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去年もそうでしたが、アート系やリビング系の雑誌で
突然クラシックやピアノの特集号になること、最近増えてきました。
音楽雑誌のあるお店で、最近やたらと目についたのが、
Esquire 3月号という雑誌。「ピアノ300年 音楽の真相」 というすごいタイトルまでありました。
http://www.esquire.co.jp/esquire/2008/03/
もっとも興味をもったページは、「系譜で辿るピアニストの流れ」。
ドイツ系、ロシア系、フランス系という3つの流れの変遷
ベートーヴェン→ツェルニー→リスト にはじまり
ドイツ・オーストリア系とロシア系にわかれている様子
(紹介されているピアニスト:バックハウス、ラフマニノフ、アルゲリッチ、アラウ、ケンプ、ルービンシュタイン、ブレンデル、アシュケナージ、ホロヴィッツ、リヒテル、ギレリス)
ショパンにはじまり、延々とつながらフランス系の系統
(紹介されているピアニスト:コルトー、リパッティ、フランソワ)
とても興味深いものでありました。リストからは7人弟子がいてそこから枝分かれ。
アルゲリッチの系譜のところ、
リスト→ザウアー→アスケナーゼ(ポーランド)→アルゲリッチ とありました。
アルゲリッチはグルダやミケランジェリの影響を強く受けていると知っているので、
系譜上、どうしてもあてはめたかったのかどうかはわかりません。
異論はいろいろあるかもしれないと素人ながら思いました。
フランス系、コルトーの弟子もペルルミューテルとか、書いてあってもいいのになあと
これも素人ながら思いました。
それでも、見開き2ページで、ばっちりとした絵を描くのは楽しいもので、恐れ入りました。
BGM:ショパン 24の前奏曲より抜粋
1838年製のプレイエルピアノで、No.11-No.16
2004年製のプレイエルピアノで、No.13-No.18
ピアノ:イヴ・アンリ
この雑誌の付録です。
同じ6曲であればもっとよかったですが、興味深いものです。
朴訥とした古いピアノは、ピッチの関係で半音階ほど低く聞こえ、
ショパンはこの音をイメージして、曲を書いたのかとおもい、
クリアになった今の音色を知ったら・・・・とやはり思ってしまいます。
プレイエルピアノの音は進化しています。
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