ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 9, 2021
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「余計なものなどないよね、Say Yes」

 今日は動画に合わせてモーツァルトのバイオリンソナタK376を弾いてみたのでその感想。

 全三楽章。そんなに難曲でもないし、楽しく弾ける。

 モーツァルトにはこの曲に先立ったものはK296からK306までのバイオリンソナタが存在するけれど、このK376はそれらとは明らかに異なっており、一歩前進している感じがする。
 例えば、お約束のピアノとバイオリンのユニゾンもない(音がダブっていない)。楽章数も二つではなく三つに増殖。

 難を言えば、この曲は第1楽章が特に淡泊すぎる気がする。ごちゃごちゃ装飾がつきまくる演出も考えものだけれど、おそらく構成的に弱いためか、盛り上がることなくあっとゆうまに強制終了してしまってるような印象。
 この曲で最も弾き甲斐のあるのは第3楽章。オペラ歌手に歌わせたいような旋律。





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最終更新日  May 10, 2021 05:48:23 AM
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