描いてるんだけど、描いてない作品に
興味をもってくださった皆さんへ

これなんですが(笑)
元の画像はこちら

2009東京コンベンション出展の20周年記念図録作品です。
この画像をプリントアウトして
コピー機でさらにカラーコピーします。
☆インクジェットプリンターは×です。
必ずコピー機で!
カラーコピーした用紙に
リキットスカルピーを塗ります。

トロトロの木工ボンドのような液体です。
この液体の正体は、リキッドタイプの樹脂粘土なんです。
カラーコピーの表面に太平筆でタップリ塗ります。
ムラになっても自然となだらかになる性質です。
しっかり1ミリは塗ります。厚みが足らないとあとで困ることに…
私の場合、塗ったら一晩は放置しておきます。
ですが、次の作業にすぐ入っても大丈夫です。
いよいよ焼成です。
オーブンで焼成します。
130度、15分~30分
私はせっかちで15分でやめちゃいますが。
130度くらいじゃ、紙は焦げません。
大丈夫大丈夫。
ちょっとニオイますので、使用後はメンテしましょう。
焼成後の用紙は、すぐ水につけます。
私はここで、また放置します。
シンクに水をはり、2~3時間?30分くらいのときも。
紙がくたくたになればOKです。
シンクの水を抜き、用紙を裏返します。
(水を抜いたシンクで作業するのがポイントです。)
キッチンブラシ、タワシなどで
くるくると円を描くように優しくこすります。
紙は溶けながら撚れて、やがて樹脂粘土シートだけになります。
☆根気よく丁寧にこすらないと、樹脂の厚みが約束の1ミリ以下だった場合、
破けます!
シートができあがったら、乾燥させて、
貼り付けるだけ。
☆シートは、下地が透けて見えるので、
それを踏まえた下地を準備しておくのがGOODです。
意外と面倒かも、、、と思われるかもしれませんが
放置時間も含めて、1日あれば形になります。
貝一粒描くのに数時間要するのを思うと、
私にはずるくてステキな方法です。
自分の作品のコピーを背景に使って、
ちょい足しペイントってのもいいですね。
ただし、誰かの作品を使うときは、お許しを得てからにしてくださいね!
OKが出たら、夢のコラボレーションです!
リキッドスカルピーは、アシーナさんで取り扱っています。
☆そうそう、シンクのお掃除も必要になりますよ~
排水口のバスケットにストッキングネットを使っていても
詰まりますので覚悟してね~(爆)