ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 2, 2021
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「ひとりぼっちで踊らせて」

 今日は Ralph Vaughan Williams(略してRVW)さんの五重奏に初挑戦。メンツは、ユニスとぼくがバイオリン、ナンシーとマイケルがビオラ、エレンがチェロ。
 なお、一説によれば、phantasy というのは fantasy の誤字ではなくて、微妙に意味の異なる類義語らしい。

 弾いてみた感想としては、決して大曲でもなければ難曲でもない。名曲とも思わなかった。
 が、さすがイギリス系というべきか、当初はどうも好きになれないけどやがてじわじわ気になってくる類のビミョー系音楽。
 全体的には第1ビオラが活躍するなという印象。特に1楽章。
 あと、拍を数えるのに手こずる。2楽章にいたってはなんと7拍子(4足す3系)。タイヘンだけども楽しいから赦す。

 3楽章は Alla Sarabanda。サラバンダ(三拍子舞曲)ってことは踊りの音楽らしいのだけれど、なんとも踊りにくいテンポ。大勢でわいわい踊るよりかは、心の中で踊ったつもりになる妄想系舞踏曲。なお、チェロは冷遇されてて、全く出番なし。

 4楽章は Burlesca というお題なので、賑やかにおどけて弾く音楽か。いい感じ。バーレスクというのはキャバレーのような娯楽芸能という意味で捉えていいのであらうか。






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最終更新日  Sep 4, 2021 09:02:41 PM
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