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先日、角田光代さんの「さがしもの」という本を拝読しました。 短編集なのですが、さすが売れっ子作家さん、もしかしてこれノンフィクション?というくらいリアルな描写でした。この最初の作品である「旅する本」まず、東京の古本屋さんに、翻訳物の本を作者は売りますが、店主の老人に「これ本当に売るの?」と念を押されるのですが、結局売却します。そしてその後ネパールに旅行して、古本屋さんをうろうろしていたら、その本を見つけるのですね。後ろの方に何気なくお花のイラストを書いていたので、作者は確信します。そして読んだ後また古本屋さんに売却します。その後アイルランドの本屋さんでも同じことが起こるのですね。で、作者は買った後必ずその本を読むのですが、その度に読後感が違う。本は皆同じですが、結局作者の中身が変わる-というか成長するのではないかというオチでした。本ではないのですが、似たような経験が私にもある。京都太秦の広隆寺にある、国宝第一号と言われる「弥勒菩薩 半迦思惟像」 これ初めて見たのは十代、修学旅行でしたが、あのときの衝撃は覚えている、美しい!そして京都に訪れたときは行けるときは行っていたのですが、微妙に受けるインパクトが違うのですよね。何とも思わないという時もありましたり、泣きたくなるような心持ちであったり、懐かしい人を思い出したり等別に審美眼というものはありませんし、仏像にはほぼ造詣がありませんが、これは別モノなのですよ。ジャンルは違えど、優れた芸術は人の心を反映するものなのかと思えてしまいますね。ところで京都には少なくとももう20年は行っていない。旅行というと温泉一択というスタイルになってしまったからなのかもしれません。でも足腰立つうちに行ってみたいかな?太秦広隆寺。
2024.05.27
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この時期になると思い出す映画がある。フランス映画なのですが、昔人気のあった映画[お葬式]のフランス版といったところでしょうか。5月のミルフランス郊外の大きなお屋敷に住む老女が亡くなって一族郎党が集まり、ちょうどパリでは5月革命があったりして、まさにてんやわんやとなります。ミルというのは亡くなった老女の息子でこのお屋敷の当主で、遺産相続に巻き込まれていく。日本映画の[お葬式]は、裕福な芸能人の話で、お金に関するえげつない話は皆無でしたが、こちらは何かもう仁義なき戦いというような様相でしたね。我が国では食器を肉親同士で奪い合うなんて話は聞いたことがありませんが、こちらでは銀の食器が財産となり、あれ寄越せこれ寄越せになるようです。フランス人というのはスマートな人種だと勝手に思っておりましたが、やはりお金に関わることでは本性丸出し!しかしフランス郊外のまるで公園のようなお屋敷の庭園の美しさ、そして人生を達観したようなステファングラッペリのジャズバイオリンはとてもステキです。人生いろいろ~ですね🎵5月のミル
2024.05.20
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先日、新百合ヶ丘に行きましたら、ストリートピアノがありました。きたる7月1日に、めでたく川崎市制百周年を迎えるそうで、その記念行事の一環であるそうです。百年ねえ、ちなみに百年前は大正13年、関東大震災の翌年で、あちこち再開発だったそうです。この年、当時の皇太子殿下(後の昭和天皇陛下)がご成婚でした。何か未来が開けていったような気がします。7月1日の記念日に向けて6月29日の土曜日に等々力緑地でブルーインパルスの飛行があるそうです。家からは見えそうもないですが。今年川崎市の人口は155万人を突破したそうです。原因としてはあまりに都内の地価が上昇して、多摩川を越えて御住まいになるかたが増えたからではないかということでした、成る程!しかし2~3年後、小田急線向ヶ丘遊園、登戸、柿生駅前にタワーマンションが完成するそうですから、また増えるのでしょうか?朝ドラ 寅に翼の主題歌で♪さよなら 百年先でまた会いましょう 心配しないで♪なんていうのがありましたが、百年先どころか5年、10年先でも読めない世の中ですが、今年産声をあげた赤ちゃんたちが無事に百歳を迎えられますように-と心よりお祈りしたいです。どんな世の中なのでしょうね?
2024.05.13
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訃報続きますね、フジコ・ヘミングさん、先月ご逝去されたそうです。たしか土曜日にフジコさんを一挙にメジャーにしたnhkの番組がオンエアされていました。何と四半世紀前のプログラムです。私もこれ覚えています。cdが爆発的に売れたというニュースを聞きましたが、正直cdより一人の埋もれた演奏家の感動的ドキュメンタリーという雰囲気でした。天才ピアニストとして華々しくデビューしましたが海外に渡りバースタイン等に才能が認められても、演奏家として致命的な耳の病に陥り、そのまま不毛の生活を送り、母の死をきっかけに帰国し、実家の一部を人に貸して、ピアノ教師をしながら生計をたてていたそうな。しかしピアノの練習を怠ることはせず、このドキュメンタリーをきっかけにコンサートピアニストとして亡くなる半年前までステージに立たれていたそうだ。フジコさんの代名詞と言えば、ラカンパネラですが、私にとってはラカンパネラと言えば、ジョルジュシフラ。はじめて聞いた時は衝撃でした。これヒトかあ!ジョルジュシフラはハンガリー動乱にまきこまれ、大変な目に遭った人だそうです。この曲はもしかして波瀾万丈系の人のための曲なのか?技術はもちろんですが、何より大切なのは情熱、そしてピアノへの思いなのかなあ。フジコさんに影響されてラカンパネラを一から練習したという佐賀県の海苔漁師さんがいらっしゃいました。コンクールに出るわけでもあるまいし、ご自分のライフワークとして、これからの高齢化社会のモデルとして周りに大きな影響を与えてくれましたね。これもフジコさんの功績なのかもしれませんね。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。でも、カンパネラと言えばシフラかワッツ。で、シフラをupしときます。ジョルジュ.シフラのラ.カンパネラ
2024.05.06
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昨晩 光る君へ見ました。関白様が多分糖尿病とストレスで他界されました。今際の際で出た言葉で 中国の思想家の荘子の言葉が引用されていました。同時に創作の喜びに目覚めつつあるまひろさんが紙に綴っていました。胡蝶の夢荘子が自分が蝶々になった夢を見るのですが、これはもしかして自分が蝶々で人間になった夢を見ているのかも-というような話ですね。胡蝶の夢に関してはクリエーターを刺激するらしく、司馬遼太郎さんの小説でも、コッポラ監督の映画でもありました。なるほど 才能のある方には想像力を掻き立ててくれるお題なのかもしれませんね。今の時期、お花と蝶々が盛りの時期ですね、これは某所の藤の花です。蝶々と言えばグリーグのピアノ曲、北欧の方の作品らしく春の喜びと華やかさに満ちていますよね。今の時期は薫風ですが昨日は熱風でした。近所の鯉のぼりもバテ気味?抒情小曲集より蝶々
2024.04.29
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気持ちいいところありますよ!と教えてもらったので、行ってきました。登戸です。駅近く、多摩川沿いの真新しいビルの屋上です。一階がノルウェー発祥のコーヒー屋さん、2,3階が古くからある日本料理屋さん、エレベーターですと4階になります。川風のガーデン多摩川が見渡せられまして、確かに川風が気持ちいい。ベンチがあってホッと息つけます。hphp
2024.04.22
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日曜日の[光る君へ]で、めでたく試験に受かった弟に、まひろが琵琶を弾いてお祝いするというシーンがあった。琵琶というのは歴史が古く、中東の方から伝えられたらしい。琵琶と聞いてまず想像したのが耳なし芳一!怖くて妖しくて大好きでした。あとは百人一首の蝉丸何かみすぼらしい画像ですね。そしてお正月の弁財天。こちらは華やかです。ペルシャから伝えられたらしいこの楽器は、東洋では琵琶とか胡弓などにアレンジされましたが、西洋ではリュートになったそうで、ギターの原型ですね。何れにしても練習が必要、まひろは母親から習ったそうです。子女の嗜みのようなものですね。今でも琵琶奏者はご活躍しているそうですが、さすがにお聴きする機会はあまりないです。現代ではありませんが、爆発的に流行った[鬼滅の刃]で琵琶を弾く妖怪みたいのが出てきましたよね。どちらかというと曲調がマイナーで妖しげで、これを聴くと元気になりますとは思えないですが、非常に心惹かれます。
2024.04.15
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なかなか咲かないとやきもきしていた桜もこの週末は咲き誇りましたね。小田急線はすごい混んでいて、皆さまお出かけ日和ですものね。毎年必ず咲きますのに、なんであのように盛り上がるのでしょうか?しかし明日の天気予報は、関東地方は警報級の雨!!桜流しの雨となるのでしょうか。良寛和尚さんの句で🌸散る桜 残る桜も 散る桜🌸なんてネガティブなのがありましたが、一斉に咲いて一斉に散る潔さ、そして儚さが日本人独特の感性に訴えるのかも知れませんね。桜というと♪桜 桜 弥生の空は ♪の有名な曲がありますが、中田喜直さんの日本歌曲の「ゆく春」という冒頭の動画を先日見つけまして、あーいい曲!となりました。曲調がまるで春のお天気のようにくるくる変わり、蝶々が出てきたりとバラエティに富んでいて、遅ればせながら、こんないい曲あったんだ、さすが中田喜直さん!!普段、考えてみることは皆無ですが、もののあわれーなんて思いを馳せる季節ですよね。ちなみに話題のAIはあくまでいまのところはですが、理解できないそうですよ。
2024.04.08
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ブルグミュラーという作曲家がいます。よく音楽室の後ろに作曲家の肖像画が飾っていますが、まずいない。そして主に交響曲等を聴きこんでいるクラシックマニアでもたぶん知らない方が多いと思う。しかしピアノのお稽古に携わる者にとってはもう生活の一部ですね。初級のテキストが終わるとエチュードと共に始めるケースが多いと思います。特長は何といっても曲がきれい、で曲ごとにタイトルがついている。この辺になるとピアノの面白さが多少わかってくるころで、感情移入というものができるようになる。例えば冒頭の25番練習曲の「帰り道」文字通り学校から帰って来る子供を思い浮かべて、最初の軽快な三連符で、学校が終わって帰っていく子供のはやる心が現れています、そして途中の激しくなる箇所では、都会版では交通量がはげしかったり、良く吠える犬がいたりの難所?ローカル版では足元が悪い道、そんなところを抜けてようやく表れた我が家、おやつは何かな?のホッとした瞬間で静かに終わる、情景が生き生きと目の前に現れるようです。このような音符と共にストーリーを作っていく楽しさがある曲集なのですね。ピティナではブルグミューラーコンクールなんてものが存在しますよ。練習曲は25,18,12とありますが、使うのは25のみの場合が多いです。でも12と18でも名曲がありますが、この辺のレベルだとショパンのワルツとかに行ってしまいがちです。ま、そうでしょうね。タイトル付きの曲という事でいえば、18番はありますが、12番はないです。でも、春畑セロリさんが素敵なタイトルをつけた曲集が音楽之友社から出版されています。今の時期にぴったりの曲ですね、1番 春の歌動画:春の歌(ブルグミュラー12番練習曲より第1番)考えてみれば今は一番美しい季節ですね。
2024.04.01
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春の勢いが止まって足踏み状態のようですが、今週末桜開花だそうです。春と言えば、昭和生まれは♪春の小川はさらさら行くよ♪なんて歌を思い出します。なんと小田急線代々木八幡駅そばの線路脇に歌碑がありました。以前ブラタモリで渋谷特集をしていてほぼ暗渠となった渋谷川の源流を辿って、結局、新宿御苑に行きついたというお話でした。春の小川を作詞したのが、国文学者の高野辰之さんという方で、代々木辺りにお住まいで、故郷の景色に似ているという事で、こちらの方へお嬢さんを連れてお散歩に来られたそうです。ちなみに渋谷川の支川の河骨川というところだったそうです。春の小川なんて風光明媚な地方のことだと思っていましたが、都会だったのですね。どうしても向きが横を向いて、拝借した画像です。華麗な変身を遂げたといえば、渋谷川。昔は本当大きなどぶ川でしたよ。近くに場外馬券売り場あったとかで、赤鉛筆耳に挟んだオッサンとかいましたものね。これは相当昔の画像ですが、さもありなんという感じです。しかし今は再開発とやらで激変しました。なんだこりゃああ!!実は先日川沿いを少し歩いたのですが、まだまだ昔のやさぐれた景色がほんの少し残っていて、何とも言えないテイストでしたね。結構桜が植えてあるようですから、これからの季節そぞろ歩きにいいかも!ですね。クラシック界訃報がまたありました。イタリアのピアニスト ポリーニさんです。享年82歳だそうです。この方のショパンの演奏は定評がありますーというかバイブルです。ショパンコンクールに出られた時、審査員満場一致で優勝だったそうです。卓越したテクニックですが、決して機械的ではない。品の良さと優雅さを兼ね備え、芸術性豊かな演奏として聴衆をうっとりさせてくれます。ショパンのノクターンは素敵な曲が多いのですが、8番OP27-2 貴婦人のノクターンと言われるそうです。ポリーニさんが夢の世界へ誘ってくれます。動画:ショパンノクターンOP27-2 演奏ポリーニ足踏みしていた春が一気に来ますように。
2024.03.25
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本当に久しぶりに神保町に行った。初めてこの街に行ったのは遥か昔の高校時代だったと思いますが、そのときは本屋さんの多さに圧倒された記憶があります。でも少なくなったのではないかな?たまにしか行かないから確信はありませんが。今回目指していったのはネットで見つけた名曲喫茶。カフェ アタラクシアというところ。中はそう広い所ではないので、写真は遠慮して、こちらは入口のところです。実は名曲喫茶はあまり得意ではない。独特の年季の入ったこびりついた匂いが苦手だし、個性的な人々にドン引きしたりーだったのですが、こちらはまず、新しく清潔感にあふれている。お客様もフツーの音楽好きの人たちといったところでした。今、若い人はレトロ喫茶店がお好きだそうですが、新しいところやっぱりいいですよ。中には迫力のある蓄音機がドーンと二台ありました、そしてカバーがかかっていましたが、アップライトピアノがありました。ウィルソン・ピアノ A-300だそうです。イベントに使われているようなので現役ですね。そして、SP,LP,CDが店内にびっしり1万枚!まさに音楽漬けのスペースですね。とても気に入ってしまいましたが、神保町の駅はB3にあります。階段きついわー、で、エレベーターかエスカレーターを探すか、いっそ御茶ノ水駅から歩いてもいいかな?と考え中なのであります。HP:カフェアタラクシア今度はついでに本屋さんでも覗いてみたいな。
2024.03.18
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昨年ご逝去された作家の伊集院静さんは仙台に住まわれていて、2011.3.11にはお住まいが半壊されたそうだ。その後震災に関するインタビューを受けられていて、その時の記憶として、とにかくその夜の星空はかつて見たことのない多くの星に彩られていたそうだ。クールで淡々とした作風の伊集院さんが「あれは、あの日命を落とされた方への哀しみを天が悼んでくれたくれたのではないか」と、思い入れたっぷりに語られていたような記憶があります。やはりあの日被災地にいた方のお気持ちは特別であったのでしょうね。私は東京にいましたが、あの時のことはちゃんと覚えていますよ、いったいいつまで続くのかと思った長い揺れ、外に出たら延々と人の群れが道路を埋め尽くしていたこと、その後モノ不足でスーパーをはしごしたこと。ただ一瞬にして多くの大切な人を奪われた方々の事は決して忘れません。もう13年、その時幼かった人たちは新しい道を歩まれているというようなことをテレビの特集番組で拝見しました。胸がいっぱいです。どうか、お幸せに、素晴らしい人生が送れますように。そして一日の終わりが穏やかでありますように。冒頭の動画はポンセエストレリーター小さな星です。このギターの響きのような淡々とした日常が続きますように。
2024.03.11
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ずっと女子人気が高い、「シルバニアファミリー」の予告動画をたまたま見た。悲しいことに、もうどれがうさぎだかりすだか熊だか区別がつかない状況ですが、やはりかわいいし、人気があるのはわかります。このなかで、雨の音が音楽を奏でて、町の人たちは大人も子供も大喜びーというシーンが冒頭の動画です。私も今は自然の多い所に住んでおりますが、こちらでは雨は大地に吸い込まれる感じであまり音はしませんが、以前はアスファルトに囲まれて住んでおりまして、こちらは雨が跳ね返る状態で、台風の時は怖かった思い出があります。でも自然が創り出す音楽はやはり美しいですね。半世紀以上前の東京オリンピックで選手村の食堂で流れていた音楽というものがある。四国特産のサヌカイトという石でできた楽器で、なんだかチベットあたりの僧侶の修行の場に流れるような音楽です。動画:東京オリンピックのときの音楽(サヌカイト)バブルの頃♪24時間戦えますか?ビジネスマーンビジネスマーン♪の時代は疲弊した方々のためにヒーリング音楽なるジャンルがありましたが、この東京オリンピックの時代は国民あげて朝から晩まで頑張っていて癒しもへったくれもあるかいなーという時代だったそうで、そのなかでこの禅問答のような音楽が食堂で流れていたというのは、ちょっとびっくりしました。それだけ選手の方へのプレッシャーは現代の比ではなかったろうし、学者さん方が知恵を振り絞った感がありますね。再開発中のわが地域では石の廃材のようなものが道路の隅に積み上げられていますが、このようなものではだめなのでしょうね、やはり讃岐地方で採掘されたサヌカイトのような深い響きは特別なのでしょうね。これから梅雨に向かい雨が多くなってくると思いますが、シルバニアのお友達のように雨の音を楽しむことができましたら、goodなのでしょうが、まあ無理ですね。カーテンを開けて雨、あーあというのが定石でしょうね、あーあ
2024.03.05
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今年2024年はフランスの作曲家フォーレの没後100年にあたるそうです。フォーレは近代フランスを代表する作曲家の一人ですが、たまたまラジオ番組でフォーレ特集を聴いていた大人の生徒さんが、すっかり魅せられ、「私でも弾けそうな曲ありますかね」とのリクエストで、冒頭の動画である即興曲OP84-1を紹介いたしました。2分ちょっとの曲で、こちらはフォーレ入門書ともいえる「ピアノ小品集」に載っています。甘く切ないのですが、それほど単純ではない。どこか突き放して俯瞰しているような冷静さをも感じられます。和音の形、曲想など、この曲はフォーレらしさ満載です。今回初めて知ったのですが、この曲はパリ音楽院の卒業制作だったそうです。学校の卒業時と言えば若造ですよね、なんか酸いも甘いも嚙み分けるというような曲をこの若造は作ったのですね、生来の才能なのでしょうか?いきなり春のような日があったり、グッと寒い日があったり、この異常気象では、三寒四温という従来のセオリーではなくなっている気がします。でも、季節は確実に春の方に向っていますよね。そんな今に妙にマッチしているような佳曲ですね。私の春のイメージは 春眠暁を覚えずフォーレの曲はお休みの日の昼寝のBGMとして優秀ですよ。
2024.02.26
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聖バレンタインデーが終わるとこの季節。♪明かりをつけましょ 雪洞に♪先日某駅で駅ピアノならぬ駅お雛様を見ました。今は懐かしいですね、7段飾り。お雛様というと、例のあまりにも有名な歌が定番ですが、最近知ったのですが、3段目の五人囃子の歌があります、冒頭の動画ですね。作詞が「大きな太鼓」「手をたたきましょう」の作者である小林純一さん、作曲が子供のピアノ曲集「お菓子の世界」で有名な湯山昭さんというビッグネームの作品です。歌詞を文字化します。♪内裏様 内裏様 お節句おめでとございます。 五人囃子でございます。 てーやぽん てんぴー♪官女様 官女様 白い雪洞金屏風 桃がきれいでございましょう。 てーやぽん てんぴー♪私たち五人びな あられ白酒菱のもち 心惹かれてなりません。 てーやぽん てんぴー1番2番は昭和のセールスマンのようですね、しかし3番! さりげなく控えめに訴えていますが、思わず目頭が熱くなりました。 「光る君へ」ではありませんが、この時代の身分制度というかヒエラルキーは歴然とありましたよね。五人囃子と言えば現代では、あの東儀秀樹さんを輩出した宮内庁楽部、高級公務員さん?でも、勝手にあられは食べられないご身分なのでしょうね。今はセレモニーみたいのはへってしまいましたが、でもこの年になってもお雛様は心浮き立つものなのですよ
2024.02.19
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2月5日は関東地方は大雪でした。そして翌6日、高速道路はストップし、電車は遅れ、道では転倒する人が続出しーというてんやわんやの日、一人の偉大な音楽家が天に召されました。もうだいぶ闘病生活を送られていましたし、たまに拝見する映像を見ても憔悴が感じられましたし、やはり病には勝てないものかーと思っておりましたが、やはり訃報には衝撃を受けました。小澤さんのお兄様が我が家の隣町にお住まいで、その関係で、近所の小学校に合唱指導に来られたというニュースで、びっくりしたものでした。ローカルニュースで、映像を拝見しましたが、子供たちは、よく知らないけれどエラい人みたいなリアクションで、指導に当たっていた音楽の先生は完全にがちがちに緊張されていました。そりゃそうですよね。真剣に音楽のすばらしさを子供たちに教え込もうとされていたようです。ご病気になられてからは多分車移動されていたようですが、お元気なときは小田急線移動!だったそうです。私の友人の御主人がたまたま小田急線に乗っていたとき遭遇したそうで、まさか世界のオザワがお供も連れずにーと二度見どころか五度見くらいしていたそうです。私も引っ越してまもなく、成城学園の駅ビル・コルティのエレベーターの前で小澤ファミリーを拝見しました。奥様、お嬢様、ベビーカーに載ったお孫さんと共にエレベーターの来るのを待たれていたら、中々エレベーターが来なくて、いきなりエスカレーターに乗ろうとして、娘さんに「ちょっとー」と声をかけられていました、素敵なファミリーでした。恐ろしく排他的、人種差別当たり前の頃のヨーロッパ楽壇で中央に君臨していた小澤さんはやはりすごい。動画は2002年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートです。このラデツキー行進曲はアンコールの最後で、指揮者がやれやれと緊張感から解放され、観客オケ共にノリノリで演奏する大好きな演目です。ニューイヤーコンサートの長い歴史で日本人はもちろんアジア人は小澤さんのみです。信じがたいプレッシャーから解放された小澤さんのラデツキー、ブラボーですね。コンサートは何回か行かせてもらいましたが、会場を感動の渦に巻き込む圧巻のステージでした。ご家族に見守られ静かにご自宅で眠るように旅立たれた小澤さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。さようなら マエストロ
2024.02.12
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久々に予報通りに大雪の様相ですね。坂の多いわが地域は買い物の荷物ぶらさげて雪道を上ったり下りたりが恐ろしいので早めに買い物を済ませました。普段はそんなに混んでないのですが、そのような人でスーパーはにぎわっていましたよ。以前住んでいたところのそばに大きな公園があったのですが、たまたま用事があって雪の日の朝に通りましたら、普段はジョギングする人や、犬の散歩するひとやらでごった返している所なのですが、さすが雪の日は人っ子一人おりませんで、まるで風景写真のように雑木林がきれいでした。そのような事を思い出したのが、ネットで検索しておりましたら出てきた曲です。冒頭の動画で、小栗克裕さんという新進気鋭の作曲家さんが作られた「きらきら雪が踊る朝」です。この方ピティナのステップの課題曲でしばしばお目見えしております。この楽譜の中に収められています。雪の日の独特の光の反映が表現されているような幻想的な曲ですね。なーんてのんきなことを言っておりますが、明日は道が凍結して恐ろしいですよね。どうかお気をつけて、そして暖かくしておやすみください。
2024.02.05
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先日、何とも恐ろしい事件が起きた。家でピアノを教えていた四国の熟年女性が娘さんのストーカー男に刺されたそうだ。最近この手の事件多いような気がします。びっくりしたのはその事件はレッスン中に起こり、中学生の男子生徒は縛られたままだったそうです。ちょっとちょっとー、同業者としては見逃せないですな。画像で見ましたら、入り口が即玄関の一軒家。いきなり娘さんとストーカー男が並んで立っていたらしい都会だったら、娘さんたちに「今、レッスン中だから、駅前の喫茶店で待っていてくれる」などと言い、生徒さんには「今日はレッスン無理、あとで振替レッスンするから、今日は帰りなさい」と、ひとまず生徒さんを逃がすべきなのでないか。ただ、以前埼玉のストーカー殺人のドラマを見ていたら、普通に話し合いができない人が世の中にはいるそうだ。切羽詰まった状況でのやり取りだったのかあ?幸いにもけががなかったからよかったものの、生徒さんの親御さんは肝を潰したでしょうね。どうもこの親子さんには複雑な事情があったらしいので、詳しいことはわかりませんが、ピアノ教室を開いていたら、ピアノを教えるのはもちろん大切ですが、その前に生徒さんたちのガードはもっと大切ではないのか?以前ピアノ教室を開いていたところは、ピンポーン式でレッスン中でも玄関に呼び出されることがたまにあったのですが、その時、ちょっと練習していてねーと生徒さんに声掛けして玄関に行ったものですが、練習しているような形跡はありませんでしたね、戻ると不安そうに「誰!?」と言っていました、本能的に危機感を感じていたのでしょうね、かわいそうな事をしたもんだと今は忸怩たる思いです。それやこれやで引っ越ししてオートロック付きになりまして、煩わしさは本当になくなりました。玄関でロックできますものね。今回のような事件がありましても余裕で聞き流せますものね。例えば、今回のような事件で、一戸建てやオートロックなしの集合住宅では高性能のドアフォンみたいのを検討なさるべきではないのかと思いました。1回こういう事件が起こると往々にして模倣犯なるものが出てくる傾向があるのですよ。ピアノを続けている中学生の男の子ですと、私の経験からいくと、根っこの部分が繊細で自分の世界を持っている子が多いです、彼が変なトラウマを抱かずに生活できることを心からお祈りします。全く!イヤな世の中です事!!
2024.01.29
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大河ドラマ「光る君へ」 結構楽しみにしております。まひろ嬢(紫式部)が宮中に出入りすることになり、次週の予告で「五節の舞」を披露することになりました。こちらは雅楽の中で唯一女性が演じるもので、新嘗祭などの時の踊りで、若い女性限定だそうです。名前だけは知っていました。こちらを題材にした和歌が百人一首の中にもあります、僧正遍照(六歌仙)作天津風 雲の通ひ路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしとどめむやはり若い高貴な方が舞う姿は大変魅力的、ほぼファンタジーの世界であり、おじさん方はいつまでも見ていたいものなのですね。冒頭の動画は今も脈々と受け継がれる五節の舞だそうです。雅やかでいいですね。ドラマは面白いのですが、とにかく名前が覚えられない!ほぼ藤原様なのですから、本屋さんも「光る君へ」コーナーを」作っていました、で、このようなムック本を買ってしまい、あれこれ調べながら見ています。地震もあり、現実は厳しい、でもたまには華麗な王朝絵巻に酔いしれたいものです。
2024.01.22
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いつもの生活圏にないせいか、3コインショップというのはあまり行ったことがないのですが、先日出先で見つけてついつい入ってしまいました。ミュージックマットですって!https://www.palcloset.jp/display/item/2325-TTNO01-000/?b=3coins一応鍵盤とドラム部分があって、ドラムスティックまであって300円?この何でも値上げの世の中で-と思いましたら値札を見て納得、2000円+消費税で2200円でした。今は100均でも様々な値段ですものね。私達の時代はリズム音痴という人が結構いましたがこれからはやはり苦しい気がします。音楽はもちろんスポーツでも苦労するらしい。で、遊びながらリズム強化、2200円、どうでしょうか?
2024.01.15
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皆様新年明けましておめでとうございます。ーと申し上げたいところですが、いやーびっくりした!!元旦のニュースと言えば、明るく爽やかで、楽しいニュースが圧倒的に多いのではなかったかと思いますが、ちょうど外出していて、帰ってテレビをつけたらつなみだ 逃げろもう、どうなっているの!あわててネットで調べたら、北陸の方で震度7の地震があったという事だった。おまけに世にも恐ろしい地震速報まで鳴り出して、お正月早々ちょっとしたパニックでした。後で聞いたら、都内は結構揺れたらしい。お正月帰省されていた方たちがかなりいらしたらしい。そういえばコロナ禍がやっと落ち着いた時だったものですね。3・11の時もそうでしたが、自分に出来ることは何もないのですが、ただただニュースから目が離せませんでした。元旦の夜と言えば、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートですが、当然のことながらオンエアは中止、静かでザワつく元旦の夜でした。ずっと南海トラフばかり注目されていましたが、能登半島とは!ただ、やはり新年は新年、地味に寿ぎたいものです。冒頭の動画はベートーヴェンの小曲「おめでとう 新年おめでとう」新年どころではない方があまたいらっしゃると思いますが、どうか一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
2024.01.08
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来週は元旦ですって!もう信じられません。今年は暖冬のせいか、いまひとつ今まで違う様な気がします。去年まではコロナコロナで願うは終結に向かいますようにでしたが、何となく落ち着きを取り戻しつつあるようです。しかし、戦争は終わるどころか新たな火種が芽生えたようです、やれやれです😥おまけに年の暮れだというに永田町の方は大変の様相ですね。来年こそは穏やかに始まり終わりますようにーと願いを込めて、やはりこの時期の定番ですね。ベートーヴェン第9番交響曲「合唱付き」をピアノの名手フランツリストが2台のピアノに編曲したバージョンです。オケと合唱で聴くと迫力に圧倒されてしまいがちですが、このように2台ピアノですと改めて美しいメロディと計算されつくした和声進行が浮き彫りにされ、この時ベートーヴェンはほぼ耳は聞こえず、内臓はガタガタだったはずなのに最後の最後まで芸術家だったのだと心底感嘆せずにはいられません。何となく今年有ったことをあれこれ思い出してしまいました。来年はガンガン音楽に嵌っていきたいものだと思いました。どうぞ良い年をお迎えください
2023.12.25
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行くたびに様変わりしているのが登戸です。ちょっと前まで地面があちこちでむき出しになっていたところにビルが乱立している感じです。こちらは大人の生徒さんに紹介してもらいました。多摩病院というところに用事があってでかけたらちょうど見つけたそうです。そんなに大きくないところにテーブルが3卓、カウンターがあって、隅にミッフイーちゃんが飾られアップライトライトピアノがありました。置物でなく現役感のあるピアノでした。こちらの娘さんとかの持ち物なのでしょうか?過去の記事を見てみると、フルートとかのコンサートがあったような感じでした。カフェ ヴェール考えてみればこのあたり音大生が意外といるらしい。しかし、引っ越したころは殺風景な昭和風景でしたが、分からないものですね。しかし、営業は金曜日と土曜日のみです。謎 ですね。
2023.12.18
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奥田英朗さんの精神科医伊良部シリーズを久々に読んだ。なんと17年ぶりだそうだ。ハチャメチャの精神科医伊良部先生と恐ろしくクールなナースのマユミさんの奇想天外だが問題の核心を衝いている治療法で現代人の心の病を癒していくシリーズで、もう相当前「空中ブランコ」でハマった以来のワクワクした時間でした。今回はやはりコロナの影響が作品全体を通して色濃く反映されています。表紙からしてそうですものね。このなかに「ピアノレッスン」という作品があります。人気も実力もある若手女流ピアニストがある日突然ステージに恐怖を抱くようになる。恵まれた家庭に育ち、ピアニストとして順風満帆なキャリアを重ねていくのだが、いわゆる「広場恐怖症」になる、飛行機の席でもコンサートの会場でも閉ざされた空間がだめらしい。元来まじめな性格で必ず早め早めに時間厳守する主人公の友香さんはいい加減にするという事が出来ず、症状が悪化するのだが、伊良部先生の勧めにより、演奏前にしりとりをしたり、グレングールドのようにハミングしながら演奏したり、極めつけはコロナの空き時間を利用して結成したマユミさんのロックバンドにキーボードとして参加して体の中に溜まっていたすべてを吐き出す経験をした。その後、マネージャーさんの故郷である奄美大島で琉球時間でののんびりしたコンサートでゆったりした気分になった。よくスランプになったら鬼のように練習して現状突破するのが必ずしも王道ではないというのはよく言われることですが、伊良部先生の治療法はいわば逆転の発想ですね。表題作の「コメンテーター」では、コロナ禍での行動規制に関して、じゃあ外出なきゃいいでしょ!とマユミさんは言うのだが、言われてみりゃそうかもなと妙に納得してしまいました。のど元過ぎりゃ熱さ忘れるーそういえばこの3年間は何だったのでしょうかと改めて感じました。
2023.12.11
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12月と言っても暖かいですね。年末ですし、昨日は久々に小田急線沿線で探し物なんぞをしていました。公共交通機関のみで移動している私としてはやはり駅ビルは重宝しています。年末らしく様々な試みがありました。こちらは成城学園のコルティです。エスカレーターのところの広場。こちらは踏むと音が出て光ります。少し大きくなると実際音出しをして「ちょうちょ」や「きらきら星」なんぞを演奏していましたが、よちよち歩きの子が楽しそうにパタパタ歩いていて可愛かったです。こちらは経堂のコルティの屋上ガーデンの期間限定のストピです。子供さんもさることながら、親御さんが熱心に様子を見守っているようでした。多分、ピアノ習わせたいんだろうな、どんな具合なのかな?の情景かも?コルティは中庭という意味だそうです。そういえば去年まではとりあえずツリーという装飾でしたが、今年はどうもあちこちで創意工夫をこらしているようです。今年はいまのところ我が国は低め安定という感じですが、来年はどうなるかわからないーこのようなことは皮肉なことにコロナに教えてもらったような気がします。こんなことをしながらうろうろしていましたが、疲れない!やはり音楽っていいなと改めて気づかされました。
2023.12.04
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早いもので今週末は師走!何だかんだ言っても2023年はコロナの規制が取れた年ですね。戦争は一向に終わらず、また新たな火種が出てきたようですが、このまま年が暮れるようです。昨日おとといは冬らしかったのですが、きょうはまた昼間は汗ばむようでした。こうやって四季が曖昧になるのでしょうか?ピアノを学習していてとりあえずの目指すところはショパンのエチュード。これを弾きこなすにはチェルニーという苦行を耐え、そして音楽性を身に着けるためにモシュコフスキーをクリアしなくてはーというのが私の時代のピアノレッスンでした。モシュコフスキーはロマン派の後期、ショパン・リストのあとです。したがって影響は強く受けています。でも、情緒的にはこちらの方が強いのではないか、何かと気忙しいこの時期、様々な出来事なんぞも振り返ってしまいますよね、寒さもそれなりに來る様ですよ。冒頭の曲はモシュコフスキー作曲「8つの性格的小品」より秋に。あと1か月、結局大したことはせずに気持ちだけは急かされているような12月はまたやってきますね。
2023.11.27
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先日クラシックTVを見た。フルートの多久潤一郎さんという方がフルートを演奏していた。「シランクス」短い曲ですが、無伴奏で、どちらかというと、技術的な物より、音楽家としての基礎的な力を試されれるような曲ですね、もちろん多久さんはかーるくクリアしてらっしゃいました。内容はギリシャ神話のパン神が題材で、ある日ニンフに一目ぼれして追っかけ回し、ニンフが嫌がって川の神様に頼み葦に姿を変えてもらうと、その葦を笛にして美しい音楽を奏でたーといういささか不気味な内容でした。このパン神をドビュッシーはお気に召したようで、有名な「牧神の午後への前奏曲」をはじめ数曲書いているようです。何というか、休みの日にウトウト昼寝しているときに見た摩訶不思議な夢の中にいるような音楽ですね。このブログを書いて10数年になりますが、横浜駅近くに「メーテルリンク」というお店があって、ニューヨークスタインウェイのグランドピアノがあって美味しいケーキを戴いたのですが、そのときショパンの幻想即興曲を弾いたらコーヒーがただになるというような感じでしたが、現在は、バイオリンで「熊蜂の飛行」、そしてフルートで「シランクス」を吹くとコーヒーとケーキがただになるそうですので、心得のある方、チャレンジしてみてください。メーテルリンクHP
2023.11.20
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最近は、試行錯誤を繰り返しながらストリートピアノも復活しているようです。しかし、これはびっくりしました、ネットで見つけました。九段下の花屋さん・シーズンハーツさんです。花屋さんとピアノというと、コンサートとかで舞台に飾られるフラワースタンドのイメージですね。しかし、ピアノ・ユーチューバーさんはこのような素敵な空間を見逃しませんね!「風の谷のナウシカ」の地下研究室のイメージでナウシカのオープニング曲をこちらで演奏されていました。動画:ナウシカ・オープニングなんか雰囲気がぴったりですね。花屋さん、店先というと思い出す歌がある。以前は「またかー」というくらい流れていたが、大人の事情があったようでしばらく聞いていませんでしたが、改めて聴くといい曲だなあと思いましたわ。♪花屋の店先に並んだー♪もう選曲ナイスですね!動画:世界に一つだけの花ピアノの音は空間を魔法をかけたように美しくしてくれますが、このようなロケーションとのコラボは本当に夢のようです。場所は九段下駅から数分という信じられないような立地。ここって坪単価いくらぐらいなのか?としょうもないことをかんがえてしまいました。あーあ
2023.11.13
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先日目新しい言葉をネットで見つけた。「ソルフェジオ周波数」音楽家の基礎訓練をソルフェージュというが、もとは音階という意味で、中世のグレゴリオ聖歌に使われていたそうだ。周波数は528HZ(ヘルツ)理科系アレルギーの私は何のことだがまるでわかりません。タイトルから察するとリラックスとかヒーリング系なのかと思いますが、心を整える等リフレッシュに向いているそうです。かつて国民が馬車馬のように働いて、日経平均株価が3万円を超えていた時代、日本人は多分疲れ切っていたのだと思われます。今はもうだいぶ姿を消しましたが、昔はCDショップというものが駅近くにありました。そしてクラシック売り場の近くにヒーリングCDコーナーなんて言うのがありました。そこで1/fゆらぎなんてCDが売っていました。引っ越しの時にだいぶ処分しましたが、森林浴とか波の音とかイルカの声なんて、この類の物だったような気がします。youtubeで検索すると、安眠のためにみたいなタイトルで、1時間とか3時間とかの大作?作品がアップロードされている。ところではるか前に発表されていた作品でソルフェジオ周波数で構成されていた楽曲があった。ビートルズのアルバム「リボルバー」から「tomorrow never knows」動画:tomorrow never knows寝る前に聴いていたら寝落ちしてしまいそうな曲のようですが、そのまま寝て起きたらすっきりするのでしょうか。
2023.11.06
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今はピアノの楽譜を置いてあるところとレッスン室は別になっていますが、引っ越す前は同じでした。そのためどうも生徒さんは楽譜棚をチラ見していたらしい。「先生、おさらい回ってなに?」以前はピアノ発表会名曲集などに、おさらい会名曲集なんて名前がついていたものだ。おさらいでピンとくるのはドブさらい(昭和生まれ)、楽譜のすみからすみまで丁寧にひくことじゃないーと平然と答えていた。しかし、まさについ最近、真実を知った。さらうを漢字で書くと「復習う」 教えられたものを何回も復習することだったのでしたいったい何年やっているんだかさらうーという言葉を目にしたのは、超昔深沢亮子さんというピアニストの方が、小さいころお母様と一緒にピアノおけいこを1日にどのくらいしたかを記述していた本があった。何しろ戦前から始まっていたのであまり実感がわきませんでしたが、今日はハノンとバッハとモーツアルトをそれぞれ数百回さらいましたーとかレベルがちがうおさらいだった記憶があります。予習より復習の方が難しいというのは教える立場にいらっしゃる方は皆様思われることだと思います。はい、つぎこれねーと新しい楽譜を渡した後のお子さんの第一声に意外と多いのが「次はどんなの」と完全にその先に行っているのだ。先日美容院で雑誌をペラペラめくっていたら、年を重ねた有名人の方が、「年取ると、意外に知らず知らずのうちに覚えていたことが多くございますのよホホホ」なんてインタビューが掲載されていましたが、「年取っても知らないことって結構ありますのよホホホ」という事になるのですかしら、な、情けない!
2023.10.30
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もうすぐハロウィンですね。当日は小さな子たちがオレンジ色のカボチャ帽子を被って楽しそうにお菓子の入った袋なんぞを持って歩いているような感じです。オレンジ色の帽子で何となく覚えているのが、昔々のミステリー、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」です。季節は初夏の気持ちのいい夜、ある男がすでに冷め切っている婚姻関係を解消して、若く可憐な恋人と新たな人生をスタートさせようと、話に応じない妻のために芝居のチケットを買い、レストランを予約し懐柔しようとするのだが、冷めてはいるが居心地のいい生活を手放すつもりのない妻は全く応じない。イラついた男はヤケになって街に飛び出し、大変変わったオレンジ色の帽子を被った見知らぬ女を誘い、芝居を観て、食事をし、家に帰ったら、家には刑事さんと妻の遺体が待ち受けていて、男は逮捕される。男は全く濡れ衣だと言い、行った場所や乗ったタクシー、レストランや劇場の関係者などを説明し、刑事さんは聞き込みに行く、みな異口同音にいう事は、その男性は覚えています。でも、お1人でした。説明を聞いた彼の恋人、友人が調査に乗り出す。昔、おすすめミステリーベストテンみたいのに必ず記載されていた名作だったと思います。本当にウン10年ぶりにコロナ禍の頃、再読しました。さすがに犯人は覚えていましたが、細かいディティールはすっかり忘れていました(;´д`)トホホ書かれていた時代はおよそ80年前のニューヨーク、洗練されていた都会です、同時期の「負けられません勝つまでは」のわが国とは雲泥の差ですね。読み返していましたら、結構登場人物は困った方たち!作者は真相究明に勤しむ若い恋人嬢に肩入れしているようですが、事実家庭のある男性と交際しているわけですので、もう死語ですが、昭和だったらドロボー猫と言われましたよ!この作品を名作に押し上げたのは、作者の方の考えか編集者さんのアイディアか?構成の見事さもあると思います。各章のアタマには死刑執行日の◎日前ーと読んでいる方を焦らす手法。しかし、事件発生から半年弱で死刑とは今の時代にはちょっと考えられませんよね。でも何といっても最も有名なのが、冒頭部の名訳ではないか。夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。この小説は新訳版が流布していますが、私の読んだ旧訳分もたしか同じだったと思います。最近昔読んだ本を再読していることが多い。名作は一粒で2回美味しいのかな?
2023.10.23
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もう、早いもので、10月も後半ですね。10月ラストはハロウィン、今年は規制解除で盛り上がるそうですが、やはりお気の毒なのは、道玄坂商店街の皆さま。テレビに会長さんがでていらっしゃいましたが、早くも?憔悴していました。若者たちの傍若無人さは目に余るようです。だいたい海外では子供さんが仮装してお菓子をもらってーというイベントだと思いますが、べろんべろんに酔った輩が暴れて、既に女の子はいかない方がいいという状況のようです。大人の生徒さんと話していて、いっそう渋谷駅の改札を関所みたいにして、お金払わなければ入るな!という有料制にしたらどうかあ?と私が申し上げましたが、速攻で「だめですよ!原宿とか代官山とかから歩いてきますよ」もう元気がありあまっていますよね。「アナ雪」が流行したとき、小さい女の子がエルザ風のワンピース着てずらっと歩いていてかわいかったのですが…動画は「ホーンテッドマンション」の主題歌の日本語版です。このようにあくまで可愛く楽しんでいただきたいものです。
2023.10.16
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ハンカチのメーカーでフェイラーという社があります。たいていお使い物かなんかで花柄をご覧になったことがあるのではないかと思いますが、「メゾンデシャルロッテ」という柄があります。パリに住むシャルロッテという女の子の部屋というコンセプトだそうです。この名前と同じケーキ屋さんが代々木公園の近くにあります。メゾンドシャルロッテどちらかというと、ザ昭和の古いビルの2Fにあるのですが、中は洗練された磨き上げられた空間のようです。この中にアップライトピアノがあります。あまり現役感がありませんので、たぶんお飾りだと思います。ハンカチの方はごちゃごちゃしていますが、こちらのカフェは本当に無駄のないぴしっとしたお店です。このあたり、安倍元総理の邸宅があった富ヶ谷というところ、名前からして裕福そうな地名ですね。おそろしくインスタ映えしそうですが、撮影禁止なので、詳しくはHPをどうぞ。
2023.10.10
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先月中秋の名月がありましたね。やっと秋めいて秋の夜長を楽しめるようになりました。ついついラジオなんぞを流しています。あれ?と思いましたのが、ジャズのプログラムで「月の砂漠」これ、童謡ですよね。♪月の砂漠をはるばると旅のラクダが行きました♪以前テレビで千葉の御宿の特集をしていて、ここは月の砂漠のモデルとなったところで、銅像がありますーと紹介されていました。エー何?中近東の話じゃないんだあ、日本だったらせいぜい鳥取の砂丘、千葉なんだあ。でも、いい雰囲気ですよね。そして演奏しているのが、リーモーガンという天才トランぺッター。何でガイジンさんがと思いますが、この方日本人の奥様がいらしたそうです。どういうきっかけで「月の砂漠」を知ったのかはわかりませんが、なんかのきっかけでメロディを耳にされたのでしょうね。月というのはアーティストに様々なイマジネーションを与えるのだそうです。御宿からアメリカまで砂漠の中をラクダで行進する王子様とお姫様、まるでアラビアンナイトの世界ですね
2023.10.02
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昨年あたりだったろうか、ピティナでNHKの「ピアノのおけいこ」に関するアンケートをしていた。で、アーカイプで番組の紹介をしたそうだ。懐かしい!安川加寿子さんや中村紘子さんや館野泉さんなど、高名な方が講師として出られていた。それぞれ特徴がおありになったが、中村紘子さんの一音一音決して妥協せずに生徒さんに叩き込んでいた厳しさはよく覚えている。ピアノのおけいこというワードで検索していたら、冒頭の動画を見つけました。その昔ヤマハのポップコンというコンテストがあって、あの中島みゆきさんを生みだし、当時は大きな話題でした。当時、男の子でピアノをすると言ったら、おぼっちゃま君だったのだ。しかしこんな先生昭和にいたか?当時の男の子の生徒さんと言えば、眼鏡かけて発表会には蝶ネクタイというイメージが横行していたような気がする。ピアノよりもう少し裕福というイメージがあったのがヴァイオリンだ。ピアノのおけいこは初めて聞いたが、ヴァイオリンのおけいこというフォークソングがあったのだ。懐かしいなあ、ケメのヴァイオリンのおけいこ。動画:ケメ「ヴァイオリンのおけいこ」検索していたら、ケメさんは他界していました。合掌…ちなみに今は全く違いますので、悪しからず。
2023.09.25
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先日クラシックTVで作曲家のモリコーネの特集をしていました。モリコーネと言えば「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」と名作が多い。しかし、今の今までまったく知らなかったのだが、「アンタッチャブル」の映画音楽をてがけていたそうだ。禁酒法時代、歴史上有名な暗黒街の大ボスアルカポネと正義感あふれる財務省のお役人のエリオットネスの仁義なきバトルですね。もう、役者さんが素晴らしい!この映画で一気にスターとなったエリオットネス役のケビンコスナー、サポートしてくれる老刑事のショーンコネリー、必殺仕事人のようなクールな打撃の名人アンディガルシア、ケビンコスナーの忠実な部下役のチャールズマーティンスミ(アメリカングラフティの眼鏡君)、そしてそこまでやるかのアルカポネ役のロバートデニーロ。40年近く前の映画ですが、これ劇場で手に汗握り観ていました。冒頭の動画は有名な駅での銃撃戦、このころはショーンコネリーもチャールズマーティンスミスもいないのですが、ケビンコスナーとアンディガルシア二人でカポネの脱税の証拠を握っている男を獲っ捕まえるシーンです。必ずこういうシーンで出てくるのが恐ろしく間が悪く、空気の読めない人、この場面では乳母車と大荷物を抱えた若い母親ですね、作り物だとわかってていても思わずカリカリしてしまったのを思い出しました。この時乳母車用のオルゴールのような音楽、そして緊迫した短いフレーズ、それに派手な銃声、これだけなのに、このあまりにも有名なシーンを盛り上げている、やはりジーニアスだったのですね、モリコーネ!CGをいっさい使わないであのシーンを作り上げたデ・パルマ監督もすごい!ついつい連休中に本編も堪能いたしました。現在ケビンコスナーもいまひとつだし、ショーンコネリーもすでに世を去りました。ロバートデニーロはまだまだ頑張っておいでのようですよ!!
2023.09.18
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昼間はまだまだ暑いですが、先日の大雨のせいかだいぶ夜になると涼しくなったようです。ブルックナーという作曲家がいます。どちらかというと、骨太で背筋が伸びる感じの堂々とした交響曲の作曲家で有名ですが、ピアノ曲も書いているのですね。冒頭の動画の「秋の夕べの静かな思い」はまさに文字通りの穏やかで切ない感じのピアノ曲で、初めの方はまるで演歌のようですが、中間部はお洒落な小品らしさを醸し出しています。ブルックナーと言えば交響曲8番が有名ですが、この曲はベートーヴェンの第九を意識して書かれたようで、穏やかな第3楽章は睡魔との戦いになります。多分寝てしまったことの方が多いと思いますよ今年の夏はとりあえずコロナは落ち着きの方向を見せ、野外ライブなども復活してコンサートも多く開かれたようです。音楽家の方にとっても待ち望んだ秋ですね。この後にはさむーい冬が来るのをとりあえず置いといて、芸術の秋を楽しみたいです
2023.09.11
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ここのところ地震に関するテレビが多いと思っていましたら、関東大震災から100年目ですって。もうずっと昔から、いつ来ても不思議はない!と言われていたのですが、東日本大震災のように震源地が離れていてもあの大さわぎです、直下型でしたら、いったいどうなるのやら又聞きの又聞きのような話ですが、関東大震災に遭遇した方の話がインパクトがありました。当時上野の広小路あたりに会社があって、グラグラがこれはヤバい!と外に出ると人々の逃げ出す群れ、そのままついていったら上野の山を登っていたそうです。少し前ですが、上野の文化会館に行くとき、ふと横を見るとスカイツリーが視線の先にあったのですね、スカイツリーなんて見上げるものだと思ったのですが、やはり上野の山は高いのだーと改めて思いました。さきほどの話に戻りますが、上野辺りで震災の時流れていく行列はもうひとつありました。行きついたところは当時の被服しょうというところで、全滅だったそうです、先日のテレビで放映されていましたが、人が炎で飛んだそうです。ああいうときは「すみません、この行列どこへ行くのですか?」なんて口にすることはできないそうです、ただ後ろについてひたすら進んでいくだけだそうです。♪運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど、そういうことって確かにあるとあなたを見ていてそう思う♪さだまさしさんの名曲「無縁坂」ですが、そういうことって確かにあるのですよ、上野の山に逃げた人は助かり、被服しょうに逃げた人は残念になった方が多々いらっしゃったそうです。東日本大震災は津波の被害が多かったせいか、高台に逃げた方は無事だったという話はよく聞かれましたが、津波でなくても一大事の時は上を目指せ!!これは肝に銘じておきたいですね。冒頭の動画は伊福部昭さんのシンフォニア・タプカーラの第三楽章です。タプカーラはアイヌ語で立って踊る、まさに大地の息吹を感じさせる曲ですね。この曲の冒頭の和音で作られたのが、あの泣く子も黙る?緊急地震速報だそうです。頼むから穏やかな大地でいてくださいね。
2023.09.04
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今日は我が家の近くの小学校がスタートしました。もう秋ですね。今年の夏休みはほぼ35度以上の猛暑日であったそうで、なんかもう皆さんお疲れ様でしたーという感じですね。お盆のころは夜半までセミの声がお賑やかだったのですが、20日過ぎごろからは、夜草むらからは静かに秋の虫の声が聞こえています。今年の夏はようやくマスクなしOKになり、花火大会も野外コンサートもさかんに開かれるようになりました。うちの方はマスクの方が結構いらっしゃいますが、都心の方へ行きますとノーマスク、いつもの日常が戻り、うれしい限りですね。私の時代は新学期というと9月1日の始業式、いまごろは半べそをかきながら、宿題の山と格闘していました。いつも今年の夏は7月中に宿題を終わらせようと気宇壮大なプランを描くのですが、ただの一度も実現したことがなく、常にラストスパートな日々でした。今と違い地球温暖化の兆しはなく、もの悲しさが伴う夏の終わりの風景を窓越しに眺め、でも心のうちはあれやってこれやってと追いかけられるようなざわざわ感ーなんて日々を久々に思い出しました。冒頭の動画、グリーグの抒情小品周から「夏の夕べ」北欧の作曲家であるグリーグからすれば、儚い夏が通り過ぎ、厳しい冬の到来の前のつかの間のひとときだったのでしょうね。夏の終わりに混むのはマッサージ屋さんだと聞いたことがあります。どうかご自愛のほどを………
2023.08.28
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甲子園盛り上がってますね、後、決勝戦を残すのみとなりました。なんだかんだ言っても日本人は野球好きなのかも?野球で思い出す映画と言えば「フィールドオブドリームス」冒頭の動画ですね。全盛期のころのケビンコスナーが主演です。私この映画見てもあまりピンとこなかった、だっていきなり声がして「球場を作れば彼が来る」とお告げのようなものが聞こえて、とうもろこし畑をつぶして球場を作ってしまうのですもの。普通だったら、わけのわからないご託宣が聞こえた時点で、メンタルクリニックを受診してこいではないでしょうか。しかしこれ男性に凄い人気があったと思う、特に亡き父が出てきた辺りで号泣した人がいたというのは、当時珍しくなかった。甲子園と言えば今回話題になったのが髪型の自由。別にドレッドヘアだのモヒカンでもないんだからグダグダ言いなさんなと言いたいが、髪型は気にする人は気になるようだ。もう覚えている人は少なかろうかと思いますが、港区の名門男子校で学校紛争のようなものがおこり、そのきっかけが長髪禁止だったというアンビリーバブルなことがありました。あのビートルズでさえ長髪野郎だったのですものね。久しぶりに温泉に行った、途中に高校だか中学があって、真っ黒に日焼けした生徒さんたちが練習に励んでいました。駐輪場に自転車がぎっしり、蝉時雨の大音量、花壇に咲き誇るヒマワリ、もう日本の夏の風景ですよね。で、この風景に会うのはサラサラヘアでなく坊主頭なのかな?と若くない世代は思ってしまいます。😥でも時代は違う、男性の化粧が市民権をえているのですものね。とりあえず、いい試合を見せてくださいね
2023.08.21
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先日「クラシックTV]を見た。ハイドン特集でした。ハイドンというと同時代のモーツアルトやベートーヴェンと比べて「地味!」という感じが強いが、堅実にいいパトロンにも恵まれ、多作でした。ピアノを習っている人あるあるなのですが、ソナチネアルバムの後ろの方にソナタが数曲あるのですが、ハイドンのソナタを、これやってきてねーと先生に言われて、やっと私でも知っている有名人だ!と階段を1段上った感がありました。バラエティに富んでいる曲が多いのですが(なにしろ多作)、やはりこれは外せない、テレビでもオンエアしていましたが、交響曲「告別」こちらの終楽章でオケの面々が少しずつ退場していくのですね、最後に残ったのはたしかヴァイオリンと指揮者。冒頭の動画は何とウィーンフィルのニューイヤーコンサート、やあ、まったく記憶がございません。ところで意外なものを思い出しました。映画「サウンドオブミュージック」で、お屋敷でパーティーが開かれるのですが、そこで子供たちがマリア先生の指導の下、お別れの挨拶として「さようならごきげんよう」という曲を披露するのですね、これ素敵だったな、一人ずつ去ってゆくのですね、最後に末っ子がいい味出して退場します。動画:さようならごきげんようこの動画を探したついでに意外なトピックを見つけました。キャストで残っているのは大人ではジュリーアンドリュースのみ、子供たちも二人逝去されたそうです。この映画ストーリーはシンプルなのですが、とにかく名曲ぞろい。何回も楽しませていただきました。天国に行かれた方さようならごきげんよう
2023.08.07
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もう暑い暑い!!!以前もと生徒君が、部活のあとにレッスンに来ていて、部活の後はお茶や水じゃダメ!炭酸じゃなくっちゃ!とキリンレモンをグビグビ飲んでいたのを思い出しました。私も普段滅多に炭酸を口にしない、しかし今年の暑さにフラフラの時この話を思い出しました。自販で買って家でグビグビ、はるか昔の学生時代を思い出しました。スッキリ!!冒頭の動画は、最近PTNAで人気の安倍美穂さんの作曲で「パイナップルソーダ」こちらに載っています、シュワ―感を出すためにある程度のスピードは必要ですね。ものすごく暑い時は炭酸飲みを伝授してくれた生徒君は多分今頃社会人、シュワ―を飲みながら外回りなんぞやっているかも?しかし今年の夏はなんなんだ
2023.07.31
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昨日大河ドラマ見ました、前半のハイライトですね。本能寺の変明智光秀公を演じられた方は多分舞台の方かな?記憶に新しいのはちょうどコロナ禍で自粛ムードのころの「麒麟が來る」の長谷川さん。知的で品が良くさっそうとしていて、イメージ通りというお姿でした。光秀公は多くの方に仕え、朝廷との付き合いも任され、武将としtれも超一流というイメージがありますが、あろうことに上司が織田信長公!この方今でいうとナントカ障害という病名がつくそうですね。我慢に我慢を重ねたイメージがあります。何年か前の大河で小朝師匠が光秀公を演じられたことがあるのですが、迷いに迷って愛宕神社で御神籤を引くのですね、結果は凶が2回出て3回目に大吉、ホッとして「敵は本能寺にあり」と踵を返します。なんか厄介な上役に耐えられなかった中間管理職という感じで切なかったですね。今回の大河は斬新すぎるとの声が多々あるそうです。私も築山殿がマザーテレサのような演説をしたり、昨日は信長公が本能寺で純白の寝巻が血で真っ赤になるまで大立ち回りをしたりーと今まで見なかった展開に戸惑うことがありますが、何といっても数百年前の事、本当はどうなんだ的な思いはありますね。以前テレビで見た芸人さんのパフォーマンス。動画:本能寺の変コレじゃなiいですが、諸説あり!!
2023.07.24
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暑い暑い日が続いていますね。先日上野に行きましたらピアノがありました。ちょうど京成電鉄の改札口。しかし、弾いている人ゼロ、というか観光客がキャリーバッグを引っ張って大移動の真っ最中。そう、緊急事態宣言が解除された後の夏休みですものね。ぶらり不忍池へ。蓮の花が綺麗です。この花を見るとその季節だと思います、お盆ですね。冒頭の動画は名作「異人たちとの夏」色々うまくいかなくてクサクサしていたとき、子供のころに死別した両親が訪ねてくるってー怖い様ですが、まったくそれがなく懐かしくあたたかい気持ちにさせてくれる映画です。浅田次郎さんの短編集「鉄道員」より「うらぼんえ」これ、だいぶ前にNHKでドラマ化されたと思いますが、両親に捨てられ、祖父母に育てられた女の子が成長し、結婚するのですが、子供が恵まれないという理由で離縁されそうになるのですが、お盆で迎え火を焚いたら、祖父が現れて親御さんに頭を下げてこの子をよろしくお願いしますーと頼むのですね。こちらも胸がジーンとするお話でした。私は東京の生まれでしたので、お盆に親戚が集まるなどの行事は一切知らずに来てしまいましたが、ほおずきを供えたり、提灯を飾ったりとか妖しい美しさには大いに心を惹かれます。このような画像を見ると、ついつい見入ってしまいますが、実際暑い中家を掃除して、盆棚を飾り、ごちそうを用意してお客様をお迎えするなんてかなりストレスのたまる行事だと思いますので、若い世代は離れていくのかもしれませんね。先日歩いていましたらお寺の前の掲示板にこんなのが書かれていました。こういうのに使われるのって、高僧とか歴史上の人物だと思うのですが、29歳のスポーツ選手がお題になるとは!これぞ令和のお盆?
2023.07.17
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暑い!!暑いですね、こういう時は少し肩の力を抜いて、アホなことしたい?楽器屋さんに行くとなぜか目につくオタマトーンという楽器、名前のように台所用品のオタマのような楽器です。このようにかわいいのですが、動画などを見るとプロの楽器奏者も苦労しているようだ。冒頭の動画は、新しく出た初音ミクバージョンで、千本桜を演奏している、なんか楽しいです。楽器のおもちゃといえばもう20年前くらいだと思うのですが、手のおもちゃを東急ハンズで衝動買いしたことがある。何と!幻想即興曲を演奏するのだ。画像やそのものをいくら検索しても出てこない。イメージとしては画家の卵さんが手のデッサンに使うようなリアルな手の模型。これがカクカク動いて幻想即興曲の音源に対応しているというシロモノでした。幻想即興曲ですので、すごい激しい動きでしたわ。しかし生徒さんの対応は二つ。1 はじめは目を見開くが2回目は無反応。2 怖がって泣く。2の方は昔の映画「アダムスファミリー」こちらの左上に映っている手だけの家族「ハンド君」確かにブキミですね。で、そのようなことを中学生か高校生の子にしたら、じゃーちょうだいよになって、そのままでした。今は人工知能なんぞで、おもちゃも進化していますよね。でもついつい楽器屋さんに行って目新しいものを見るとチェックしてしまいます。特にこの理性をぶっ飛ばす暑さのころには!
2023.07.10
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もうすぐ七夕さまですね。ちょうど七夕の季節は梅雨明けだそうですが、関東地方はもう少し後です。七夕の歌と言えば♪笹のはさーらさら♪だとおもいましたが、冒頭の動画のようなうたがありました。こちら、初めて知りました。でも、日本風というか寂しげで、なーんとなく♪笹の葉さーらさら♪のような明るく希望に満ちた歌が圧倒的に勝った!というような気がします。去年までの短冊は「コロナ撲滅」というような内容でしたが、今年は本来の形に戻りつつあるような気がします。しかし、北の方の戦争は収まる気配なし、物価高はもう悪い意味で慣れたような気がします。せめてお子様方が他愛のない夢をみることができる世の中であってほしい気がします。我が家の近所のお飾りです。幼児からシニア世代まで、みんな元気で楽しくすごせますように!
2023.07.03
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先日心底びっくりしたニュースがあった。私の住んでいる所は川崎市多摩区の小高い山側のところですが、ほぼ背中合わせの川崎市麻生区が長寿日本一というより平均寿命が日本一だそうです。全く興味がなかったので知ったときは「は?」でした。テレビや週刊誌でも何でだ?という感じでしたが、とにかく歩いている人が多いのだそうです。あのねキーワードは「坂」です。坂を上ったり下りたりしないと駅にもスーパーにもいけない。もちろん自転車という手段はあるが、こぐのは大変で電動は怖いーよって歩きというパターンなのかな?去年のワールドカップで一躍有名になった鷺沼サッカースクールの鷺沼は宮前区ですが、同じような地形で、あの三苫選手や田中選手も御幼少のころはランドセルを担いで学校やらサッカースクールにダッシュで行っていたようです、鍛えられるわな?例えば朝ウォーキングとかするのでも毎日はなかなか難しい、やれ雨が降っただの体調が悪いだの口実を見つけてはさぼってしまう感があるが、坂道を行ったり来たりしなければ仕事にも買い物にも行けやしないときは無理を押してでも出かけますよね。必然性というのはモチベーションの源かもしれませんね。冒頭の動画はアルベニスの組曲「イベリア」3巻よりエル・アルバイシン(坂の多い町)モデルはグラナダというところで、細く急な坂が多い所らしい。タッタッタッと駆け上がって汗をかきながら生活している人が浮かんでくるようですね。私の住んでいる所は駅から緩やかな坂を上っていくのですが、普段はともかく荷物が多い時はため息が出てしまいます。少しは鍛えられたかな?
2023.06.26
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明後日は夏至ですね。早いものです。夏至と言えば日本ではそれほどメジャーではありませんが、儚い夏をいとおしむ北欧の人たちにとっては待ちに待った日のようです。冒頭の曲はアルヴェーンさんという人が作ったスウェーデン狂詩曲。夜が無くなった白夜で一晩中踊り騒ぐのだそうです。ところでこの曲聞き覚えがありませんか?マリンバでメロディーを演奏するとEテレの長寿番組「今日の料理」になりますよね。作曲は冨田勲さんだそうですが、うーん、でもNHKが堂々とテーマ音楽として使っているようですので、やましい所は多分ないでしょう?夏至と言えばこのころの4年に1度の風物詩、チャイコフスキーコンクール実行するそうですよ。ロシアと言えば今大変なのは世界中の人が知ってますよ!日本人もお二方参加するそうです。黒岩航紀さん、マルセル田所さん、マルセルさんはコンテストの常連さんですし、黒岩さんは東京藝大主席卒業の俊英ですし、楽しみですが、だーいーじょうーぶ?とにかくご無事で終わることだけをお祈りしています。ちなみに公式サイトはこちらです。プーチン大統領様、チャイコフスキーに免じて平和な世にもどりませんか?今は素敵な季節ですよ!
2023.06.19
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昨日は雨の日曜日でした。いいお天気ですと、あれやって、これやってーとなるのですが、雨の日はたらーっとしております。この時期でしたら、やはり紫陽花!このくらい小ぶりの方がいいかな?多摩川を越えた我が家は、おかげさまで緑多く空気がきれいです。私の部屋というか、ベランダの前は植え込みがあって、その先は竹藪のようになっていて、雨の日は音を吸収してくれるようで、静かな雨音です。以前お風呂場の窓から首都高が見える部屋に住んでいたのですが、コンクリートって音を跳ね返すのですよ、特に大雨の時はとても穏やかという感じではありませんが、離れてみると懐かしい!そんなことを思い出したのが、冒頭の動画のビルエヴァンスの「Remembering the Rain」です。こちらはどうみても外国ですが、雨の日独特の気だるさを感じてしまいますね。ゲリラ豪雨は勘弁ですが、雨の日の日曜日の昼寝は極上であります。わが最寄り駅で、ツバメが改札口内で巣を作っていました、お母さんはせっせと餌を集め、雛たちは後方でぴいぴい鳴いてます、駅員さんが下の方でさりげに見守って居ます。無事育って飛び立てますように!
2023.06.12
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今は6月、田んぼではカエルたちが楽しそうに鳴いています。冒頭の曲はキャロリンロリン作「ビーニー動物園」より私のカエル。ピアノを始めたばかりのお子さんたちの初めての発表会に使われることが多い。最近びっくりしたニュースでカエルの声が騒音だと地主さんに訴えた方がいらしたそうだ。ただ、文言が「うるさい、やめろ!!」ではなく、地主様何とかしてくださいみたいな口調で、地主さんも困惑しているそうだ。お稽古事だと体験レッスンというのがあるが、家を引っ越す時には体験住居みたいな取り組みがあったらいいのになーと単純に思う、この程度なら耐えられるのか否か。ところで騒音と言えば、認めたくないが楽器ですよね。以前のことだが、家電量販店のピアノコーナーに張り紙がしてあった「15分以上の試弾はご遠慮ください」ってことは20分も30分も電子ピアノコーナーで売物のピアノを弾いている人がいらっしゃるということだ残念ながらストピは撤退の方向性であるそうだ。確かに駅ピアノだと、通り過ぎる人はともかくそばで一日働いている人は苦痛以外の何物でもないと思う。ただ、懐かし気に佇んでいるかたや、楽しそうに聞き入っている方もいらっしゃるし、やはりやみくもに設置するのでなく、設置条件などの可能性や演奏者のマナーなどを明文化する時が来た様ですね。以前はピアノに興味を持つ子が増える絶好の機会ーだと単純に考えていましたが、このままだと毛嫌いする子も出てくるゆゆしい状況ですね。ただ、音楽はやはりいいものだと声を出して申し上げたい。カエルの歌と言えばカノン(輪唱)の最初のアプローチ。これを感動的に弾く動画見つけました。動画:カエルの歌を感動的に弾くカエルの声もピアノの音も自然に受け入れられるよのなかになりますように御願いいたします。
2023.06.05
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