ヨカッタ探し

ヨカッタ探し

January 14, 2008
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テーマ: 本日の1冊(3748)
カテゴリ: 読書ろぐ
先日観た、ウィル・スミス主演の映画の原作本です。
映画化に合わせて、タイトルを改め、新訳で出版されました。



リチャード・マシスン 『アイ・アム・レジェンド』 (ハヤカワ文庫、2007)
<内容情報>
夜が来る。ネヴィルは一人、キッチンで夕食の用意をする。冷凍肉をグリルに入れ、豆を煮る。料理を皿に盛っているとき、いつものように奴らの声が聞こえてきた。「出てこい、ネヴィル!」…突如蔓延した疫病で人類が絶滅し、地球はその様相を一変した。ただ一人生き残ったネヴィルは、自宅に篭城し、絶望的な戦いの日々を送っていた。そんなある日…戦慄の世界を描く名作ホラー、最新訳で登場。(「BOOK」データベースより)

映画は…なんか孤独と闘う主人公のよさが、ゾンビ?によって
帳消しにされてしまった感じで、悔しい&怖い出来栄えだったんですが。
3度も映画化されてるし、原作者マシスンの名前はわたしでも

と、相方と話していたら、相方が原作本を買ったので読んでみました。

原作は最初の方こそ、ちょっと時系列がわかりにくくて、
主人公ネヴィルの感情を追えないところがあったんですが、
全体をつらぬくストーリーがはっきりしていて、無駄にホラーでもなく、
何よりラストは納得でした!
この原作の展開、終わり方こそアイ・アム・レジェンドという
タイトルが意味をもつんだなぁ。
映画のラストだと”I am a Hero”って感じ。
原作を読んでしみじみ、映画のとってつけたようなラストが
いかに作品全体の価値を落としたのか、実感しました。

ネヴィルの孤独な生活の描写はよくできてたんですけどね…。





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最終更新日  January 16, 2008 03:05:49 AM
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Re:映画原作本『アイ・アム・レジェンド』(01/14)  
nanaco☆  さん
いつもオススメ本の紹介ありがとうございます!
やっぱり原作のほうが面白かったようですね♪
そうか…これを読むとアイ・アム・レジェンドの意味が分かるんですね。
是非この本も読んでみようと思います(*^o^*) (January 16, 2008 08:23:48 PM)

nanaco☆さんへ  
anna2号  さん
こちらこそ、いつもコメありがとーございます。

>やっぱり原作のほうが面白かったようですね♪
>そうか…これを読むとアイ・アム・レジェンドの意味が分かるんですね。

そうなんです。わたしと相方は原作の方が気に入りました!
だってホントに映画のゾンビは怖いんですよ。ビビりすとなので。
それだけじゃなくて、単にネヴィルを英雄にするような映画のストーリーよりも、原作の方が登場人物に味わいがありました。古い作品なのにそんな感じがしなかったですよー。 (January 18, 2008 01:49:11 AM)

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