PR
Comments
Calendar
New!
韓国の達人!さん
New!
和活喜さん
New!
歩世亜さん
New!
dokidoki1234さんKeyword Search
Free Space
服やブランド品に強い関心があるわけでもないし、
ショッピング
そのものにあまり興味がない。
だから、自分はお金で大きく失敗しないはず。
そう思っていました。
しかし、物欲がなくてもお金は減るんです。
友人との食事、サブスク、疲れたときの マッサージ
。
どれももっともらしい出費だからこそ、
かえって自分に甘くなっていました。
大学を出てから就職するまで、資格試験の受験生をしていた時期のことです。
ある日、親が管理してくれていた
自分名義の口座のキャッシュカードを見つけました。
親戚からもらったお年玉や
アルバイト代などが入っていた口座です。
あるとき飲み代のために、
この口座から軽い気持ちで引き出してしまい、
そこから歯止めが利かなくなりました。
残高が大きく減ったことは、通帳記入をしていた親にすぐ見つかってしまいました。
親は強く責めることはしませんでした。
でも落胆した気配ははっきり伝わってきました。
何も言わず、取り出しにくいよう
通帳とカードを束ねて引き出しの奥にしまう姿が、
かえって胸に刺さりました。
当時の私は、自分がなぜそんなことをしてしまうのか、うまく説明する言葉を持っていませんでした。
後年、自分が発達障害であることが分かり、
使いたいという衝動が抑えられなかった理由が、少し分かったような気がしました。
『発達障害かもだけど、お金のこと ちゃんとしたい人の本』
には、「『貯められない』をラクにする仕組みの作り方」
という項目があります。
貯金に手を付けた経験のある自分にとって、これは「救い」でした。
ここにあるのは、
「引き出してしまった自分が悪い」
という説教ではなく、
「引き出してしまうなら、そうならない仕組みを作ろう」
という発想です。
使わないためには、使えなくすればいい。
シンプルですが、
それだけになかなか正面切って
伝えてくれる機会も少ないものです。
本書は、そんな「実は、こうですよね?」という現実を見つめながら、
責めるのではなく、仕組みで助けようとしてくれる本でした。
具体的な仕組み作りについても紹介されていて、
できない自分に劣等感を覚えることなく、
気楽にお金のことを解決できるきっかけになるはずです。