ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 20, 2018
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カテゴリ: 映画、テレビ
「千のガセになって」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 飛行機のなかでボーっとしながら観た映画の感想をば。邦画もいくつかあったので適当に選んだのがこの作品。なにげに期待しながら鑑賞。

 公式サイトは、 http://gaga.ne.jp/uso800/
 骨董品(千利休の茶碗)をホンモノそっくりに作り、鑑定士を騙して大金を得ようとする骨董品商人と売れない陶芸家の話。主演は中井貴一と佐々木蔵之介さんズ。

<感想>
 ふつうに楽しく観られたものの、もうちょっと脚本にひとひねり欲しかった。「星占い」とか「かもめ」とか、(元)妻との関係とか、子どもの才能や恋愛とか、どの小ネタもいい感じなんだけど、唐突で不完全燃焼という印象が残ったもので。
 あと、カメラの角度が中途半端で気になった。役者さんを正面から接写する場面が少なく、誰が誰だかわかりづらい。

 それにしても、バイオリンとかの楽器もそうだけど、骨董品とか芸術作品って、値段がどのように決まるのかは非常に興味深い。ぼくの友人に骨董商人がいるのだけど、彼はモノを見極める独特の感性があって、やっぱりさすがだなーと思う反面、値段の算出法についてはビミョー。
 この映画では、そのへんの「胡散くささ」にも触れられているものの、個人的にはもっと突っ込んで知りたかった。



 「嘘八百」という題名は、何か深い意味があるのかどうか、ちょっとよく理解できず。





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最終更新日  Aug 30, 2018 06:54:23 PM
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