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空夢zone @ Re:NVIDIAの野望(05/28) コメントありがとうございました。 もの…
moto,jc @ Re:NVIDIAの野望(05/28) こんばんは こういうのを開発する人たち…
Sep 30, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
黒澤明 監督が1990年に公開した映画「夢」は、「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8話からなるオムニバス映画です。

畑仕事帰りの母から冗談交じりに「外へ出ていってはいけない。こんな日には狐の嫁入りがある。見たりすると怖いことになる」と云われますが、怖いもの見たさに林に入っていくと、道の向こうから花嫁行列がやってくる。
それはまさに「狐の行列」で、しかも木陰で見ていた少年の存在が分かってるみたいな態度。
恐くなって少年は家に逃げ帰っていくと、門前に立つ母は短刀を渡し「自決」するよう告げると云うストーリー。


この作品では、広く知られてる2つの「狐の嫁入り」が合わさって物語になってますね。
ひとつは、日が照っているのに雨が降る「日照り雨」。
そしてもうひとつは、提灯の群れを思わせる暗闇での怪火と。
どっちも、人間を化かすと云われる狐のお話し。





これは結婚式場が普及してなかった昭和中期頃までは、ヨメが実家から出発して嫁ぎ先に行くまで、夕刻に提灯行列で行くのですが、この提灯を連ねた婚礼行列が連なる怪火に見えたからと云う説があります。
それが、狐が嫁入りのために灯す提灯と混同されたと云うのですね。
狐の嫁入りで、狐が狐に嫁入りするのではなく、人間の男性に嫁ぐ話もあります。
平安時代の陰陽師"安倍晴明"の出生にまつわるものとして知られる「葛の葉」ですね。
この話は義太夫「芦屋道満大内鑑」や歌舞伎舞踊「保名」などの原点になってます。

安倍晴明の父 安倍保名によって命を救われた信太の森の白狐。
葛の葉という美女に化けて、保名と結婚し童子丸(後の晴明)と云う息子を授かります。
しかし、その正体がバレてしまった葛の葉は、愛する夫と息子と別れ、信田の森へと帰る決心をすると云う悲しい物語です。
新潟県の東蒲原郡阿賀町津川地区では毎年5月3日に狐の嫁入り行列イベントが開催されます。
津川地区のシンボルとして聳え立つ麒麟山は、あまりの険しさに狐も登る事を諦め戻ってしまう程の険しい山です。
その麒麟山、戦国時代には「津川城」が置かれてました。

これは前述のように、この地域の「嫁入り」は夕方から夜にかけて行われたため、提灯を下げて嫁入り先に行列して行きました。
この行列が麒麟山の峠を越えていくときに、堤灯の明りと狐火が平行して見えたりしたことから云い伝えが生まれたと云います。
山口県下松市の花岡福徳稲荷社でも、毎年11月3日の稲穂祭で「狐の嫁入り」が行われています。
こちらは花岡福徳稲荷社で古くから行なわれていた豊作祈願の稲穂祭ですが、江戸時代に寺の住職が、夢枕に現れた白い狐夫婦の依頼で供養をしたところ紛失していた数珠が見つかったと云う伝説と掛け合わせて失せ物捜しや五穀豊穣、商売繁盛の神として白い狐の夫婦が祀られてるとこから発生したお祭りです。
三重県四日市市海山道の海山道稲荷神社でも、毎年節分に「狐の嫁入り道中」の神事が行われてます。

その年の厄年の男女が、神使の総本家での子狐と、海山道稲荷神社の神使の家の娘の狐に扮し狐の嫁入り道中をおこないます。
江戸時代に活躍した異端の絵師"金蔵"、通称「絵金」が描いた屏風絵と狐の嫁入りを結びつけた「赤岡絵金夜桜夜市」イベントを開催してるのが高知県香南市赤岡町。
ここは絵金が住んだ町です。
赤岡町のわらべ歌に「日和に雨が降りゃ狐の嫁入り」ってのがあって絵金と合体させたのですね。




京都、東山の「ねねの道」でも桜のシーズンに狐の嫁入りが行われてましたが、惜しくも今年で終了となりました。
ボランティアの負担が大きすぎる理由らしい。
「ねねの道」と云うのは豊臣秀吉の正室であった"ねね"が晩年を過ごしたのが道沿いの「圓徳院」だったのでこう呼ばれるようになったのです。
狐の嫁入りパレードは、ねねの道を高台寺まで続きます。
このイベントは京都と云うこともあって、外国人観光客もスゴイ人数が観覧してたのですが残念です。


同じ京都では狐の嫁入りではないけれど、全国各地に約3万社ある稲荷神社の総本宮「伏見稲荷大社」が有名ですよね。
私も訪れたことありますが、道が険しくて稲荷山の頂上まではとても行けませんでした。
この伏見稲荷で毎年、夏に開催される本宮祭と宵宮祭がとても幻想的なんです。
宵宮祭で、稲荷山をはじめ境内の全域にある石灯篭、数千におよぶ献納提灯に灯を点ずる万灯神事が行われるのですね。
この日は伏見稲荷全体が朱色に染められるのです。
朱色の鳥居=「お稲荷さん」ですが、これは元来、稲荷の鳥居は社殿と同じく「稲荷塗」と云われ朱をもって彩色するのが慣習となっているのですね。
ただし普段でも尋常ないくらい観光客の多い伏見稲荷です。
本宮祭と宵宮祭の日はもみくちゃになる覚悟が必要かと。











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Last updated  Sep 30, 2024 04:47:35 AM
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