ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 12, 2020
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「コレジャナイ感」

 今日は半年ぶりに音楽仲間とのお遊び。ルシール(ピアノ)、ぼく(バイオリン)、エレン(チェロ)で三重奏を。しかも、室内楽じゃなく室外楽。秋の微風に吹かれながら、お外で(軒下)で合奏。全員マスク着用。互いにニメートルぐらい離れてコービッド対策。

 どーしてもモーツァルトの短調ものを弾きたいぼくらが選んだのは、氏の幻のピアノ三重奏曲K442。ほんとは未完成の作品だけれども、誰かが強引に補筆し完成させたものらしい。全三楽章。

 結論。ピアノもバイオリンも難しい(けどチェロはそうでもない)。
 氏のほかの短調曲のようにかっこよいもんだとばっかり思ってたら期待外れだった。1楽章の途中から長調に転んでしまい、とっても爽やかな曲として終わる。

 2楽章アンダンディーノ/メヌエットが、なんだか長ったらしくて意外。てゆーか、こうゆうのもメヌエットって言うらしい。あんまし快活に書かれてない。

 モーツァルトがこの曲を完成させなかった理由は存じないけど、書き始めたはよいが、なんだかイマイチだから途中で投げ出してしまったのかもと思わせるビミョー感。
 真のモーツァルトの作品ではないからビミョーに感じるのか、真のモーツァルト作ではないと知りながら演奏したからそう感じただけなのか。





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最終更新日  Sep 15, 2020 08:12:04 AM
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