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日銀がお札を刷ると「儲かる」のか? - 磯崎哲也これを解説しようと思います。一見、まともなことを書いてあるようですが、巧妙に間違った方向に誘導しようとしているので注意が必要です。 最初に書いておきますが、政府と日銀が今やるべきなのは、政府が国債を大量に発行し、日本の将来のためになる分野に予算を使うこと。それと同時に、日銀が国債を引き受ければいいのです。騙されないように。■政府が全部使ったらどうなる?ブログにも書きましたが、仮に100兆円くらい国債引き受けをやり、それを1年間で政府の歳出として使うことになったら、100兆円はGDPの2割にもなりますので、我々が土日返上で働いても間に合うかどうか、というくらい仕事が増えるはずです。だからそのくらい政府が支出を行えば、インフレは確実に起きるはずです。(つまり、インフレを起こすことが最終目標であれば、それは別に難しいことではない。)しかし、100兆円は現在の国家予算以上の額になりますので、高速道路もスパコンもダメという「ケチ臭い」事業仕分けのノリで検討してたら、そんな大量の資金は使えないはずです。また、日本のすべての財やサービスをムラなく政府が買えればいいですが、実際には、食べないニンジンやタマネギを大量に買って腐らせちゃうとか、使わないパソコンや机を買って倉庫に積んでおくとかは難しい。結果として、やはり公共工事的なものが大量の資金を投下するには向いているわけですが、使わない公会堂や道路を大量に建設するといったことでは、(確かにインフレは起こる可能性はありますが)、誰の目にも「無駄遣い」にしか映らない。与党は次の選挙で負けちゃうわけです。だから、大盤振る舞いをできたとしても、せいぜい20兆円30兆円とかそんなところじゃないでしょうか。引用元:日銀がお札を刷ると「儲かる」のか? - 磯崎哲也 →前述のとおり、政府が「全部使う」のが当たり前なので、タイトル自体がおかしい。 ケチくさい事業仕分けをやめて、待機児童対策とか教育費全部無償化とか、スパコン、万能細胞などの先進科学分野の研究費にするとか、 レアアース・レアメタルの鉱山購入とか、いくらでも政府予算の使い道はあるはず。 よって、「そんな大量の資金は使えない」というのは嘘。■我々はどうすればいいのか?というわけで、一発逆転ホームランの妙案というよりは、継続的に体を鍛えましょうという地味で時間がかかる方法ではありますが、そういう方向性が正攻法ではないかと思う次第です。引用元:日銀がお札を刷ると「儲かる」のか? - 磯崎哲也 体を鍛えるのには絶対に「投資」が必要です。しかし、デフレ下では投資が激減し、鍛えることが出来ないので矛盾しています。デフレ下はまず、「消費」を増やしてデフレを止めるのが正攻法。これしかありません。歴史が証明しています。クリックお願いします ↓ ↓ ↓
2010.10.30
コメント(1)
圧倒的に民主より自民がいい(マシ)と思っているのですが自民から先日出された「財政健全化責任法」これはNGですね。緊縮財政法であり、緊縮財政は景気を悪化させるのは歴史や他国を見れば明らかです。 江戸時代享保時代の緊縮財政は大不況を生んだhttp://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_25.htm戦前の日本戦前の昭和恐慌の時にも、デフレの時に緊縮財政を強行して、国民所得の減少、物価の下落、 税収の激減を招き、日本経済を破局に追い込んだ。(井上財政)戦前のアメリカフーバー大統領の緊縮財政で世界的な大恐慌を生んだ。アルゼンチンアルゼンチンは均衡財政至上主義をとり、基礎的財政収支は均衡した。しかし、緊縮財政をやりすぎてデフレが進み、経済力が衰弱し、対外的に過大な債務国となって、国家そのものが破綻した。これらはほんの一例です。
2010.10.07
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