空港から専用バスが出ている。
「皆さん、今日は阪急トラピックスと一緒。
だからバスの中は全員日本人。
貴重品以外の荷物置いておけます」
何分乗っただろう、結構すぐに着いた。
鳴子の後をもくもくとついていく。
ワイロさんはタッタカとチケットブースに行き、戻ってくると「あ、ターバン忘れた。そこで借ります」
ターバンって貸し借りするものなんだ。
なにか一言三言言うと売り物の白いターバンをさっと自分で巻いた。
「あ、本、本も借ります」
↑ 売り物。
「中ではガイドできませんから、ここで説明します」
「皆さん、アブシンベル神殿はアスワンハイダムの建設時に沈む予定だった。
それをユネスコが守りました」
結構ヒトゴトっぽく話す。
「どうやって移すか。
何年も協議されて、スウェーデンチームの案が採用されました」
「4000万US$の費用、4年間かかってここに移した」
4000万US$っていくら?
「神殿の中に光が差し込むのは10/22と2/22年に2回。
ラムセス2世の誕生日と即位した日と言われてます」
「移す時にスウェーデンチームと多くの学者が何年も計算して、やっと移したのに、やっぱり狂った」
楽しそうに言うな~。
「それに、内緒ですが、光が入るのは2回なのに4回になっちゃった」くっくく。
何度もガイドしてても、まだ堪え切れないほど可笑しいんだ。
「10/22と2/22に神殿で光が入るのを見るツアーがあります。
私はもう絶対にやらない」
「日の出は6:00くらい。すぐそこのホテルに泊まって4:00過ぎに来た。
中はもういっぱいで入れなかったから、お客さんはカンカンに怒った」
神殿の中は200人だったか、入場制限がある。
「次のツアーの時、2:30に行った。すると今度はお客さんのトイレが大変」
一度出たら権利はなくなるのだそうだ。
少し前までここには宿泊施設がなくて、テントで寝泊まりしたらしい。
そんなの無理。
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