PR
カレンダー
コメント新着
土曜日、長女のお料理教室がありました。
場所は京急川崎駅。自宅からひと駅です。
4歳のころから通い始めて、今年から子どもだけのクラスへ通うことになりました。
場所もほとんどわかっています。
そろそろ一人で帰ってきてもらいたいなぁ。と親心。
行きは夫がバイクで送り、帰りは私が電車で迎えに行く予定でしたが、
諸事情と私の思惑で、迎えに行かないことにしました。
料理教室が終わって電話がかってきました。
長女「今どこ?」
私「今日はお仕事が急に入ったからお迎えに行かれないの。携帯から説明するからそのとおりに行動してくれれば帰れるから!」
長女「えー!なんで来れないの?帰れないもん」
と文句の嵐。でも、私がまだ自宅に居るということを伝えると、観念したのか?
彼女の気持ちにスイッチが入ったのがわかりました。
長女「ちょっとまって。え?どこを曲がればいいの?」と彼女のチャレンジが始まりました。
しめしめ。
私「”サクラヤ”まで真っすく歩いて、とりあえず、京急ストアを見つけて。」
長女「わかった」「見つかったよ!」
と言った瞬間電話は切れ。。。
あれ、またかけて来るのかな?と思いきや。。。。
あ!!!そうだ、今朝、充電途中までだったから、たぶん電池切れ!!!
不測の事態です。
きっと、べそかいてオロオロしてるんだろうなー。
数回こちらから連絡を取るも、「電源が入っていないか電波の届かないところに~」
と聞きなれたアナウンス。
駅についてから自宅へ帰るところまでちゃんと説明していませんでした。
だんだん時間ばかりが過ぎて、今度はこちらが心配になってきました。
今から迎えに行ったほうがいいか?
それとも、連絡を待つか?
あと、5分、あと5分。待ってみよう。
駅まではついているから、きっと誰かに助けを求めて、私の携帯電話番号も知っているから。。。とあれこれ考え焦る私。
と本格的に焦りはじめたころ、
「ただいまー!!!」と元気な声で帰ってきました!!!
おおおおお!!!!
やったね!!!
思わず、抱きしめていました!
そして、
私「おお!!すごい!教えて!教えて!
まず、携帯が切れて、何をした?どうやって帰ってきた?」
長女「とりあえず、駅の人に聞いた。改札で何番線か聞いて、そのあと、ホームに上がって乗る電車を確かめたよ。京急蒲田駅の出口も何となく覚えていてわかったよ。そのあとは走って帰ってきた!!!」
その表情はとても自信に充ち溢れ眩しいくらいでした。![]()
私「あー。よかった。こっちが心配したよー!電車乗って降りるところまでちゃんと説明していなかったからね。」
長女「大丈夫だったよ」![]()
私「よかったね!じゃあ、パパやじーじ、ばーばに教えてあげようね。もう次は大丈夫だね。」
長女「そうだね!」
今朝、朝食のパンが兄弟に奪われ、メソメソしくしく泣いていた姿は影も形もないくらい自信満々でした!![]()
電話が途切れてからものの10分で帰ってきました。
待っている私は30分くらい過ぎているかと思うくらい長く感じました
またひとつ自立の階段を昇りました