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毎年恒例になっている音楽の星座のイベントに参加しました。
第5回目となり、2009年から5年続けてお世話になっています。
直前にmixiの連絡確認とか、リハーサルの時間とか十分確認しておらず、
前日は割と遅い時間まで会社にいたりして、それほど体調万全でもなく、直前にたくさん弾きこみをしてやる気充分というわけでもなく、普通に演奏できればそれでよしという感じで会場に向かいました。
家を出る前にプーランクの即興曲は通して1回弾いて、シューベルトの即興曲は中間部で気にしていたところを1回弾いてという感じで、リハを予約していなかったこともあり、ぶっつけでスタインウェイのホールのピアノで弾きました。
弾く直前に、いつもなじみのステージマネージャさんがいたり、弾く直前の曲が去年自分が演奏したドビュッシーのアナカプリの丘とかだったりで、たいへん和んだ状態だったのは、たいへん気分のいいテンションにさせていただいたのだと思っています。感謝申し上げます。
(他の会でのことですが、自分が弾く直前の曲がヒナステラのなんとかのガウチョのあとのときと、カプースチンの超絶技巧なエチュードのあとがあって、自分のテンションが凍りついたようになった経験があるのですが、その180度反対という感じです。)
プーランクの即興曲7番はバッハのインベンションみたいな始まりなのですが、途中から劇的に変化します。音を味わって弾くこと、出したい音、飾りの音をはっきりわけること、タイの音のところは弾いているとおもって最後まで音をよく聴くこと、ホールのいちばん後ろの席でも音が届くように弾くこととか、さまざまな指摘されていたことはそれなりに楽しんで演奏したような感じでした。
シューベルトの即興曲2番(D935-2、Op.142-2)は、10年近く寝かしていた曲を起こして、もう1回弾いてみようと思って、ここ2-3か月、いろいろ見直しもしました。アウフタクトではじまる曲は、いろいろ音の出し方は研究したほうがいいといわれ、長めに引っ張なるようにしたこと、中間部の内声はホルンが出てきたと思って登場させること、アクセント、スフォルツアンドは明快に、即興曲だからそのときの気分気分で、自分自身を表現させればいいとか、舞台で表現するにはとか、事前にいろいろ言われたことは改めて勉強になりましたが、10年近くの歳月を経て、弾いてみるのも楽しいものだと思って弾いておりました。2004年4月イギリス館というところで、PTNAステップに初めて出た曲は、今はこういう感じになっているということもわかって、面白かったです。
長く続けているから、わかることもあり、そういう場があることには本当に感謝しないといけないと思っています。
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弾き終わってから、ホールの外に出て、写真撮っていました。
夜は大雨で、隅田川の花火大会も途中で中止になるくらいでしたが、夕方は晴れ渡っていました。
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2次会も楽しく歓談して、最後までいたのですが、演奏についても、いろいろコメントしてくださる方も多く、辛口だとおもっている方にも、いいように言っていただいて、本当にうれしく思いました。ありがとうございました。
充分にお話しができなかった方もいますが、ご挨拶できたり、華麗にピアノを弾かれているところを眺めることができて、それだけでもよかったと思っております。
BGM:リスト 3つの演奏会用練習曲S144 第2曲 軽やかさ(pf:クラウディオ・アラウ)
http://www.youtube.com/watch?v=eVRXFVL1m9M
ここで弾こうとおもっていたけど、手におえないのでやめた曲を弾いてくださった方がいて、印象に残りました。昨日の出演者のなかでは、たぶん一番古い知り合いになり、お元気そうでよかったです。
楽天ブログは、まだ続けていて、昨日70万アクセス超えました。
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