昨日観て来ました。
約1年ぶりのマラーホフ![]()
マラーホフ中毒の禁断症状(!)が出ていたので、本当に嬉しかったです。
かなり前の方の席だったので、マラーホフのメイク、表情や目の輝き、息遣い、シューズと
床の擦れる音まで感じられて感動しました。
しかしまた、前の人の頭で舞台のど真ん中が見にくいという悲しい事態に.゜.(ノД`).゜.。
前の方の席にも、もっと傾斜をつけてほしいものだわ!
一番楽しみだったのは、ロビンズ版の「牧神の午後」。
レッスン場を模した白い背景に映える、マラーホフとポリーナちゃんの姿が神々しいくらいに
美しく感じられました。
この「牧神の午後」を初演したのは、山岸凉子著『 黒鳥(ブラック・スワン)
』に登場する
タニィなんですって
何となくタニィの姿も想像してしまいました。
それにしても、憂いを含んだマラーホフの表情って、何故にあんなに私を惹き付けるのカシラ
他に初めて見た作品は、バレエ・インペリアル、ハムレット(エイフマン振付)、
シンデレラ(ザハーロフ振付)、ラ・ヴィータ・ヌォーヴァ(ザコヴィッチ振付)。
しかもラ・ヴィータ・ヌォーヴァは世界初演なんですってよ
マラーホフの新たな一面をまた見られたような気がしました。
膝の具合もよろしいようだし、本当に良かった
カーテンコールではグランジュテで出て来てくれたり、ズザーッ!と滑り込んでポリーナを
迎えたり、サービス精神旺盛なマラーホフ。
相変わらず足音はしないし、やわらかくも激しく美しいし、本当に素敵な人です。
今回出演していたマリーヤ・アレクサンドロワさんもとても素敵でした。
はっきりした顔立ちに、凛とした表情。
セルゲイ・フィーリンとは私生活でもパートナーのようで、カーテンコールには幼い
息子くんが登場して会場も沸きました
最初「フィーリンはルシア・ラカッラの旦那では!? どういうこと!?」と超勘違いして
いましたが、それはシリル・ピエールの間違いでしたア,ソレ カンチガイ♪
終演後、幸せな気持ちで電車に乗り、地元の駅まで迎えに来てくれた相方氏の車に向かって
早足で歩いていたら、後ろからやはり早足の足音が近付いてくる!
やだどうしよう、変質者!?と思ったら、相方氏でした(笑)。
終演が22時だったので、帰ってくる時間が遅いから…と改札付近まで迎えに来ててくれたのに、
全く気付かずにすごい勢いで歩き去った私に驚いて追いかけて来たそうです
びっくりしたワ。