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月野 かぐや

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2004年02月02日
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カテゴリ: 考えちゃうこと
世の中も変わったもんだなぁ~、と実感した作品。

「アメリカから見た日本」的作品は見わず嫌い、読まず嫌いで終わらせてしまう確率の非常に高い私。そういう系の話はあまりに不愉快に終わるケースが高そうで人に日本に関する専門家として意見を問われたときに「見てないから」「読んでないから」で終わらせられるように。それともともと少ない時間の無駄になるような気がして、避けてるふしすらある私。

そんな私がこの間トム・クルーズと渡辺謙競演の「ラスト・サムライ」を見てまいりました。

感想は、なかなか良かったんじゃないか、というもの。
なんだか「また日本を美化してる!!」とか「他者として特別視して女性化してる!!」とかいう意見もちらほら聞こえてきたけれど、この映画の場合はそれはお門違いと言うもの。

なぜかと言えば美化されたりエキゾチック化されてるのが日本側だけだったならともかく、あの映画の場合、昔の「古き良き」戦争の仕方そのものが美化されてたんであって、それはトム・クルーズ演じるアーグレンも一緒。理想化されてたのは日本側だけじゃなかったんですねぇ。

時代錯誤も甚だしい、と思ったのは小雪演じるたかが家事を助けるアールグレンに「日本の男性はそんなこといたしません」と言った時にアールグレンが「僕は日本の男性じゃないから」と言った時。

おいおいおい、あの時代じゃぁ、どんなにリベラルなアメリカ男だって絶対に家事なんか手伝わなかっただろうって。そんなの1960年代以後のウーマン・リブ運動後のことだろ、って瞬間はちょっと汗だらだらもんでしたが。

そんな時代錯誤的なシーンはちらほら。



とまあ、昔そのものというか、古き良き時代における戦争の掟ってもんを美化してるんで、それに付随する時代錯誤的なものは娯楽映画としてある程度しょうがないと思う。

その代わり、社会の上部層が英語がちゃんと話せることを復元してたり、使ってる武芸の動きをちゃんと再現できてたり、馬がすばらしかったり、視覚的にこれほどはないってぐらい美しく、迫力あるシーンが多々あったりして、戦争ものが基本的に嫌いな私としては(人が簡単にころころ殺されちゃうのが見てられない)珍しく楽しめた映画なのでした。

含まれてるメッセージとしては最近一緒の流行である、他国の文化的植民地化反対!的なものも多々含まれていたりしてたような気が・・・。

いい映画だと思います。日本をエキゾチック化してるだけじゃん!と思った人はご再考あれ。

他に見た人の意見も聞きたいところです。





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最終更新日  2004年08月13日 07時06分31秒
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