ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 4, 2008
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どの世界にもそれなりに専門用語はあるでしょうけど、音楽/オーケストラ関係の用語 in English には今でも苦労してます。
 自分が普段なんとなく使ってた言葉が、実は和製英語だったりドイツ語やイタリア語だったりして、英語圏で通じないことが多々ありまして。

 今回も、思いつくままに書き留めておくことにしました。

オーケストラ関連

トップ奏者
 日本では、弦の首席奏者のことをトップ(平たく発音)と呼ぶことが多いですが、英語でトップと言うと、たいていオモテ奏者のことを指します(上下に divisi で分かれたときに上のパートを弾くから)。下を弾く人(ウラ)はボトム。
 ピアノ連弾の世界でも同様。「プリモ/セコンド」や「ファースト/セカンド」とも言うものの、僕の知る限り、トップ/ボトムという言い方が多い。
 で、首席は何と言うか。プリンシパルが普通。
 頭(アタマ、カシラ)を弾くという意味で、ヘッドとは言うかも。あと、ファーストチェア(一番前の席)とか。
 ちなみに「 主席

トップサイド
 首席の隣つまり1プルのウラ(に座る人)。ドイツ語ではフォアシュピーラーと呼ぶようですが、英語では何と呼べばいいのか不明。アソシエートプリンシパル associate principal あるいはアシスタントプリンシパルという表現をよく聞くけど、日本語の「トップサイド」との語感とは違うし。
 やっぱりファーストチェア?

オモテ奏者/ウラ奏者
 オモテはアウト(アウトサイド)、ウラはイン(サイド)。

プルト
 元来はドイツ語で譜面台を意味する言葉のようですが、英語でも同様にスタンド(譜面台)と呼びます。デスクという場合も。
 例:「2プル」は、2nd stand か 2nd desk

指揮台
 ポーディウム podium。

タクト
 指揮棒。タクトシュトック Taktstock とかいうドイツ語が語源らしい。英語ではバトン。

舞台上手(かみて)/下手(しもて)
 英語だと逆。第1バイオリンとかが出てくるほう(下手)をライト right(右)と呼び、反対側はレフト。

GP(ゲネプロ)
 本番直前の通し稽古(ゲネラルプローべ)のことは英語ではドレスリハーサル。
 GPと練習予定に書いてしまうと、ゲネラルパウゼ(グランドポーズ)と勘違いして「 全員でお休み 」しちゃったりして。

トラ

 サブ substitute とも言います(代理、補充要員)。
 コンマス代理は acting concertmaster。


楽器関連

コントラバス チェンバロ はハープシコード。

 特に ファゴットォ fagotto には注意。英語風に faggot って発音されると、俗語で女性的な男(オカマちゃん)のことを差別的に呼ぶ表現。英語ではバスーン bassoon。

 あと、 木管 のことをウッドウィンド woodwinds、 金管 のことをブラス brass と言いますが、管楽器群を総称した言い方はよくわかりません。


 とりあえず以上。(たぶん)次回につづく……。





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最終更新日  Jul 5, 2017 12:46:37 AM
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