ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 7, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「いざさらばさらば友よ美しい明日の日のため」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 19世紀の南仏とパリを舞台に幼なじみ二人の生涯を描く。小説家としてがんがん成功していくゾラと、なかなか評価されない画家セザンヌ。
http://www.cetera.co.jp/cezanne/

<感想>

 お題は「腐れ縁」。このままずるずる引きずっていくのか、きっぱり縁を切るほうが互いのためなのか、人間関係の断捨離ってほんとに難しいわけで。
 ひとつの映画のなかで二人の生涯を平等に並行して描こうとするのは無理がある。芸術家の苦悩という点ではセザンヌの生きざまのほうがネタ的には面白いのに、主演はゾラ役のギヨーム・カネということになってて、つまりゾラ寄りの目線でセザンヌを描いた映画ということらしい。
 ところどころ出てくる哲学的で粋な台詞、そのエスプリ臭はいー感じ。美しい南仏の風景にも惚れる。さすが。
 劇中で流れる音楽については、なんだかラフマニノフのピアノ協奏曲をパクったような感じで耳に優しいよーな耳障りなよーな。








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最終更新日  Jan 8, 2018 08:58:47 PM
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