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http://www.rikkyo.ac.jp/events/2009/01/3306/
今日は仕事で西新宿にいたのですが、西池袋にある立教大学へ大急ぎで向かいました。
大学のチャペルで、メンデルスゾーンのオルガン・ソナタを聴くという、ちょっと変わったレクチャーコンサートに伺いました。
立教教会音楽研究所というところの主催、
立教大学異文化コミュニケーション学部准教授のメンデルスゾーンの音楽背景の説明と、立教学院のオルがニストによるコンサートでした。
オルガン・ソナタ第3番 op.65-3、第5番 op.65-5、第1番 op.65-1、
オルガン演奏の前後にすてきな写真やメンデルスゾーンにまつわるお話、とても楽しめました。今年のドイツは10年ぶりの寒波で寒いという近況もありましたが、ライプチヒの写真、映像も紹介ありました。
うれしかったお話は、1937年にナチスによって破壊されたメンデルスゾーンの銅像が去年10月、レプリカで復活し、バッハゆかりの聖トーマス協会の付近にあるとのこと。
ドイツ人から見たメンデルスゾーンは、ヴァイオリン協奏曲や無言歌集のイメージよりもオルガン奏者として教会音楽の作曲家としてのものが大きいということ、印象に残りました。
音楽そのものに少し物足りなさを感じるというよく指摘がある点については、静かにゆっくり終わることで、余韻を愉しむ大人の音楽だと評していて、共感しました。
オルガン・ソナタは、それぞれに創作コラール(ドイツ語の讃美歌)が中にはいっているのですが、その題材となっている賛美歌を、それぞれに紹介し、起立してみんなで合唱しました。(慣れた方が多く、また聴いていて綺麗で、ハイセンス聴衆の方にすこしびっくりしました。)
オルガン・ソナタについての楽曲構成についてもいろいろ説明ありましたが、天才的にさらっと作曲はしているものの、楽章を入れ替えたり、改作したりと、直筆譜には試行錯誤のあとが見られているということを教わりました。
メンデルスゾーンが書いた水彩画(ライプチヒの風景)、オルガンソナタ5番の直筆譜。
絵も楽譜も、ものすごく丁寧なタッチです。 きょう紹介あった資料その他から。
気にいってしまいました。
BGM:メンデルスゾーン 八重奏曲 変ホ長調 op.20/六重奏曲 ニ長調 op.110
ウィーン八重奏団
ヴァルター・バンホーファー(ピアノ)・・・op.110のみ
ピアノトリオは、専門でやられている方が、メントリ・・・とかよくいわれるので、
聴いたことがあるのですが、この曲はCDでしか知りません。
ことしライブで聴くチャンスがあればうれしいです。
八重奏曲 1825年、メンデルスゾーン16歳のときの作品。
メンデルスゾーンのお父さんはおかかえのオーケストラを用意してくれたり、
他の作曲家にくらべれば恵まれ過ぎている時代のものです。
op.20・・・、op.19は無言歌集の第1巻なので、気になってしまいます。
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