ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 18, 2013
XML
カテゴリ: 映画、テレビ
「オズは魔法使い」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)


 こちら米国市場でも小津安二郎監督映画はけっこうDVD化されてるけれど、今日はついに氏の「東京物語」を鑑賞。じっくりと観たことなかったし。
 (奇しくも今月はニューヨーク市の某映画館でOzuの特集を組んでる模様。)


<感想>
 すばらしすぎ。これぞ時代を超え国境を越える名作。
 カメラ割り、間のとりかた、登場人物の相関関係の紹介のしかた、各キャラの描きかた、音楽の使いかた、情景をあらわす音の重ねかた、もう小津の手法は完ペキすぎ。
 最後の最後で、香川京子(←かわゆい)と原節子が語り合う場面、さらには原節子が笠智衆の前で涙を見せる場面、深すぎる。ぐっと映画が引き締まってたし。

 わが愛しの母国ニッポンは、こんなスゴい映画を作る国なわけで。ぼく自身ほんとに嬉しいし、誇らしい。←勝手に身内意識





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jun 19, 2013 06:29:55 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: