2005.09.04
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雨のヴェネチアを後にミラノまで列車で移動。リナーテ空港からパリのオルリー空港までは、イギリスの格安航空会社で知られるEasy Jetを利用しました。ネットで予約していったのでちょっと不安だったけど、何のトラブルもなく搭乗。飛行途中、スイスアルプスを越える時にはいくつもの氷河やマ万年雪が見えました。氷河を初めて見た時に驚いたことは、想像していた真っ白ではなく、綺麗なミルキーブルーをしていたこと。海が青く見えるのと同じ理屈と聞いて納得。
パリに到着してびっくり。鉄道料金も食料品も何もかもが去年より値上がりしている！それも２０％位！何を見ても高い！高すぎる！イタリアから来たから余計に物価高を感じる。ディスプレーを勉強しに留学中の友達も同じことを言っていました。お財布の中身の貧しい「かるがも一家」と、同じく貧乏留学生の友達は、レストランに入る予定も止めて、スーパーでお惣菜とフランスパンを買ってセーヌ川のほとりでピクニックしました。さすがフランスパンは美味しい！パンと水だけでもいいって気になっちゃう。（ワインが欲しいなんて贅沢は言いません。かるがも一家はアルコールに弱いの。）
子供に美術館は面白くないだろうと思い、ルーブル美術館を外から見るだけの予定だったのですが、宮殿のようなルーブルを見るなり、こたれが『うわ～、すご～い！きっれぇ～～！モナリザもあるんでしょ。明日見に行こうよ。』モナリザがあるなんて誰から聞いたんだろう…。エッフェル塔に登る予定を変更し、翌朝パパとこたれはルーブル美術館に出かけて行きました。（ママはキャラメルティー入荷の商談）全部見るには１週間はかかる広～い美術館。今回はエジプトものとモナリザだけを大急ぎで見て来たとか。フランスの美術館は全部１８歳以下は無料なのだそうです。このようにして、子供の芸術に関する知識と審美眼を養うのですね。
親子３人はシャルル・ドゴール空港で待ち合わせ。（２人が無事に到着するか、ドキドキしながら待っていたママ、気苦労で白髪１０本は増えたわ、きっと。）何とか無事に飛行機に乗り込み、ドバイ経由コロンボへ。前半のドタバタとは比べ物にならないくらいスムーズに、ヨーロッパを後に帰国の途に着くのでした。
（続く）
宮殿のようなルーブル美術館。ピラミッドの下はこんなになっています。夜景に光っているのはエッフェル塔。
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ジャスミン126
毎日、幸せな気分をいっぱい運んで来てくれる『こたれ（７歳♂）』とママのおちゃらけ親子の日常の記録です。<br>
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