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http://www.kajimotomusic.com/jp/news/k=1205/

「現在来日中のピアニスト、ラドゥ・ルプーは、11月7日(水)に左手中指に蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症。11月9日(金)夕刻、症状の悪化に伴い演奏が困難であると診断され、翌日の11月10日(土)の川西みつなかホール(兵庫県)でのリサイタル公演をやむを得ず中止するに至りました。現在、治療を続けながら11月13日(火)の東京オペラシティコンサートホールでの公演実現に向け、経過観察中です。ラドゥ・ルプーは、指の支障をなんとか克服して演奏に臨むべく療養に努めており、現時点において11月13日の東京公演については行う予定でおります。今後、状況は随時HP等でご案内いたします。お客様にはご迷惑、ご心配をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
と、上記URLの梶本音楽事務所のページにありました。
11/8は、執念でコンサートに出られたのでしょうか。シューベルトプログラム、いまだに余韻を引き摺っております。
11/13は、シューベルト即興曲D935に加えて、
フランクの前奏曲、コラールとフーガ、ドビュッシー前奏曲集第2巻
これは本当に楽しみにしています。
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このあいだ、写真のようなプログラムを入手しましたが、過去の評論家の記事、ルプーの語った言葉が、とても印象的でした。
「1000人の1人のリリシスト」というのはかつてから有名ですが、他にもいくつか・・・。
ロンドンの評論家「彼はリヒテルの天上のピアニシモと、ギレリスの鳴り響くフォルティシモ、それにチェルカスキーの魔法がかった神秘的な和音を持っている」
ルプーのことば「芸術家とは自分の声を持つべきだ。物語の語り口は人によって様々だが、そこで語られる物語は説得力のある、あたかも次から次へと湧き出てくるような物語でなくてはならない。もしも説得力がなく、人の心をとらえることができないような演奏なら、それは価値はない。最も大切なことは演奏することであって、「楽しむ」はふさわしい表現ではない。私自身の嘘偽りのない真実を捧げることができた、と感じることができて初めて私は満足するかもしれない。」
とても深いです。火曜日、またオペラシティに行けると思っています。
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