中山七里さんの「岬洋介」シリーズ最新刊「おわかれはモーツァルト」を読みました。
岬洋介シリーズはさよならドビュッシー以来皆勤賞です。
あと、御子柴シリーズも好きかな、中山七里さんは音楽への造詣がハンパではないので、ついついのめり込んでおります。 この中で全盲のピアニストのかたと岬洋介がピアノ協奏曲10番でラストで共演します。
モーツァルトに関しては、若いうちから「死」と隣り合わせのような音楽と言われていますが、テクニックはそれほど難しくないせいか、子でもさんでも弾いていますが、恐ろしく内容が難しい曲なのですね、したがって名演といわれる演奏はお年を召された方のケースが多いのですね。
先日亡くなられたフジコ・ヘミングさんが亡くなる数日前の演奏をテレビでオンエアしていましたが、K331トルコ行進曲つきのピアノソナタの一楽章でした。
リスト、ショパン弾きと言われたフジコさんでも、歳晩年はモーツァルトなのかと思いましたわ。
モーツァルトの最後のピアノソナタはk576の18番ソナタと言われています。
この二楽章透明感があってひたすら美しい。この二年後モーツァルトは天に召されますが、予感のようなものがあったのかないのか?
享年35才なのに悲しい😢
モーツァルトソナタ18番
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