ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 30, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「呑みたくなったらお酒眠たくなったらベッド次から次へと差し出す貴女」
(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

 アカデミー賞候補になっている作品。1970年ごろのメキシコシティのローマ地区が舞台。白人家族に仕える家政師さんが主人公。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ROMA/ローマ
 メキシコシティはもともと好きな街だし、実はこないだもちょっと行ってきてますます気に入ったこともあり、激しく期待しまくって鑑賞に臨む。

<感想>
 いやぁ、やられた。パチパチ。素晴らしかった。
 こうゆう映画は、フランス、いや日本がお得意のはずではなかったか。小津安二郎さんとか是枝裕和さんとか。てか、「血はつながってないけれども家族同然の人々」を描いてる時点で、「万引き家族」とキャラかぶっちゃってるし。そして、ぶっちゃけ、この作品のせいで「万引き家族」のアカデミー賞受賞はありえないというのがぼくの率直な感想。

 前半はだるいのだけれど、どんどん話が展開していって、見事な最終場面で前向きに幕を閉じる。とにかく撮影がお上手。白黒というのも効いてて、イヤミっぽくなってない。

 それにしてもこの家政士さん、お若いのに働き者のおいそが氏で、朝から晩までご主人さまたちのために尽くしまくる。だから、せめてわずかな自由時間ぐらいは恋する殿方とのあれこれにときめいていただきたいのに、結局は馬鹿な男に振り回されて、とってもかわいそう。

 その時代のその土地に生きてない人でも、「あー懐かしい」と感じながら観てしまう不思議な映画。





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最終更新日  Jan 30, 2019 10:08:28 AM
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