ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 13, 2020
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カテゴリ: 映画、テレビ
「失ったとき初めて眩しかったときを知るの」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 花屋を営む大家族のドロドロ物語。監督はマノロ・カーロさんという人。日本語のウィキは https://ja.wikipedia.org/wiki/ハウス・オブ・フラワーズ

 個人的にはメキシコの連ドラを観るのは生まれ初めて。てか、ぼくは日本の連ドラすらももう何十年も観てないし、そもそも連続ものをちまちま観るほどオレは暇ぢゃない、とか自分に言い聞かせてたのだけれど、さすがにここ二ヶ月ぐらい引きこもってて、気付いたらこの作品、全3期を観終えてしまった次第。
 いわゆる「テレノベラ」系の昼メロを一歩前進させたような作品。お色気場面も多いし、犯罪がらみの描写もいっぱいで、良い子のみんなは観ちゃいけない。

 ごちゃごちゃしてて非常にやかましいというのが第一印象。もともと登場人物が多いうえ、脇キャラがどんどん増殖して、ぼーっと観てると誰が誰だかわかんなくなる。白人系かつ美男美女系が多く、優柔不断なおバカさんばかりで、なんだかうざったい。後先のこと考えずに本能のままに行動するのはラテン人らしいと言えばそれまでか。でも、結局は悪循環となり、その代償に苦しむわけで、観ててイライラしてばかりだった。せっかく庶民よりも恵まれた暮らしをしてるんだし、その特権を享受し、精神的に余裕を持ってオトナな振舞いをすればいいだけの話なのに。
 とか、あーだこーだ文句垂れてるうちに、結局最後まで観ちゃってるし。

 ここまで登場キャラをごちゃごちゃさせちゃうと、だんだん収拾つかなくなってきて脚本のアラが目に付くようになるものだけれども、意外や意外、辻褄が合ってないんぢゃね、と思ったとこはそんなになくて感心しちゃったりもして。
 なにげに現代社会の矛盾を突いてるし、実はかなり計算されて書かれているもよう。

 あと、背景に流れる音楽が良かった。





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最終更新日  May 15, 2020 09:36:51 AM
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