pingpongpang

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January 25, 2009
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テーマ: KLAVIESTuCKE(1048)
カテゴリ: インテルメッツォ

1月の土日はこれまでずいぶん出ずっぱりでした。正月明けからここまでピアノを弾いたり聴いたりという年もめずらしいかもしれません。

今日はその気になれば行こうと思っている場所もあったのですが、少しのんびりすることにしました。

家でのんびりするときは、「食う・寝る・弾く・・・」という感じで、あいかわらずの引きこもり状態でした。 

それにしても、休日を休日らしく、つつましくする日もあっていいと感じました。1か月1日はこれといって何もしない日をつくろうとおもっているのです。

ピアノは練習したほうかもしれません。昨日のこともあり、ずいぶん刺激をうけたことに、ちがいはありませんし。発表会まで気がつけばあと2か月になっているし。
小品3曲をどういうテンションや流れにすれば、気分よく聴いていただけるのかということも含めて、考える機会にもなったかもしれません。あと2か月弾きこむ時間がどこまでとれるかということもありますが、ちょっとは楽しみになってきました。

毎年3月に出る教室での発表会は今度で10回目になるので、やはりこの数字を見て感じるものあります。 
習いたてのころよりは多少まともにはなっていると思いますが、そのときになってみないとわからない的なことは、減ってきているようにも思えます。

2000年:ショパン バラード2番 op.38
2001年:シューベルト 3つの小品 D946-2
2002年:ベートーヴェン ピアノソナタ13番 第3・4楽章
2003年:ベートーヴェン ピアノソナタ11番 第3・4楽章
2004年;シューベルト 即興曲 D935-2
2005年:ブラームス 6つの小品 「バラード」op.118-3 「ロマンス」op.118-5
2006年:シューマン 謝肉祭 op.9 「パンタロンとコロンビーヌ」以降の曲
2007年:ショパン 24の前奏曲 op.28-7,8,9,10,11,12
2008年:ベートーヴェン ピアノソナタ27番 op.90 第2楽章
2009年:メンデルスゾーン 無言歌集より「眠れぬままに」「安らぎもなく」「瞑想」・・・予定

たいした練習時間もないなか、1年かけてやったときもあれば、夏休み明けからと決めてかかったときもあります。自分自身の場合、納得して弾こうとおもえば、やはり半年くらいは、どんな曲目であれ、最低かかるとおもっています。
小心者のわたしは、そうでないと、おそろしくてとても舞台になんかたてません。

2月・3月は仕事上、何が起こるかわからないこともありました。
3月1日付で東京を離れた年もあり、1か月新幹線で通い、たかが趣味の発表会であれ、意地をはって弾いたこともありました。
2月に徹夜まがいの仕事がつづき、まったくレッスンどころではない時もありました。
その2つがベートーヴェンのときだったので、いろいろ勧められたとき、いやだと断固拒否したこともあり、ようやく去年そういうことなしで弾きたい曲が弾けてよかったと思ったりもしました。体験レッスンのときにop.90が弾きたいといっていたくらいですので、やっぱりうれしかったです。

準備期間が半年なかった年は1回だけありました。入院休養明けの年でした。松葉杖ついてレッスン通って、12月スタートでした。ぎりぎりまで苦労しました。ブラームスのバラードの譜読み、上記のなかでは難関でありました。発表会ではそれほど弾けなかったので、夏までいろんなところで弾き続けた記憶あります。
それと、ブログはじめだしたころでして、知らない方から、発表会の早朝に応援メッセージもらって感動したこともありました。

いくら譜読みができていても、そのときの精神状態のよくないとき、まったくといって弾けないのはシューベルトでした。この作曲家の曲は、いらいらしているときに弾くとけんかを売っているように聞こえるみたいで、穏やかな気分でいるように日常生活が問題になりました。
ショパンはつくづく向いていないとおもいつつも、ブレハッチがショパンコンクール1次予選で弾いたプレリュードを少しはあやかりたいと思って1年半くらい前に弾く曲を決めたりしたこともあります。バラ2のときも感じましたが、左手のベースラインの重要性を思い知りました。
演奏そのものより、選んだ曲そのものを気にいってくださることをときどき伺い、それがうれしかったことも何度かありました。

今年も自分自身をあらわしているような感じかもしれません。
不眠症きわまりないときもありますし、安らぎもないような日もしばしばですし。
せめてよく眠れるように、安らぎのあるように、瞑想したいとおもっているのは本心です。

多くのかたに励ましていただいて感謝しています。

BGM:
ベルリン・フィルハーモニー交響楽団 ヨーロッパ公演(inモスクワ) BS-2より
  指揮:サイモン・ラトル
 ストラヴィンスキー 三楽章の交響曲
 ブルッフ ヴァイオリン協奏曲(vn:レーピン)
 ベートーヴェン 交響曲7番

ブルッフのヴァイオリン協奏曲いまおわりましたが、こういう曲調がとても好きです。      何回聴いても感動します。






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最終更新日  January 26, 2009 02:13:11 AM
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