2014.03.12
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かれこれ１５年程前に横浜の中華街でゲットした
山田工業所の３０cm北京鍋。
これをずっと愛用してきたが、なんか自分でもしっくりしない
程に料理が上手く作れない。。。
要は中華鍋は育てるもんだと言われるがうまい事生育してないのだ。
中華料理は火力を強くという事でちゃんと鋳物製の９６００kcalくらいは
出るものを使っている。
洗剤つけて擦るなという事でもちろんあまり油をゴシゴシと
取らないようにも気を遣ってきた。
火力を強くすると油が黒く焦げてしまう。
とにかくなんかダメダメなんだ。
youtubeとかで見たけど、全然違うのだ。
どうしたらいいものか悩んだ挙句に中華鍋をもう一度再生させようと
決心した！
どうやら初期の空焼きがうまくいってなかったようだ。
そのうまくいってない状態の上にいくら層を重ねてもだめという事で、
一度禁断の掟破りを行う事に。
そう、今まで育ててきた層を完全に削ってしまってもう一度
空焼きからやり直そうと思い立ったのだ。
今までは中華鍋に使った事もない金タワシでゴシゴシと擦る。
ボコボコしはじめている。擦っても擦っても赤錆が出てくる。
とりあえず、しばらくして疲れたので、空焼きしてみた。
そうするとなんだかあぶり出しの如く赤錆のようなものが現れてきた。。。。
急遽ネットでいろいろと調べるとこれは今までのカスとか油とか
いろんなものが混ざりあったものとかなんとか書いてあった。
また再び金タワシでこすり始める。擦っても擦ってなんだか赤茶けた色のものが。
仕方ないからネットで書いてあるように紙ヤスリでと思ったがない。
しようがない。さらに禁断のアイテム、グラインダーで一気にやってしまう事に。
火花は飛び散りまくりだし、難聴になってまうかってくらいにうるさい。
最初は裏だけのつもりだったけど、人類のための人柱になるつもりで
表もやってみる事に。（ネットで検索すると既にやっている人いた。）
無残に削られた中華鍋くんを再び金タワシで擦りならしていく。
次第に赤茶けた色の水がでてこなくなってきた。
って事でまた再び空焼き。
少しチタンのように青光りするくらいに焼いて焼いて焼きまくる。
今まで柄の部分には麻紐を巻きつけてあったけど、
なんか途中焼けたりした部分も出てきたのでそれもきれいさっぱり外してしまう。
とりあえず、油を引いてやってみた。
おおお！なんか復活したかも！
今回いろいろとネット調べてわかったが、油で皮膜をという考え方よりも
この黒錆による皮膜をつける方が大事な気がした。
そういう感じで今までは洗剤をつけて洗うとかもってのほかという
思想があり、自分もそれを信奉してきたわけだけど、なんか考えが変わった。
もっと雑に気楽に扱えそうだなと。
油をベトベトにするよりもこの焼きの入れの方が大切かなと。
もっと早く知っておけば良かった。
まぁ、知っていたつもりだったし、なんども火力をあげたけど、
最初が悪けりゃどうしようもないんだね。勉強になった。
僕のようになんかうまくいかないんだよなぁ～とお悩みの
方はぜひ一度今まで育ててきた皮膜を捨てて空焼きをし直してみて下さい。
追記：関係ない話かもしれないけど、最初に空焼きした時に
浮き出てきた赤錆、あれはもしかしたら鉄瓶の湯垢と関係
あるかも？よくわからんけど、とりあえず、自分の今の鍋の状態を
把握するためにも油をきちんと落としてから空焼きすると
こういうものが見えてくるかもしれない。
しかし、昔はやたらチタンに憧れがあったけど、
今はうーん、なんかあまり無くなった。不思議と。
スタイルや価値観が変わったんだろうなぁ。
山田工業所の３０cm北京鍋。
これをずっと愛用してきたが、なんか自分でもしっくりしない
程に料理が上手く作れない。。。
要は中華鍋は育てるもんだと言われるがうまい事生育してないのだ。
中華料理は火力を強くという事でちゃんと鋳物製の９６００kcalくらいは
出るものを使っている。
洗剤つけて擦るなという事でもちろんあまり油をゴシゴシと
取らないようにも気を遣ってきた。
火力を強くすると油が黒く焦げてしまう。
とにかくなんかダメダメなんだ。
youtubeとかで見たけど、全然違うのだ。
どうしたらいいものか悩んだ挙句に中華鍋をもう一度再生させようと
決心した！
どうやら初期の空焼きがうまくいってなかったようだ。
そのうまくいってない状態の上にいくら層を重ねてもだめという事で、
一度禁断の掟破りを行う事に。
そう、今まで育ててきた層を完全に削ってしまってもう一度
空焼きからやり直そうと思い立ったのだ。
今までは中華鍋に使った事もない金タワシでゴシゴシと擦る。
ボコボコしはじめている。擦っても擦っても赤錆が出てくる。
とりあえず、しばらくして疲れたので、空焼きしてみた。
そうするとなんだかあぶり出しの如く赤錆のようなものが現れてきた。。。。
急遽ネットでいろいろと調べるとこれは今までのカスとか油とか
いろんなものが混ざりあったものとかなんとか書いてあった。
また再び金タワシでこすり始める。擦っても擦ってなんだか赤茶けた色のものが。
仕方ないからネットで書いてあるように紙ヤスリでと思ったがない。
しようがない。さらに禁断のアイテム、グラインダーで一気にやってしまう事に。
火花は飛び散りまくりだし、難聴になってまうかってくらいにうるさい。
最初は裏だけのつもりだったけど、人類のための人柱になるつもりで
表もやってみる事に。（ネットで検索すると既にやっている人いた。）
無残に削られた中華鍋くんを再び金タワシで擦りならしていく。
次第に赤茶けた色の水がでてこなくなってきた。
って事でまた再び空焼き。
少しチタンのように青光りするくらいに焼いて焼いて焼きまくる。
今まで柄の部分には麻紐を巻きつけてあったけど、
なんか途中焼けたりした部分も出てきたのでそれもきれいさっぱり外してしまう。
とりあえず、油を引いてやってみた。
おおお！なんか復活したかも！
今回いろいろとネット調べてわかったが、油で皮膜をという考え方よりも
この黒錆による皮膜をつける方が大事な気がした。
そういう感じで今までは洗剤をつけて洗うとかもってのほかという
思想があり、自分もそれを信奉してきたわけだけど、なんか考えが変わった。
もっと雑に気楽に扱えそうだなと。
油をベトベトにするよりもこの焼きの入れの方が大切かなと。
もっと早く知っておけば良かった。
まぁ、知っていたつもりだったし、なんども火力をあげたけど、
最初が悪けりゃどうしようもないんだね。勉強になった。
僕のようになんかうまくいかないんだよなぁ～とお悩みの
方はぜひ一度今まで育ててきた皮膜を捨てて空焼きをし直してみて下さい。
追記：関係ない話かもしれないけど、最初に空焼きした時に
浮き出てきた赤錆、あれはもしかしたら鉄瓶の湯垢と関係
あるかも？よくわからんけど、とりあえず、自分の今の鍋の状態を
把握するためにも油をきちんと落としてから空焼きすると
こういうものが見えてくるかもしれない。
しかし、昔はやたらチタンに憧れがあったけど、
今はうーん、なんかあまり無くなった。不思議と。
スタイルや価値観が変わったんだろうなぁ。
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