December 20, 2018
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カテゴリ: 気になるTV番組
2018年NHK大河ドラマ 『西郷どん』
最終回の部分的な感想の後半です。

最終回の後半は、西郷隆盛(鈴木亮平さん)と、そして
彼と運命を共にすると決めた者たちがどのような最期を
迎えるのかが気になるところでした。

正直なところ私としては、主役である西郷の最期には
それほど感銘を受けませんでした。
しかし!!


場面には、ヤラレました。(感動、ここで涙腺崩壊)

最初は大野さんの殺陣に目を見張りました。
そして戦う桐野を見た川路が、半次郎(桐野)は大事な
友だから、兵士たちから集中攻撃されて無残な姿になる
前に、自分の手で半次郎をラクにあの世に送ってやると
決めて引き金を引いた川路の姿に・・泣けました。

私にとってここが最終回の最高の場面でした。
主役が何が何でも一番に目立たなくてもいいと思います。
主役も脇を固める皆さんも素晴らしい方がたくさんいて、
皆で作りあげるのが大河ドラマなのだから。

ところで、西郷が若き頃に斉彬様から賜り、西郷の心の

使わなかったのですね。
視聴者の期待をあえて外したのでしょうか。

でもラストで大久保利通(瑛太さん)が暴漢に襲われて
命を落としたときに、大事な友である一蔵(大久保)の
あの世への旅立ちを吉之助(西郷)が迎えにきて、あの


予想してなかった展開に、これも本当に感動でした。
ヤラレましたなぁ~。(T∇T)


明治10年(1877)9月24日の明け4時がきて、城山に立てこもる西郷軍に対し、
ついに政府軍の総攻撃が始まりました。(後半の戦闘シーンも素晴らしいものでした)



戦闘開始となり、西郷の「チェストォーッ!気張れーっ!」の掛け声と共に皆は
一斉に、目を輝かせてイキイキと山の上から下りてきました。
しかし彼らの家族は城下に鳴り響く砲撃音を聞いて、ただじっと耐えていました。



約7ヶ月前に西郷が決起したときに同行した桂 久武(井戸田潤さん)も、ずっと
この城山まで共に来た同士でした。
弓名人の桂も奮戦しましたが、敵の銃弾を受けて戦死しました。



城下に鳴り響く砲撃音を聞いて、今あの場所で戦っているかつての家臣であり、
かつての友であった者たちを思い、島津久光(青木崇高さん)と海江田武次
(高橋光臣さん)は静かに涙しました。



大砲も銃も、政府軍の攻撃は容赦なく続きます。
その中を薩摩軍随一の剣豪である桐野利秋(大野拓朗さん)は政府軍の抜刀隊を
次々と斬り伏せていきました。



桐野が戦う姿を見た川路利良(泉澤祐希さん)は部下たちをかき分けて前に出ます。
これ以上政府軍の犠牲を出さないためにも、そしてなにより大事な友である桐野が
政府軍の猛攻で無様な死に方とならぬよう、川路は自分が桐野を葬る決意をします。
「おいが葬ってやっで…」--川路は「半次郎~っ!」と桐野の名を叫びました。



戦場で我が名を呼ぶ友の声が聞こえた。
半次郎(桐野)がふと動きを止めて振り返った次の瞬間・・・。



半次郎が最期の力をふりしぼってその方向を見ると川路がいました。
互いに顔を見合わせて、半次郎は納得したかのように無言の別れを告げました。
(34分47秒からこのあたりまでのシーンが好きで、何度も何度もリピートしてました)



戦って満身創痍となった村田新八(堀井新太さん)はもうこれ以上戦う力がなく、
最期は自刃して果てました。
そして西郷も激しく撃ちこんでくる政府軍の銃弾を受けてついに倒れました。



政府軍の砲撃音がやんだ静寂の中で、もうあの世に旅立ったであろう西郷たちの
ことを思いながら糸(黒木華さん)がお参りをしていたら、延岡で西郷が野に
放ったツンとゴジャが鹿児島の家に戻ってきました。
(帰巣本能で2匹が帰還。思いがけない展開にここも感動で涙腺が…。(T▽T)
 ただ2匹がやけに綺麗なのでここは泥だらけのほうがそれっぽい、と思いつつ、
 でもここにたどり着く前に甲突川を泳いできたと思えば、まあいいかとも)



夜になり大久保利通(瑛太さん)は帰宅しました。
妻の満寿から「吉之助さぁは」と訊かれたときに、常に互いにつながっていた
大事な友の西郷吉之助を永遠に失ったことを、大久保は改めて思い知ります。
そして床に崩れ落ち、涙を浮かべ「吉之助さぁ!」と何度も彼の名を叫びました。



西郷の死は新聞の号外で全国各地に知らされました。
ふき(高梨 臨さん)が持ってきた号外を見た徳川慶喜(松田翔太さん)は
「何で逃げなかったんだ・・。」と西郷の死を悼みました。
でも「牛男!」と慶喜が悔しさをにじませながらつぶやいた先には・・・



この絵がありました。(ここは思わず爆笑!)
余生では油絵も嗜んでいたという慶喜さんの、このときのモチーフ (創作の動機
となった中心的な題材)
がコレ。
たぶん西郷が城山に戻ったときから、頭の中が「牛男・・牛・・」だったと推測。



そして勝海舟、島妻の愛加那と、西郷に深く関わった者たちは彼の死を知って、
それぞれに西郷に思いを馳せてその死を悼みました。
弟の西郷従道(錦戸 亮さん)は、亡き兄をはじめ鹿児島の身内たちが東京で一緒に
暮らせるようにと、大きな邸を建てて準備していました。
政府と対立した身内を守ろうと精一杯やった従道を、妻の清(上白石萌音さん)は
「いつかまたこうして鹿児島の皆さんと鰻を」と夫を優しく労わりました。



戦争も終わって落ち着き、片足を失った菊次郎は義足をつけるようになりました。
西郷家の皆が揃ったとき、糸は皆に「聞いてほしいことがある」と言って、延岡での
夜に夫・隆盛が遺した最後の言葉を皆に伝えました。


 おいが死んだことで、おかしいことはおかしいと言えん
 ようになるち、おはんらには決して思わんでほしか
 こいからの国づくりは、おはんらに託されちょ。



さらに糸が「逆賊・西郷隆盛の子であることを恥じることはあいもはん」と言うと、
寅太郎が「父上は西郷星になられたち、みんな拝んじょいもす」と続けたので、
糸は「それはちごっ」と制しました。


 旦那さぁは、人に見上げられたり拝まれたりして喜ぶ
 ような御方ではあいもはん。
 いっつも低か所で、弱か者に寄り添って、あちこち走り
 回っちょった。
 誰よりも心の熱く、ふとかお人でした。



明治11年(1878)5月14日、東京の大久保の執務室にて。
西南戦争が終わってもいまだ人々の人気が衰えぬ西郷隆盛のことを、人々から
不人気の岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)はボヤいでます。
大久保はこれから赤坂に参内する用事があったため、岩倉の観劇の誘いを断って
外出していきました。(このとき見せた大久保の笑顔が最後の笑顔でした)



大久保を乗せた馬車が紀尾井坂(現在の東京都千代田区紀尾井町4)に来たとき、
斬奸状を携え待ち構えていた不平士族たちに襲撃されました。
「おいは…まだ死ねんど…。やらねばいかんこっがある…。まだ…。」
新しい日本の国づくりの途中で、大久保利通は志半ばで凶刃に倒れました。



薄れゆく意識の中で大久保の脳裏には、子供の頃に郷中仲間と出世の競争を誓い
あったあの時の声と、そして立場は変わってもどんなときも互いのことを思っていた
親友・吉之助の「忘れもんをした」の声が聞こえました。



それは若き日の島津斉彬公が存命だった頃に、ささいなことで喧嘩をしたけど
やっぱり互いの存在を必要として、吉之助さぁ(西郷隆盛:鈴木亮平さん)が
自分を迎えに引き返してきたあの時の声でした。  ⇒  こちら
(大久保利通(正助)の最期はこれをもってきたのかー!という感じで、魅せ方に
ぞくぞくした感動の涙の場面でした)



吉之助「行っど!」、正助「行っど!」--二人で夢中で林の中を駆けていった
あの日のことを思い浮かべながら、大久保は絶命しました。
大人になって互いに進む道も立場も変わってしまったけど、全ては少年だった
あの日から始まった、それぞれの人生でした。
(ここで入る明るく力強いメインテーマの曲と、バックに流れる貧しかった若い
頃からの回想の場面にまた涙。もう最高の演出でした!)






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Last updated  December 20, 2018 02:43:30 PM


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