ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 27, 2020
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カテゴリ: 映画、テレビ
「事件は会議室で起きてるんじゃない」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 メキシコシティが舞台。恋や仕事や家族のことなどで悩みまくる30代ぐらいの男女約10人に密着した実録もの。ネットフリックスで第一期(全八話)を鑑賞。(第二期、三期と継続されていくのかは不明)

 どうやら日本では「テラスハウス」だかいう番組が話題になってるようだけれど(ぼくは観たことないため比較できず)、いずれにせよ、やはり台本とかヤラセは多少なりともあると思われるわけで、そうゆうとこを割り切って鑑賞するぶんには充分に楽しめる。

 悪役キャラはハンナさん。美女で高学歴で政治家志望。そして常に上から目線なので、当然ながらみんなから嫌われてた。
 愛されキャラは、たぶんロビーさん。酒に溺れるは、妻と息子を捨てるは、もっとしっかりしていただきたい。そんなだらしない男なのに、なぜか憎めない。
 一方、父親から見放されたカルロスさんの壮絶な過去にも驚かされる。
 実業家ペペさんの事業の今後も気になるところ。
 シャニーク姐さんは、いい歳こいて「やっぱりあたし歌手になりたいの」とか言い出す。

 とにかく登場人物がみんなして金持ちで美男美女で、スペイン語と英語両方を自在に操る(早口!)。そして、ここぞというときに事件が起きて話題探しに事欠かない。やっぱり演出家がうまく仕切ってるのかもしれないが、日常の些細な物事にもきちんと喜怒哀楽を大げさに表現できる人物こそが、視聴者的には楽しめる。


 そういえば、ぼくがアメリカに住み始めて間もない頃、MTVでThe Real Worldという番組をやってて、当時かなり真面目に観ていた。アメリカの若者ってば、こんなに互いにガーガー言いたいこと言いまくって怒って泣いて、それでもちゃんと仲直りしたり、いわゆるhug it outして前向きに生きていくのに驚いた記憶がある。ネチネチしてないのがかえって不自然に思えたくらい。
 ネチネチっていうのは、おそらく日本や韓国、欧州の一部だけに見られるむしろ少数派の文化なのかもしれず。





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最終更新日  Jun 7, 2020 10:30:10 AM
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