するといことにおいて、高次元的な愛を実践することができれば、彼らの怨讐も、外的な力によるのではなく、それ以上に偉大な真の愛の力によって、屈伏するはずです。

 私は、西欧社会の指導者たちに、「世界に散在している約十一億のイスラム教徒、また、三十四億のアジア人と宗教者たち、そして、それ以外の他の宗教者たちを無視したり、看過してはいけない。」と、常に語ってきました。

 もし、米国が、この巨大な人類家族の構成員の存在意味を理解することに失敗すれば、どうして米国が、 私たちの子孫のために、より良い未来を構築し、平和世界を成し遂げることができると期待できるでしょうか?

 同様の理由から、イスラム世界や他の宗教者たちも、どうして西欧社会とキリスト教文化の重要性を見下したり、看過したりすることができるでしょうか?  私たちが、お互いを無視したり、拒否したりすれば、私たちには、何の希望もないのです。

 すべての宗教の指導者は、他の宗教と社会を包容する気高い愛を実践する汎世界的な運動を導かなければなりません。これが正に、すべての宗教の創始者の崇高な教えです。

「人類一家族」 を成し遂げることです。神様の目標は、ある一宗教や一理念の勝利ではなく、全人類が、 平和と統一と幸福の中で生きていく愛の世界を成し遂げることです。

 現代社会が、技術的、物質的発展によって統一されていくという外的な趨勢の中で、人類が、内的な和合統一を成すように導かなければならない使命を果たすのは、宗教の役割です。宗教は、このことに率先して模範を示さなければなりません。

 宗教界の和合と協力を成すことは、遅らせることのできない歴史の要請であり、神様の神聖なみ旨です。 それを成すことができなければ、宗教は衰退します。

 私は、私が体血し、経験した神様の心情と、念願とされたみ旨を、生涯にわたって教育してきました。私の教えは、決して思弁的な理論ではありません。

 神様は、生きて役事してこられました。しかし、人間は、堕落によって本然の位相(位置と様相)を失ってしまい、神様を完全に感知できないまま、罪悪と紛争の中で生きてきました。全能であられ、完全であられる神様であっても、そのおかたの御前にふさわしい相対がいなければ、ご自身の全能性をお示しになることはできません。

 人間始根が神様に背いた後、神様は、ご自身が相対する善の基台を失ってしまわれ、したがって、善と絶対的な能力は現れることができないまま、歴史は進行してきました。

 神根は、人間を原状回復させることをもって、ご自身の位相と天意を回復させる摂理をなさるのです。神様は、人間始祖が成すことのできなかった真の愛、真の父母、真の家庭の理想を回復するための使命者として、第二アダム、第三アダムを立てながら摂理なさるのです。

 私が、いち早く神様の召命を受け、真の父母の使命を果たしてきた背後には、このような摂理的な事情が連結しているのです。

 尊敬する指導者の皆様!

 今こそ、私の預(予) 言的な宣布に深い関心を持ってくださるようにお願いします。人類は、歴史的な転機を迎えているのです。今の時は、見ることができず、 無力で、存在しないと思っていた神様の権能が、人類の生活の中で示される時になりました。

 万象と宇宙に厳存する神聖な秩序と合法の主人であられる神様の絶対権を、人間たちが、自らの日常の中で体得するという驚くべきことが起きる時になったのです。これは、神様と真のご父母様、そして義人たちの歴史を通した犠牲と無条件的な愛の実践基盤の上で成し遂げられた神様の善の相対基台が、堅固に造成されたがゆえに可能であった、奇跡のような出来事です。

 人類は、今からますます神様を感知し、霊界と霊人たちの歴史を知っていくようになります。人々は、自らの”内なる人”である霊人体を自覚し、その霊性が啓発されていくことでしょう。

 このようにして人間は、宇宙の公法を自然に体得し、 確実な人格変化を起こして、”真の人”になることができるのです。これを通して人類は、宇宙の存在秩序と人間関係が、利己的、自己中心的ではなく、利他的、 他のために生きるようになっているということを学ぶようになるでしょう。

 神様の創造本然の平和理想は、統一理想です。相対理想から成っている存在世界自体は、調和統一を前提として成り立っています。相対を無視したり、不幸にすることによって成し遂げられる平和理想は、ありません。

 上下、前後、左右関係や、霊界と地上世界が、すべて相対のために生きる真の愛の理想によって調和統一を成すとき、完全な平和が実現されるのです。

 したがって、神様の喜びと幸福も、その相対である人間の喜びと幸福を伴いながら成就するようになっているのです。

 また、すべての存在の個体目的は、より大きな全体目的、すなわち公的目的の下において達成感を持つようになっています。宇宙全体の秩序は、このように二重目的の連体によって、大きな調和統一を成すようになっているのです。

 しかし、堕落によって神様に背き、無知に陥った人間は、堕落性である利己的欲望の主管下で、本然の存在秩序に逆らって生きてきました。公的なものよりは私的なもの、全体目的よりは個体目的を優先させて生きてきたのです。

 その帰結は明らかです。永続的な自由と平和と幸福は、保障されえません。外的な力と物質と自己中心の享楽を追求しながら、葛藤と対立の中を駆けてきた人間たちは、今、悲惨な不幸の泥沼をさまよっています。 今こそ人類は、自己省察を行い、天から来る声に耳を傾けなければならない時です。摂理的な恵沢によって、生きていらっしゃる神様は、私たちのすぐそばに来ていらっしゃいます。

 今から人類は、かつて経験することができなかった霊的な経験、すなわち超越の世界と多くの交流を持つようになるでしょう。頻繁に起きる霊的役事によって、 人類は、直接、間接に大きな影響を受けるようになるでしょう。

 特に、神様と善霊の役事による感化を経験した人間は、神様を中心として、霊性の啓発とともに、決定的な人格変化を起こすようになるでしょう。

 このように、“天道”に一致した人格に変わった人が、 すなわち神様の望まれた”真の人”です。

 私たちは、皆、怨讐を愛する真の愛を実践し、霊界を正しく知る”真の人”となり、真の父母となって、 真の家庭を成さなければなりません。平和世界の起点は、ここにあります。神様が願われる理想国家の起点は、ここにあるのです。

 自らを真の愛の実体として立てることができず、和楽の理想的家庭生活を経験することができなかった人に、幸福と平和を謳歌しながら生きることのできる理想的な国家や理想的な世界はありません。

 神様が願われる理想的な祖国は、怨讐を愛する道、 すなわち個人の怨讐を愛し、家庭の怨讐を愛し、氏族の怨讐を愛し、国家、世界の怨讐を愛する伝統を残す道から訪れて来るのです。

 多くの人々は、国連が世界の問題を解決し、平和が実現されることを希望しています。しかし、国連は、 これまで制約もありましたが、その活動において宗教と霊性の重要性を看過することによって、さらに影響力が弱化せざるをえない道を自ら招きました。

 これは、国連が現実の問題を分析し、また、解決を試みるうえで、一方だけに偏ってきた結果です。これが継続すれば、国連は、本来の創設目標を絶対に達成することができなくなり、その存在をも認めてもらうことができなくなるでしょう。

 平和世界の実現の理想に、包括的、かつ根本的な面から接近するために、国連は、超宗教的代表者たちの議会を併設しなければならないということを、再度、 提唱します。

 今この時、代表たちは、その宗教創始者が実現しようとした最も高貴な理想を実践しなければなりませんが、実践するにおいては、模範となる真の愛の人格と知恵をもってなさなければなりません。各指導者のかたがたは、この点を深刻に考慮し、国連内に上院のような協議体を構成する努力を継続してくださるようにお願いします。

 私は、神様の真の愛のみ旨である天上、地上の“一つの国”を成し遂げるために、忙しく生涯を歩んできました。これまで、宗教界だけではなく、政界、思想界、学界、財界、言論界、また、NGO(非政府組織) の指導者たちに、「他のために生きる生活」をしなければならないと、指導してきました。

 また、理念的に教えるだけではなく、私が先頭に立って模範を見せ、実践をもって指導してきました。このような私の世界的な基盤の上で、「世界平和超宗教超国家連合」を創設し、世界的に「平和大使」を任命しました。それは、利他的な真の愛の実践生活の模範を見せながら、対立し、葛藤する境界線を超えて、調和統一の世界を成していく指導者を養成するためです。

 そして、平和運動と奉仕運動を展開する拠点として、 また、超宗教連合が主張するビジョンと普遍秩序を指導し、実践する教育の場として、世界各国に「平和大使館」を建立しています。

 指導者の皆様が、真の愛によって、皆様の家庭と国を新たに創建してくださるようにお願いいたします。

 さらには、真実で永続的な平和世界、神様の願われる国境のない地球星を成し遂げるために努力している 「世界平和超宗教超国家連合」のビジョンを支持し、共に活動してくださることを希望します。

 今回の会議における皆様の経験が、生産的で士気を鼓舞するものとなり、平和世界の実現が早まることを祈りながら、話を終わらせていただきます。 ます。

 ありがとうございました。



29 Family 20034



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一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
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