pingpongpang

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July 29, 2006
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カテゴリ: インテルメッツォ

夏の夜空に花火の迫力と心意気にすっかり堪能いたしました。

たいした予備知識もなく、直前に買った東京1週間という雑誌の2ページが
特集しているだけの地図だけを頼りに、それと浅草が好きな自分自身の
それなりの土地勘を頼りにそぞろ歩くことにしました。
半蔵門線の押上で降り、水戸街道(国道6号線)を経て、言問橋付近へ。
一方通行となっても人が動かず、警官も多く、近くの公園で見ることに。

***
さっき調べたらプログラムもあり、数々の花火はこういうタイトルだったのかと、


第1会場

午後7時10分 祝 新東京タワー決定!
午後7時20分 墨水に柳しぐれ
午後7時30分 花火洋風花壇
午後7時40分 花火コンクール
  1.真っ赤なバラに恋する予感
 2.エンジェル・ハート
 3.”ティアラ”の輝き
 4.隅田川の夕涼み
 5.真夜中のはなさか爺さん
 6.大川端 夜空の金蒔絵

 8.新タワーからメール発信!
 9.星の砂
 10.隅田の夕暮れ
午後8時05分 夏空の妖精
午後8時15分 河畔の納涼美人


****
それから、
言問橋・・・という橋の名前が気になり、これもさっきから見ています。

関東大震災後の「帝都復興計画」のひとつとして昭和3年に完成したそうです。
「伊勢物語」の主人公、在原業平にちなんで付けられ、
「名にしおはば、いざ言問わん都鳥 我が思ふひとはありやなしやと」の歌からとったものと
いわれています。
同じ由来に墨田区の業平橋もあるそうです。
明治4年の創業でこの地に現在もある言問団子の主人が団子を売り出すにあたって、隅田川にちなむ在原業平をもちだして「言問団子」と名づけ、人気の店となったことからこの近辺が俗に「言問ケ岡」と呼ばれるようになり、それにあわせて業平を祀ったことに由来するとか。

*********
もうひとつ・・・
「隅田川の新しい六大橋のうちで、清洲橋が曲線の美しさとすれば、言問橋は直線の美しさなのだ。清洲は女だ、言問は男だ。」
川端康成『浅草紅団』昭和五年

この川端康成の小説のくだりを見つけたときは、少しうれしかったです。
出かける前に、自宅付近の清洲橋を眺めていて、それから言問橋で浅草の花火を見たのですから。
女も男もわかっている・・・・とはいいませんが、なんだかちょっと粋な一日になったようです。





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最終更新日  July 30, 2006 11:49:32 PM
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