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旧新橋停車場の前です。
http://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/shinbashi.html
http://blog.adnet.jp/shiseki/index.php?ID=53
いまの新橋駅から、歩いて数分、
汐留シティセンターのとなりにある、日本鉄道の出発点、0哩標識。
明治5年10月14日に開業した鉄道ターミナルの場所。
汐留シオサイトは、貨物駅の跡地の再開発の場所でもありますが、
歴史的な場所をもとどおりに復元した姿に感動しました。
東京という街は関東大震災や空襲で、もとの形になかなかならないものも
多いのですが、残そうという意思の強さにも心をうたれました。
汐留駅というのが、昭和61年まで貨物の駅として114年間存在していて、
その跡地の再開発で、平成8年に旧新橋停車場として史跡として国の指定を受け、
平成15年(2003年)駅舎も再現されることになったそうです。
東京藝術大学の旧奏楽堂も、たいへんな尽力により、ほぼ元通りに戻されていますが、
そういうものがいくつかあって、素直にうれしいと思っています。


いろんな人の出会いの場である駅。
旅先で見かけたところも含めて、つい物思いにふけってしまったりします。
5月に行った横浜の桜木町の駅と、ここが結ばれたのが出発点なのだと、
あらためて思いだしたりもしています。
●
明治5年12月3日は、明治6年1月1日になったそうです。
旧新橋停車場のできた日付も旧暦と新暦とどちらも書かれていて、
これもまた勉強になりました。
1年365日なかった年もあったのかと、うるう年より激しく動いた年なのだと。
明治5年太政官布告第337号という法律制定で太陰暦から太陽暦になったそうです。
明治5年=1872年
年末が急にお正月になるような年、非常に興味持ちました。
BGM: ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 Op.68
クラウディオ・アバド指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ブラ1は、1876年に発表された曲。
まだ明治5年(1872年)には、ベートーヴェンの第9のあとに出す交響曲として、
ブラームスは悩んでいた時期なのでしょうか。
こんな時代背景を知るのもおもしろいです。
日経新聞の夕刊最終面にクラウディオアバドとベルリンフィルのことを批判的な記事がありましたが、私はこの指揮者がいてこそ、いまのベルリンフィルがあると思っています。
ブラ1、ベルリンフィル、アバド指揮の演奏は、90年代前半、大阪のザ・シンフォニーホールで確か聴いています。現在、ルツェルンのオーケストラで活躍されている今のクラウディオ・アバドは好きな指揮者のひとりです。
時代を行ったり来たり、駅がきっかけで、いろいろ感じたりしています。
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