ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 30, 2021
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「あの子、大事な時には必ず転ぶ」

 今日の室内楽ごっこで取り組んだのはドボルザークのクインテット3番。久しぶりに彼の強引音楽にどっぷり浸かる。ぼく(バイオリン1)、ユーニス(バイオリン2)、ナンシー(ビオラ1)、マイク(ビオラ2)、エレン(チェロ)。

 この曲は弦楽五重奏版「アメリカ」であり、ジャズというか「ブルース」っぽい動きが出てくる。
 難曲ちゅうの難曲。四つの楽章、どれもがそれぞれに難曲。

 てか、なぜ難しいかというと、フラットやシャープがいっぱいだから。そして変奏曲が多いというのもあり調がコロコロ変わる。朗々と歌い続けたいときにいきなり転調、それも意外な調に転ぶからいちいち翻弄されてしまう。

 弾きづらいのは記譜上の理由もある。例えば1楽章の以下の部分。表向きはフラット三つなのに実際はシャープばっかし。数小節程度だったらまだしも、延々と何十小節も臨時記号だらけ。






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最終更新日  Oct 2, 2021 09:48:11 PM
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