耳(ミミ)とチャッピの布団

耳(ミミ)とチャッピの布団

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

monmoegy

monmoegy

Favorite Blog

12日、そして今朝… New! marnon1104さん

先ほど帰ってきまし… New! 空夢zoneさん

目から鱗の出来事。 New! danmama313さん

今年お初 New! パパゴリラ!さん

粉もん New! あきてもさん

Comments

danmama313 @ Re:アクセス困難な場所(02/17) New! 北海道民は、わざわざ寒い所には行きたく…
marnon1104 @ Re:アクセス困難な場所(02/17) New! シベリアにあるオイミャコン村においては …
パパゴリラ! @ Re:アクセス困難な場所(02/17) New! シベリアのオイミャコン村を地図上で確認…
あきても @ Re:日本の美意識と職人技(02/16) New! 日本の美の美しさ 近くにありすぎてわから…
空夢zone @ Re:日本の美意識と職人技(02/16) 子供の頃は祖父が買ってくれた金平糖をよ…
Feb 21, 2024
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
きょうは、先ずこちらの動画をご覧ください。

クラゲはプランクトンの一種です。
脳や心臓、血管などは一切ありません。

クラゲは脳がない代わりに、体中に「散在神経」と呼ばれる神経が張り巡らされています。
脳が考えて行動する代わりに、この散在神経によって全ての行動が反射によって起きているのです。
生き物が睡眠をとるのは脳を休めるためですよね。
人間だって長時間起きていると判断力が鈍ったり、考える力が著しく劣ったりします。
なので睡眠は食べることと排泄と並んで生きていく上でもっとも大切なこと。

常識的には定期的に休める必要のある脳が備わっていないクラゲは睡眠を取らないと考えるのが自然ですよね。
しかし、冒頭の動画のようにクラゲも睡眠をとることが実験で判明してるのです。
昼間にクラゲを触ろうとすると、すぐに泳いで逃げようとしますが、夜にクラゲを触ってみると、まるで徹夜でよろめいているかのように無反応になってしまいます。
クラゲの傘の拍動回数は昼間の1/3になり、食べ物などの刺激に反応しにくくなります。
そして、夜間に20分ごとにクラゲをつついて睡眠を妨害したところ、翌日の昼間の活動量は17%減少して、まるでぼんやりしているように水中を漂うようになったのです。
そして夜になると前夜よりも深い眠りに入ったと思われたことから、クラゲも睡眠を取るものと結論付けられたのですね。
魚は眠ります。
ハエも眠ります。
しかし、クラゲは最も古い動物グループの1つに属しており、少なくとも6億年前に他の生き物から枝分かれしました。
彼らにも睡眠をとる習慣があることは「脳を休めるため」の睡眠と考えられてたのが覆ったワケです。
睡眠と云うメカニズムは、実はまだよく解明されてないことが多いのですね。

先ず一定期間の活動の低下、つまり静止状態を示すことです。
第2に静止状態にある間、覚醒する刺激に対して僅かな反応しか示さないこと。
最後に、睡眠を邪魔されて中止せざるを得なくなったときに、もっと寝たい意欲の増加を示さなければなりません。

人間の睡眠は、ほかの大型類人猿たちと同じで睡眠は1日1回のみの単相性です。
これは24時間の間に長時間の睡眠を1回とることを意味します。

ゴリラの睡眠時間は12時間、オランウータンの睡眠時間は8時間程度と、人間とほぼ変りません。
オランウータンは長く深い睡眠の翌日には、認知能力が向上していると研究者は述べてます。
哺乳類でもっともよく寝るのはコアラですね。
毎日20~22時間眠ります。
動物界で最も眠い生き物です。
一部の霊長類では、大半の哺乳類と同じように多相性睡眠です。
24時間サイクルの中で睡眠と活動の時間が交互に繰り返されのですね。
ワンちゃんの睡眠・覚醒サイクルは約83分単位で、24時間における睡眠時間はトータルで10時間半強になることが分かってます。
イルカは、脳の半分だけ深い眠りにつくことができます。
そうすることによって、片目を開けて捕食者に目を光らせながら眠ることが可能になるからです。
つまりイルカは生涯にわたって、1日24時間、警戒を続けていると云うことです。

イルカや他のクジラの仲間、マナティー、アシカの仲間などの睡眠パターンを「半球睡眠」と呼びます。
この睡眠では、ゆっくりとした脳波が出る深い徐波(じょは)睡眠だけで、脳が活発に活動し、呼吸は比較的速く、大半の筋肉が一時的に弛緩している睡眠、いわゆるレム睡眠は生じません。
レム睡眠だと眠っていても眼球が急速に動く特徴がありますね。
ところがオットセイは、泳いでいるときは脳の片側で眠るのですが、陸にあがると人間と同じく脳全体で眠る全球睡眠になるのですね。
海の上を何ヶ月飛び続けるオオグンカンドリは、上昇中や滑空中に半球睡眠をします。
飛行中にオオグンカンドリが眠るのは、水に落ちずに高度をかせげる上昇気流に乗っているときだけ。
この間に彼らは半球睡眠で10秒間という短い睡眠を確保し、1日トータルで40分ほど眠っているのです。

なぜオオグンカンドリは飛びながら寝るかと云うと、羽毛に油分が少なく、防水性がほとんど無いため、海鳥であるにも関わらず水面に浮く事も泳ぐ事も出来ないからです。
万一、海に落ちた場合は大抵溺死します。
トビイロホオヒゲコウモリは最も長く眠る動物のひとつで、24時間中、20時間の睡眠をとります。
ところが、これは必要に迫られてのことではないんですね。
コウモリは蚊をご飯にしますが、蚊は1日に4時間しか活動しません。
つまり、この4時間以外の時間はコウモリにとって起きてる理由がなく、ただエネルギーを節約するために眠るのです。
睡眠は生き物にとって安全でも、最善の時間の使い方でもないように見えます。
もし眠らなければ、その時間を食事や捕食者への警戒に使うことができるからです。

しかし自然界で重要なのは自分の遺伝子を守り、子孫の生存を可能にすることですね。
睡眠が生き物のそうした行動の助けになってるのです。

わたしたちが一晩中起きて赤ちゃんを見守っていれば、赤ん坊の安全性はより高まるでしょう。
しかし、そうすると私達自身は脳や心臓に燃料を供給するためにより多くのエネルギーが必要となり、結果的に自分自身や赤ん坊の生存を危うくしてしまいます。
つまり、生き物にとって睡眠は生き残り戦略なんです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Feb 21, 2024 05:17:55 AM
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: