或る日の“ことのは”2

或る日の“ことのは”2

2015.12.25
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この頃、記憶力が怪しくて、

油断すると、既に書いたネタについて、一所懸命構成を考えていたりします。

(実際、upしちゃった事もあります。)

どうぞ、恥ずかしげも無く二度目ネタを再披露していましたら、

既出だよ、と、囁いてやって下さい。

深い冬眠に入りたいと思います・・・。




************




暮れの押し迫ったクリスマス。





まずは昼ごはん。

・・・四歳になった姪っ子は、サンドウィッチを頬張りながら、私を見つめて言うのです。

『ぺぺるちゃん、かおがみどりいろだよ』






みどりいろ。

・・・緑色。


待って、緑色って、フツー顔の描写には余り使わない。

なんだっけ、アバター?スマーフ? 青いのはいるね、うん。

緑、・・・ああ、 カーミット

それはカエルだよっっ




「子供は残酷だからねえ」などと、私を上目遣いで見ながら言う。

「ナニ、何で? なんかの顔料付いてる?」私が少しうろたえると、

「多分・・・目の下のクマじゃない?」



ああ、クマね、クマ、・・・って緑でしたっけ。



なんとなく了解したけど、実際指摘されると結構ショックだなぁ。





「○○ちゃん(自分)も、ときどきみどりいろだよ」

姪っ子は私の沈んだ空気を読んで、すかさずフォローしました。

こういう時、このコ頭良いなぁ、と感心します。

しかし、・・・いやいや、4歳児は緑色にゃなりませんて。



その後、例によって

「ぺぺるちゃん、あそぼうよう」が始まり、

散々遊びに付き合って。

次は次は、と繰り出される遊びに付き合って。

夕闇がお日様を隠し始める頃、

「もう帰らなきゃ」と言って立ち上がると、

「なんで、・・・もうかえるの」。

今こそ奥の手、と、クリスマスプレゼント攻勢を披露、

よっしゃ、プレゼントに注意が行っている今こそ、チャンス!

と、上着を着ようとすると、

「ぺぺるちゃんさ、くるのおそいとおもうよ?」と非難されました。

「今日はおねえちゃんが来るってんで、朝からすごいテンション高かったのよ、

チャイムなるたびに玄関に飛んで行って・・・

「もっと遊びたかったのね」と、妹。




え、今日、私頑張って11時には来たじゃん! と言う抗弁は通らない訳で。

しかし、まあ、

考えてみれば、ぺぺるちゃんぺぺるちゃんと慕ってくれるうちが花ですね。

・・・仕方ない、更に奥の手。

「よ~~~~しよしよしよしよし、ごめんなぁぁぁぁ、またくるよぉぉぉぉ~~~~!!」

頭を抱えてごしごしごしごしごしごしごし・・・・

秘技「ムツゴロウさん」攻撃。




でも、さすがに全力で相手すると疲れるわ、

・・・顔が緑色にもなるわ。






因みに下の姪っ子は、その頃、私の持ってきたサルのぬいぐるみに夢中になってました。

次々プレゼントを繰り出す私に対し、上の姪っ子は、

「なんできょうはぷれぜんといっぱいあるんだよう」と言いました。

しまった、まだクリスマスをよく知らなかったんだ、プレゼントも要らなかったかッッ!!!






後日、賀状には、「うきき」と名付けられた元・私のサルが載っていました。









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最終更新日  2016.01.07 19:12:03
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